永六輔のレビュー一覧

  • 言っていいこと、悪いこと~日本人のこころの「結界」~

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    小さな文節で区切られているため、全体を通さなければ主題がみえにくいが、小気味いい、と言った感想がいちばんな、テンポ良い感じで楽しかった。読み返したい。

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    2014年01月03日
  • 職人

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    職人カッコいい。
    自分も、
    「誰某というえらい人がいてね…」
    なんて言われなくて良いから、成果を残したい。
    できれば、自分が手を引いた後もそこからまた成長していってほしい。

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    2013年07月08日
  • 明るい話は深く、重い話は軽く

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    ラジオトークをまとめた話。ひとつひとつのエピソードがすっきり短くまとめられていて、軽快で読みやすいのに印象深い。時代のにおいを感じる内容が静かに胸に沁みた。心の豊かさということについて考えさせられる一冊。

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    2012年09月29日
  • 二度目の大往生

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    [ 内容 ]
    「人間は病気で死ぬんじゃない。
    寿命で死ぬんだよ」「がんばってくたびれちゃいけません。
    くたびれないようにがんばらなきゃ」―生きる知恵に満ちた庶民の言葉の数々、そして、「一人対談」や講演ドキュメントで構成する紙上バラエティ。
    思わず笑い、やがてしんみり考えさせられる。
    『大往生』二百万読者におくる待望の第二弾。

    [ 目次 ]
    1 生命―「くたびれないようにがんばらなきゃ」
    2 病気―「人間は寿命で死ぬんだよ」
    3 死―「散る桜残る桜も散る桜」
    4宗教 ―「ありがたいことはみんないただこう」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年05月18日
  • 親と子

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「お互い本気で勝負しなければダメ」―親は子ときちんと向かい合おう、伝えるべきはちゃんと伝えよう。
    父の手紙や母の遺言、さらには妻・娘の座談会など、著者自身の素顔をまじえつつ展開する紙上バラエティ!
    いよいよ六輔辻説法は佳境に。
    同時刊行の『夫と妻』とあわせ、人間関係のタテヨコを智恵の言葉で縦横に語り出す。

    [ 目次 ]
    1 見つめる―「父親にさせていただいたのだ」
    2 聞きとる―「子の恩というものもあります」
    3 語り出す―「いつでもどこでも辻説法」
    4 読み直す―「手紙を書くのが好きでした」
    5 話し合う―「本気で勝負しなくちゃダメ」
    6 記憶する―「菜の花や父の隣で眠る母」

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    2011年05月11日
  • 職人

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「職業に貴賤はないと思うけど、生き方に貴賤がありますねェ」―モノをつくる職人さんたちだからこそ言える知恵に満ちた言葉の数々。
    そして、対談・インタビュー、講演録などで構成する紙上バラエティ。
    『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第三弾。
    著者いわく、「私はこれを一番書きたかった」。

    [ 目次 ]
    1 語る―「生き方には貴賤がありますねェ」
    2 怒る・叱る―「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは」
    3 つきあう―「必要なものは高くても買うのが買物です」
    4 訪ねる―「使い込んでこそ美しい」
    5 受け継ぐ―「職人大学学生諸君!」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 

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    2011年04月26日
  • 大往生

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    人はみな必ず死ぬ。
    死なないわけにはいかない。
    それなら、人間らしい死を迎えるために、深刻ぶらずに、もっと気楽に「老い」「病い」、そして「死」を語りあおう。
    本書は、全国津々浦々を旅するなかで聞いた、心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ、自在に書き綴られた人生の知恵。
    死への確かなまなざしが、生の尊さを照らし出す。

    [ 目次 ]
    1 老い―「人間、今が一番若いんだよ」
    2 病い―「医者に文句をつけるのが大切なんです」
    3 死―「生まれてきたように死んでいきたい」
    4 仲間―「怖がらなくてもいいと言い」
    5 父―「死にたくはないけれど」

    [ POP ]


    [ おすすめ度

    0
    2011年04月26日
  • 夫と妻

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「もっと粋に生きなくちゃ」―夫婦関係・男女関係の不思議さ、おもしろさをテーマに、ご存じ、六輔辻説法が冴えわたる。
    辛淑玉さん・中山千夏さんとの対談や、淡谷のり子さんの追悼講演は著者ならではの世界。
    同時刊行の『親と子』とあわせ、人間関係のタテヨコを縦横に語る紙上バラエティ。
    西暦二〇〇〇年を期して、六輔ワールド第二幕。

    [ 目次 ]
    1 まずは―「もう、女じゃなくて、人間を演じたいわ」
    2 つまり―「呪文に左右されちゃダメ」
    3 そして―「自然はとてもよくできている」
    4 やはり―「惚れているときの歌は生きてます」
    5 むかし―「相互乗り入れがいちばんいいのよ」
    6 最後に―「

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    2011年04月24日
  • 職人

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    相当に腕のいい職人だったそうで、何年でもお客を平気で待たせたり、またお客ものんびり待っている、好き勝手に生きて祖母にさんざん苦労をかけて、ボケて死んだ後まで法事の度に大雨やらかんかん照り、と親戚たちに言われていた祖父。血は繋がっていないし、顔も知りませんが、まあエピソードにことかかない人なので話のネタに重宝させて頂いております。そんな人達が満載…というわけでもなく、もっとまっとうな職人の話がたくさん。みんなが職人だったら、世の中もっと自由でしょうね。

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    2010年12月22日
  • 職人

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    職人さんの言葉って、歴史に残る名言のような洗練された美しさはないけれど背筋が伸びるような、そして骨太な芯がある。「職業に貴賎はないとおもうけど、生き方には貴賎がありますねェ」とか、ね。

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    2010年01月22日
  • 嫁と姑

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    今回もサクッと面白かった。

    嫁姑を軸に(どっちかといえば姑ベースかな)、多岐にわたる雑学だったり真理を考えてみたり。
    嫁姑はごくプライベートな人間関係だから人類永遠のテーマではあるのだろうけど、時代と共にどんどん変化していくのだろうなぁと思う。いわゆる嫁姑バトル的な関係を文化だから守らねば!いる人がいるわけもないから、変化を留める要素が無い。
    それがいい方向なのかは誰にもわからないのだろうけど。

    本作は姑が出てくるだけに"老い"というものについても結構考えさせられてしまった。

    奈良からの遷都の理由が"公害"にあるんじゃないかという話は面白かったな・

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    2009年10月07日
  • 職人

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    銀閣寺の庭は将軍が見ていたのと同じ庭です。と言い切れる職人技おそるべし。

    職人と作家の違いとか、今回もサクッと読めるけど考えさせられること多し。

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    2009年10月07日
  • 芸人

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    第1刷が97年なので、10年くらい前のアムロ・小室全盛時代に書かれたものなので今(08年)読むとちょっと古いような、けど殆ど変わっていないような。

    各テーマに合わせて、誰のものかは分からないけどその本質を突いているのではないかと思わされる人の言葉集。
    そして、そこに永氏のコメントが付くという形式。
    だけど、全体に流れがあって読み飽きない。

    ”芸”   ―基本的に大衆には出来ないことが出来て、大衆の耳目を集められる技のことを言うのかなぁ。そして、芸を持つものは大衆とは異なる者だけに淋しさ哀しさと切っても切れない関係にあると。
    ”テレビ” ―最近、頓にテレビて虚構のメディアだなあと思うけれども

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    2009年10月07日
  • 職人

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    プロとはなにかを教えてくれる。日本人なら誰でも、あ
    こがれカッコいいと感じる美学のようなものが職人には
    あると思う。ものをつくる人の職人魂がとても大事な時
    代。売れるから、儲かるからはちょっと違う気がするな。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    2009年10月04日
  • おしゃべり文化―会う人はみんな僕の薬

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    面白い!!男のおばさんと呼ばれて、いやだったけど、平気になったいきさつとか。。。昼休みに読んでいて、声だして、笑ってしまった。永さん、いいわ〜。

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    2009年10月04日
  • 言っていいこと、悪いこと~日本人のこころの「結界」~

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    永さんの耳に残り、心に残った言葉がたくさん収録されています。知らない誰かの、自分とは違う視点が楽しめます。でも共感しちゃうこと、請け合いです。

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    2009年10月04日
  • あの世の妻へのラブレター

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    はじめの、「拝啓、あの世の昌子さん」を読んですでにうるうる。
    「寂しさも悲しさも慣れるけれど虚しさだけは慣れることができない」と書かれた一節に納得しました。

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    2009年10月04日
  • 職人

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    職人さん達の言葉を集めた本。

    職人さん、今はどれだけいるもんなんだろうか。
    おじいちゃんおばあちゃんの世代の人達ってみんな素敵だ。

    近所で、しかってくれるうるさいジジイがいない今、この本を読んで、反省しようと思う。

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    2009年10月04日
  • 生き方、六輔の。

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    浄土真宗と言うのは、昔から主に貧乏な人、または貧乏だった人の寺で。真言宗とか禅宗と言うと、檀家は武家・大名、それに準じる大きな商家、大旦那様だけど。
    イスラム圏には援助と言う発想はないんだよ。こちらから言えば喜捨なんだ。喜んで捨てるに近い。捨ててあるから拾ってあげるんだよね

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    2023年10月14日
  • 生き方、六輔の。

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    経済環境が良かった時代の所為なのか、「自分らしく生きる生き方」我儘ができた時代の世代だと感じる。だが二人の娘の結婚式に「暇だった来てもいい」は父親として、恥ずかしく、悲しい限りだ。最低限、父親として娘の門出に花向けできない「有名」(我儘・孤独)にはなりたくはない。文中にある「君が代」の意見にはなるほど!だ、と思う。
    「君が代」はメロディーに合わせた歌詞が短く、母音が不自然で、意味がよく理解できないように家元制度を守るように都合よくできている

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    2022年04月10日