永六輔のレビュー一覧
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[ 内容 ]
「人間は病気で死ぬんじゃない。
寿命で死ぬんだよ」「がんばってくたびれちゃいけません。
くたびれないようにがんばらなきゃ」―生きる知恵に満ちた庶民の言葉の数々、そして、「一人対談」や講演ドキュメントで構成する紙上バラエティ。
思わず笑い、やがてしんみり考えさせられる。
『大往生』二百万読者におくる待望の第二弾。
[ 目次 ]
1 生命―「くたびれないようにがんばらなきゃ」
2 病気―「人間は寿命で死ぬんだよ」
3 死―「散る桜残る桜も散る桜」
4宗教 ―「ありがたいことはみんないただこう」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ -
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ネタバレ[ 内容 ]
「お互い本気で勝負しなければダメ」―親は子ときちんと向かい合おう、伝えるべきはちゃんと伝えよう。
父の手紙や母の遺言、さらには妻・娘の座談会など、著者自身の素顔をまじえつつ展開する紙上バラエティ!
いよいよ六輔辻説法は佳境に。
同時刊行の『夫と妻』とあわせ、人間関係のタテヨコを智恵の言葉で縦横に語り出す。
[ 目次 ]
1 見つめる―「父親にさせていただいたのだ」
2 聞きとる―「子の恩というものもあります」
3 語り出す―「いつでもどこでも辻説法」
4 読み直す―「手紙を書くのが好きでした」
5 話し合う―「本気で勝負しなくちゃダメ」
6 記憶する―「菜の花や父の隣で眠る母」 -
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ネタバレ[ 内容 ]
「職業に貴賤はないと思うけど、生き方に貴賤がありますねェ」―モノをつくる職人さんたちだからこそ言える知恵に満ちた言葉の数々。
そして、対談・インタビュー、講演録などで構成する紙上バラエティ。
『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第三弾。
著者いわく、「私はこれを一番書きたかった」。
[ 目次 ]
1 語る―「生き方には貴賤がありますねェ」
2 怒る・叱る―「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは」
3 つきあう―「必要なものは高くても買うのが買物です」
4 訪ねる―「使い込んでこそ美しい」
5 受け継ぐ―「職人大学学生諸君!」
[ POP ]
[ おすすめ度 -
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ネタバレ[ 内容 ]
人はみな必ず死ぬ。
死なないわけにはいかない。
それなら、人間らしい死を迎えるために、深刻ぶらずに、もっと気楽に「老い」「病い」、そして「死」を語りあおう。
本書は、全国津々浦々を旅するなかで聞いた、心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ、自在に書き綴られた人生の知恵。
死への確かなまなざしが、生の尊さを照らし出す。
[ 目次 ]
1 老い―「人間、今が一番若いんだよ」
2 病い―「医者に文句をつけるのが大切なんです」
3 死―「生まれてきたように死んでいきたい」
4 仲間―「怖がらなくてもいいと言い」
5 父―「死にたくはないけれど」
[ POP ]
[ おすすめ度 -
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ネタバレ[ 内容 ]
「もっと粋に生きなくちゃ」―夫婦関係・男女関係の不思議さ、おもしろさをテーマに、ご存じ、六輔辻説法が冴えわたる。
辛淑玉さん・中山千夏さんとの対談や、淡谷のり子さんの追悼講演は著者ならではの世界。
同時刊行の『親と子』とあわせ、人間関係のタテヨコを縦横に語る紙上バラエティ。
西暦二〇〇〇年を期して、六輔ワールド第二幕。
[ 目次 ]
1 まずは―「もう、女じゃなくて、人間を演じたいわ」
2 つまり―「呪文に左右されちゃダメ」
3 そして―「自然はとてもよくできている」
4 やはり―「惚れているときの歌は生きてます」
5 むかし―「相互乗り入れがいちばんいいのよ」
6 最後に―「 -
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今回もサクッと面白かった。
嫁姑を軸に(どっちかといえば姑ベースかな)、多岐にわたる雑学だったり真理を考えてみたり。
嫁姑はごくプライベートな人間関係だから人類永遠のテーマではあるのだろうけど、時代と共にどんどん変化していくのだろうなぁと思う。いわゆる嫁姑バトル的な関係を文化だから守らねば!いる人がいるわけもないから、変化を留める要素が無い。
それがいい方向なのかは誰にもわからないのだろうけど。
本作は姑が出てくるだけに"老い"というものについても結構考えさせられてしまった。
奈良からの遷都の理由が"公害"にあるんじゃないかという話は面白かったな・ -
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第1刷が97年なので、10年くらい前のアムロ・小室全盛時代に書かれたものなので今(08年)読むとちょっと古いような、けど殆ど変わっていないような。
各テーマに合わせて、誰のものかは分からないけどその本質を突いているのではないかと思わされる人の言葉集。
そして、そこに永氏のコメントが付くという形式。
だけど、全体に流れがあって読み飽きない。
”芸” ―基本的に大衆には出来ないことが出来て、大衆の耳目を集められる技のことを言うのかなぁ。そして、芸を持つものは大衆とは異なる者だけに淋しさ哀しさと切っても切れない関係にあると。
”テレビ” ―最近、頓にテレビて虚構のメディアだなあと思うけれども -
Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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プロとはなにかを教えてくれる。日本人なら誰でも、あ
こがれカッコいいと感じる美学のようなものが職人には
あると思う。ものをつくる人の職人魂がとても大事な時
代。売れるから、儲かるからはちょっと違う気がするな。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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