野村恭彦のレビュー一覧
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「フューチャーセンター」とは組織を超えて多様な背景を持った人々が集まり、未来志向で対話し、創発的なアイデアを協調して実行していく「常に開かれた場」であるという。求められるのは、「あそこに行けば、いま抱えている課題を解決できそうだ」という期待感であるが、それは他者に依存しての解決ではなく、そこでの交流を通じて空間全体にイノベーションが生じる、というプロセスでもある。そうした場では予想もしていなかったステークホルダーとの出会いが生まれ、未来への知的資本の蓄積を通じて自身の人格を見つめなおす場ともなる。
フューチャーセンターで創造的なアクションが生まれるために必要な要素としては「ファシリテーター」 -
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ワークショップやファシリテーションの本は多いものの、本書ではなぜそうしたセッションを行うかという思想から実践までが述べられています。未来づくりのための対話の場をフューチャー・セッションと名付け、その準備と継続について実例も交え丁寧に書かれています。
それぞれのセッションを成功させることもさることながら、大事なのはセッションを継続し、関わる人達の関係性・信頼性を強めていくことだと思います。本書はそうした一連の取り組みについて書かれた良書だと感じました。全国にたくさんのフューチャーセッションが生まれ、社会が変わっていくことを期待します。
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本書はセッションで使う小ネタも豊富に紹介されてい -
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■シナリオプランニング
A.未来は予測せず、想像しよう!多くの企業は、現在の延長線上に未来があると仮定した予測のもとに、戦略を策定している。だが、未来への道は直線ではなく、曲がりくねった道だ。現在の延長線上に未来を予測するのは、夜に後ろを見て車を運転するようなもの。私たちは目の前の道がどこにつながっているのかを考える方法を探すべきである。その1 つの方法が「シナリオ・プランニング」だ。
B.シナリオ・プランニングは、通常、次の6 つのステップに従って進める。
①課題を設定する:それぞれの組織、状況に応じて、課題を設定する。
②情報を収集する:課題についての情報を集め、今起きている重要なトレ -
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ネタバレイノベーションを起こそうとするとき、一人で考えていてもなかなか難しいものです。同じ組織の中に閉じて議論をしていてもやはり難しい。しかし、多くの観点で、多くのつながりをつくり、その中での対話には全く新しい可能性がたくさん転がっています。それを実現する場がフューチャーセンター。このフューチャーセンターをどうやって作っていくか、そしてどうやって運用して形にしていくかがまとめられたのがこの「フューチャーセンターをつくろう」です。イノベーションに悩む個人も、企業も、そのほかの団体も、一つの突破口を見つけるためのヒントとして参考にすることをオススメします。
以下、要約と解釈です。
フューチャーセンター -
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東日本大震災後、東北地方の人たちの中には、新しい時代のコミュニティの動きがたくさん生まれたようです。
震災後、全てを失ったかのような人々。行政や"他の誰か"、が何かをしてくれるのを待つのではなく、自分達ひとりひとりが他者と繋がりながら行動を起こしていく。それぞれの出来ることを持ち寄り、安心して発言できる場を作り、お互いを癒し合う。試行錯誤しながら新しい社会を作っていく。
この本では、最近よく使われるワードがたくさん出てきます。例えば、地域、繋がり、場づくり、コミュニティ、レジリエンス、などなど。
著者は、これらの"場づくり"で活動する外国人のとても -
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・イノベーション・ファシリテーターの目的は、会議で合意形成を作ることではありません。達成したい社会的な課題に対して、課題の当事者及びその関係者=ステークホルダーたちの関係に変容を生み出していくことが目的なのです。関係に変容を生み出すとは、簡単にいうと、それまで知らなかったもの同士が互いの想いや背景を理解し合うということです。
・好奇心を発揮して話を深堀すると、当事者の本質的な想いに触れることができます。
・その目的を達成して、あなたが一番仕合せにしたいのはどんな人ですか?
・こんなことが起きたら嬉しいと思える、最も小さな成功は何ですか?
・フューチャーセッションは、社会的な課題の達成に向けて、 -
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本にも出てくる東北の復興に取り組む知り合いたちからBobさんのことはたびたび話に聞いていて、どんな方なんだろう?どんなことを一緒にしているんだろう?と思っていた。なので、震災後、Bobさんがなぜ日本での仕事にかかわることになったのか?みんなが混乱する中で、
みんなでほしい未来を、どうやってつくりだそうと
してきたのか、などなど、じっくり読むことができて嬉しい。本の中では、とくに「自分の混乱とちゃんと向き合うこと」というあたりの文章が気になった。私もちゃんと覚悟を決めて向き合ってみたら、New Normalを生み出していくところに貢献できるかも。 -
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次の一手が見つからない企業、前例主義から抜け出せない自治体、資金に乏しいNPO、そんな閉塞感を打ち破る方法論。北欧発祥で、日本では震災後から注目され始めた、組織の枠を飛び越え、それぞれの知恵を持ち寄って課題を解決する場、それがフューチャーセンター、らしい(ぉ
もちろん利益は必要やけど、法人格与えられてる以上、目に見える社会貢献は必要やと思うし、社員のモチベーションアップにも繋がりそう。そのうち組織の垣根がなくなって、自分のスキル片手にいろんな場に参加しながら社会貢献できる、そんな世の中になったらオモロいなあ、とちょっと夢想した w
チョイ昔、大企業のご無体さを追求する「ザ・コーポレーション