岩下宣子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分の敬語の使い方について疑問があったわ今一度見直したいと思い、この本に手を伸ばした。読み進める中で既成観念が崩れ落ちる感覚や混乱を覚えた。
本書で学んだ3つのポイントは次のとおり。
・敬語の5分類
・紹介の順序 基本と6原則
・きどにたてかけし衣食住
本当にさまざまな知識を習得できる1冊である。知れば知るほど、敬語を使いこなす自信がなくなっていく感覚であった。「ウチ」「ソト」の意識、置き換え型か付け足し型、これら2点を基本として理解しておこうと思う。基本からの派生がとても広いので、時にこの本を再度めくりながら1歩ずつ学んでいきたい。
本書で学んだことをベースに、日頃から些細なことも気をつ -
Posted by ブクログ
ネタバレ外国人のオーサさんが日本を学ぶ本。
今までは外国人からみた日本の特徴や他国との違いだったけど、マナーや日本語の使い方や日本の曖昧な表現の対応の仕方などを学ぶ本で日本人でも知らない事が学べる本。
以下個人的に印象的だった事柄
・おしぼりは手を清めて神様、他の生命に敬意を払うものなので手以外を拭くのはNG
・割り箸にも種類と格式がある
・懐石(お茶会の際出される)と会席料理の違い
・敬称は難しい。例外ありすぎ。
・日本語に同音異義語が多いのは日本語の音が少ないから?あと短い言葉を好むから?
・日本人は言語的には太平洋の人達の子孫(縄文系)と言われているがDNA的には大陸系(弥生)の影響が強く、文 -
-
Posted by ブクログ
すごく不思議なんですが、読んでいる最中、メモを取る頻度は多かったのにも関わらず、読後、あまり何も残らないという…。
美人は美しいことばを話すものです、皆さんも愛語を積極的に口にしていきましょう!がコンセプトなのかな?と思うのですが、それにしてはとっ散らかった印象の本でした。
後半にいくにつれ実践的になるというか、手紙で使える文章例などがたくさん載っているのですが、この章と他の章との差が激しく、いまいち内容が入りづらかったです。作者の方の持論やちょっとしたアドバイスなども加えられているのですが、あまりにも短過ぎて、なぜその話を今?という感覚に陥ってしまうこともしばしば。
ただ、文体からにじ