中森明夫のレビュー一覧

  • AKB48白熱論争

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    AKB48に「マジ」で嵌った4氏が叫ぶ、推し愛と社会学的分析の結晶。

    AKB48、ならびに48Projectがこれだけのムーブメントを巻き起こし、他のアイドルとは一線を画している特徴というのは、劇場というホームグラウンドを抱えている点が大きい。
    おニャン子クラブであったり、モーニング娘。であったり、過去の大所帯アイドルグループには、このようなホームグラウンドを抱えた例はなく、故にマスメディアとの結びつきがブレイクのうえで必要不可欠であったが、AKB48は劇場という下地を抱えている分だけ地盤がしっかりとしており、マスメディアへの露出は、より間口を拡大するためのあくまでも副次的な要素に過ぎないの

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    2013年04月20日
  • AKB48白熱論争

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    AKB48というもねに関してのザックリ議論です。あまり深くは言及してないけど、軽い感じで全体が書かれているし、政治や宗教と関連させた話もあるので、AKBをテレビ程度でしか知らない人でも楽しんで読める内容です。

    個人的にはもっと深く、核をついた話を期待してました。
    また対談の機会があれば、ぜひという感じです(笑)

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    2013年02月14日
  • AKB48白熱論争

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    先輩の薦めで読んだ。
    読み始めは、4人(小林 よしのり・中森 明夫・宇野 常寛・濱野 智史)が座談会でAKB48が好きということを語っているだけの本かと思ったが、彼女らの本気度を評価して、政治・宗教・資本主義と関連付けて、AKBシステムを語っているところが面白かった。

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    2012年12月17日
  • AKB48白熱論争

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    第2章「AKBで変わる政治・メディア・宗教」が面白かったです。
    読むと、劇場なんかに足を運んでみたくなりますね。

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    2012年12月16日
  • AKB48白熱論争

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    AKBのメンバーもSKEのメンバーもほとんど区別がつかない。そんな僕がこの本を読み始めたのは、対談している4人非常に興味があったから。そして、その期待にこたえてくれる本でした。AKBのとりわけ総選挙の話から発展して、メディア論から政治、社会、資本主義まで、思い切り語り合ってる。濱野さんとか宇野さんに興味があるけど、でもちょっと敷居が高いかな…なんて思ってるひとは、ぜひ、この本から読んだらいいと思う。AKBの握手会にも行きたくなりますw

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    2012年12月15日
  • AKB48白熱論争

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    すごく良かった。
    何が良いって4人の知識人たちが本気でアイドルへの愛を叫んでいる
    んだもん。愛のあるものはこんなにおもしろい!
    そして何かが「劇的に流行る」、「社会現象になる」には理由と、それが時代に受け入れられる土台ができていることが必要なんだとおもった。
    AKB48は、というかAKB48というシステムは時代に受け入れられるべくものとして、というか時代を切り開くものとして登場したのだ。
    とりあえずこれ読んでからドラマ「マジすか学園」を再試聴し、ドラマのおもしろさというか設定の巧さを再認識し、秋元康ってすごいんだなとおもった。

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    2012年11月06日
  • AKB48白熱論争

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    あの小林よしのり氏がAKBに轉んだとは聞いていたが、いやはやここまでとは。いい歳した大人どもが熱く熱く語るのである。
    呆れるやら、笑えるやらで楽しく読ませてもらった。
    世代を代表する知識人たちをここまで熱狂させるAKBに少なからず
    興味が湧いたのは確かである。まぁ、轉びはしないとは思うが(笑)

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    2012年11月05日
  • AKB48白熱論争

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    あっちゃんが辞める発表があったあと(1部)、指原がHKTに行くって決まったあと(2部)。
    4人のおとこがひたすらAKBについて。
    暇ならぜひ。

    「あえて」の時代が終わった。とか、
    半分は作り、半分は成り行きに任せる。とか・・・・

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    2012年11月04日
  • AKB48白熱論争

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    おもしろかった。何気なく見ているAKBをここまで語るとは。いつもは社会のこと、マジメに語っている人たちのAKBについての対談。仕事でAKBを研究している訳ではなく、遠征してコンサートに行き、握手会まで行ってしまう程にこの人達がなっている。おニャン子クラブから、モーニング娘までと、AKBは全然違うと。この人達のことなので、単なるファンで終わることなく、それがどのようなビジネスで、社会に何を与えているかなど、多いに語る。
    難を言えば、私のAKB知識が乏しく、登場人物をネットで検索しなければならなかったことか。

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    2012年10月14日
  • AKB48白熱論争

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    “あえて”ではなく“マジで”はまった4人の男。
    その熱さが面白く、うらやましいとさえ思った。
    (とくに濱野さん!)現場に行きたくなりました。
    本論とは外れるが、阿久悠がテレビ時代の画角に
    あわせて2人のピンクレディや3人のキャンディーズを
    つくった(らしい)。そういう意味ではAKBは、
    16:9時代にうってつけの存在なのかも。
    中森明夫の論客っぷりに感心しました。

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    2012年10月04日
  • AKB48白熱論争

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    Google+で日常を語らせ、その中から浮かび上がってきたストーリーを歌詞にして歌わせるという秋元康に脱帽。

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    2012年09月24日
  • 寂しさの力

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    寂しさには力がある
    いまの自分の気持ちを代弁してくれそうな気がして。
    一人で生まれて一人で死ぬしかない人間、
    生きるとはさみしいことなんだ。
    50代の独り身男性が、ふと自分がさみしいことに気づく。
    いまのわたしは寂しくないので、強くないなあとも思う。
    一人暮らしのとき、楽しかったけど寂しかったな。

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    2025年07月01日
  • 推す力 人生をかけたアイドル論

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    リアルタイムで わかる
    自分も アイドルも テレビも 社会も 充実していた 時代だった
    そうなんだ こんなこともあったんだ と感心する場面もあり 裏方さんの苦労も絶えないんだ と思うこともあり

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    2024年07月12日
  • 推す力 人生をかけたアイドル論

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    高橋源一郎の飛ぶ教室に何度か出演されていて・・・
    全編、一気に時代を駆け抜けた感があった。

    時代が近づくにつれて、ついていけない分岐点を知るところとなったが(笑)
    同年代のおじさん、おばさんは楽しく読める!
    ただ、男性アイドルが出てこないところ、著者(男性)視点から書かれた女性アイドル論である。


    「推し」については、未知でもあり羨ましくもある。

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    2024年02月17日
  • キャッシー

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    こういう体裁の本だとは思わなくて、読み始めて、しばらくして、あっこれは・・・と思って、でもおもしろく読んでたけど、後味は悪かったなぁ。
    思ってたのと違って、後味は悪かった。

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    2023年11月12日
  • TRY48

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    寺山修司の名前は知ってても、断片的なことしか知らなかったので、その時代や寺山のしたことがわかって面白かった。もちろん、作り話ワンサカなんだけど、作者は寺山修司とその時代の空気感が大好きだったんだろうことがわかる。

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    2023年05月18日
  • TRY48

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    大好きな寺山ワールドであるが、現代のできごととして読むと、お腹いっぱい胸いっぱいで気持ち悪さと紙一重。当時の時代感では許されていたことが、今はほとんどアウト。倫理的な拒絶感が自分に湧いてしまって、楽しみきれないものはあったが、他方、中森明夫氏の寺山憑依っぷりは見事。相当な資料の読み込みが伺える。印象的だった寺山の言葉。「少女と娼婦と人形は、同じものだ」つまり孕まない存在、寺山はその対極の「母親」を恐れ、自身も「父性」に欠けていた。寺山を象徴する一言ではないだろうか。

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    2023年05月03日
  • AKB48白熱論争

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    全盛期に起きた事件について政治を絡めて話す4人に驚いた。
    ただ推しについて語るだけでなく、その当時の時代背景を元に論争を繰り広げていて面白かった。

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    2021年05月31日
  • アイドルになりたい!

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    アイドルになりたい子へのアドバイス。

    アイドルという職業が生半可ではできないことがよく分かる。
    なので、この本を読んでアイドルになりたいと思うのであれば、かなり意志が固いだろう。

    アイドルとは「好き」になってもらう職業
    好きになってもらうには個性が必要。
    アイドルにとっての個性とは「魅力的な欠点」。

    アイドルには運が必要。
    その運を引き寄せるためには努力をしている必要がある。
    これは、サッカーでなぜかゴール前にいて点を入れられるFWのよう。いつでも、ゴールの可能性があるポジション取りをする努力をしている。

    アイドルは天然と腹黒しかいない。
    そのままで魅力的でないなら腹黒になるべき。

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    2021年05月23日
  • キャッシー

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    一言言いたいのは、ホラー映画キャリーを見てからこれを読んで欲しいってこと!

    実際にあった出来事をモデルにしつつ、でも最後の盛り上がり方はもうこれはキャリーでしかなくて、タイトルに納得。

    映画を見ているかのような気持ちになりました。

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    2021年02月06日