あらすじ
アイドルになるために必要なものって、何だろう? アイドルとしてブレークするには、どうすればいい? 仕事の中身から、これからのアイドルまで、大切なことがぎっしり詰まった、初のアイドル入門本。
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Posted by ブクログ
アイドル評論家の中森明夫。この名前も中森明菜からとったという程のアイドル好き。アイドルを取材するだけでなく、オーディションの審査員も務めた経験をもち、上戸彩の才能をいち早く見抜いた人でもある。
そんなたくさんのアイドルと接してきた著者が、アイドルとしてやっていくための心構えや、アイドル界の厳しい現実などを書いた本書。アイドルを目指す中高生に、向けて話しかけるように書かれている。
アイドルとは、好きになってもらうのが仕事。可愛くなくても、歌や踊りが下手でも構わない。いや、欠点があるからこそ応援したくなる。それがアイドルとして大切なことだと。しかし、その為には嫌いだと思う人にも本物の笑顔を見せないといけない、究極の客商売。そして友達や恋人など、失うものや諦めなくてはいけないこともあるという。
「私、よく可愛いって言われる。可愛い服を着て、もっとたくさんの人から可愛いって言ってもらいたいから、アイドルになる」だなんていう甘ったれた考えをもつ女子たちが、是非この本を読んで、コテンパンにされてもらいたいと思った。
Posted by ブクログ
アイドルになりたい子へのアドバイス。
アイドルという職業が生半可ではできないことがよく分かる。
なので、この本を読んでアイドルになりたいと思うのであれば、かなり意志が固いだろう。
アイドルとは「好き」になってもらう職業
好きになってもらうには個性が必要。
アイドルにとっての個性とは「魅力的な欠点」。
アイドルには運が必要。
その運を引き寄せるためには努力をしている必要がある。
これは、サッカーでなぜかゴール前にいて点を入れられるFWのよう。いつでも、ゴールの可能性があるポジション取りをする努力をしている。
アイドルは天然と腹黒しかいない。
そのままで魅力的でないなら腹黒になるべき。
腹黒になる-自分を魅力的に見せるためには、まず自分のことを知らなければならない。さらにはファンのこともよーく考えなきゃいけない。一人一人のファンを研究して、いかに自分をアピールするか?
アイドルになるのに一番必要なのはメンタル。
ガッツ、ハングリー精神。
アイドルの歴史に書いてあった
岡田有紀子の命日にファンがいまでも集まっている
というのは凄いなと思った。