岩下宣子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今まで自分にとってマナーを身につけるということは、「恥をかかないように」「相手に礼儀がなってないと思われないように」など自分の体裁を守るためのものだと思っていた。
しかし本書を読んでマナーは自分のためではなく、相手のために思いやりを込めて示すものなのだと気づかされた。
ある程度のマナーが身についたからと言ってそれを周りに誇示したり、間違っている人を見下すのではなく、お互いが心地よく過ごせる環境にしていく姿勢が何よりも大切。
こういうのって実践するのが本当に難しいけど、少しでも相手に思いやりが伝わるよう、本書で得た知識を意識していきたい。 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
日本の不思議を渡り歩いた?北欧女子が“日本を学ぶ”。
1.日本食のマナー
2.日本語(その構造や成り立ちについて)
3.お付き合いの作法
4.お金の習慣
それぞれのプロ(監修者)によって、日本人でも知らなかった(当たり前や「そういうもの」として習慣化していたので強く意識していなかった)、成り立ちや意味が解説される。
日本食のマナーについては…渡し箸の無作法が三途の川由来というのは、腑に落ちないというか、諸説ありそうな気もする……(単純に不衛生とか、唾がついているものを見えやすい所に置くのは如何なものかと私は思った)
ただ、礼法・作法については大陸由来によるもの…特に仏教の影響も -
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Posted by ブクログ
「日本の不思議」シリーズとは別カウントで、こちらは数ページごとにひとつの話題をまとめた構成になっている。
ただ、ベースはほぼほぼ同じで、マンガ・アニメで日本に惚れて来日して漫画家している著者が、日本を勉強・取材して感じたことを分かり易くマンガで構成した内容。
基本面白い。ただ「日本の不思議」でも感じたんだけど、必ずしも正しく無かったり、解釈の分かれそうなことだったり・・・。
所謂「諸説あり」部分な所が、そのまま紹介されることが多く観られる気がしてもどかしい。
全編通してなので、著者が漫画に構成するにあたって削ぎ落した部分に「諸説」が含まれてしまっているのかなといった印象。
例えば -
Posted by ブクログ
名前だけは知っていたが、読んだことがなかった北欧女子、オーサさんのコミックエッセイ。
日本人でもしっかり説明できない、マナーやお金の慣習をプロに学ぶといった趣旨のもの。
食事の作法や礼儀は自分もウィークポイント…。改めて勉強したくなった。
知らなくても生きていけるけど、大人である以上社会の常識って知っておきたいですね。
知らなかった!と色々な情報に驚くオーサさん。
スウェーデン人のオーサさんだからこそフラットな気持ちでこの漫画をかけるんだろうな。
日本語を学ぶ回でも、敬称について外国の方は難しいのか!と新鮮な気持ち。
当事者の人に聞かないと分からない事ってある。
豆知識的な情報もりだくさ