永六輔のレビュー一覧
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本の整理をしていたら出てきた。永さんの直筆サイン入り。多分今は亡き渋谷の旭屋書店(現在はブックファースト)で買ったものだと思う。
それなりの年になった今読むといろいろ味わいがある文章。若いころ買ってはみたものの読みさしてしまったのもわかる。Posted by ブクログ -
職人として生きてきた人たちの、武骨ながら人や道具、そして生き方への愛情溢れる言葉たちを集めた一冊。自分も職人肌なので、読んでいてしっくり来る表現が多かったです。頭で学んだことよりも、やってこなきゃ言えないことが短い言葉で語られている。一緒に苦労がしてみたい、そんな風に言ってもらえたら幸せですね。Posted by ブクログ
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このシリーズ中の最高峰
商人の世界には世の中の真実がかず多く潜む
経験を繰り返し、また読むと違う見方が必ず増える
こういうことが、文書に残され、本当に良かった
スグ消え無くなりゆく珠玉のことばが心身に染み入るPosted by ブクログ -
古本屋で出会ったサイン入り本〜(全てサイン入りなのかな?)国民総芸人。誰も彼もが誰かを演じて疲れている。そんな世界になってきていると。マスコミに入りたいとおもってる人はよむべき!私はやっぱりハレ女でありたい。Posted by ブクログ
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どうやって死の恐怖を乗り越えていくのか、ということに関するヒントが満載の本。
いつものように寝て、そのまま死んでしまうとか、苦しまないという意味で、とてもいいなあと思う。Posted by ブクログ -
尺貫法に対する永六輔の取り組みには感服した
職人とか,人に対する接し方が独特だ。
大往生もそういう永六輔の永六輔らしい文脈で読むと納得できる。
自分が永六輔ほど,真正面から向き合えていないことが恥ずかしい。Posted by ブクログ -
永六輔氏の朗読の条件は棒読みだとの事。
うまい朗読は読者の想像力を妨げるからとのこと。
なるほど。
一人一人の声は,皆違うのだから,
棒読みこそが,民主的なのかもしれない。
永六輔氏のこだわりの一端を垣間みたようだ。
大往生を退屈だと思った人は,本書も退屈だろう。Posted by ブクログ -
「ゆっくり喰ってると口の中でウンコになっちゃうぞ」
「何かやりましょうかじゃねぇ。やる事めっけてさっさとやれ!」など、今や爺さんにも云われない職人語録がうじゃうじゃです。しかし、人を育てるっていう大切な事を気付かせます。
あまり大人に怒られなくなった大人へ。Posted by ブクログ