夏井睦のレビュー一覧

  • 傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~

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    湿潤療法の生みの親、夏井先生の衝撃の書!
    切り傷や火傷なら、消毒液ではなく傷口の汚れを洗い流す「水」と傷口を覆う「サランラップ」と鎮痛効果が期待出来る「白色ワセリン」があれば、自宅でキレイにしかも短期間で治せるって話、貴方は信じられますか?
    何よりも治療前に半信半疑だった患者さんの傷口がキレイに完治した結果が治療法の正しさを証明しています。
    では、なぜ簡単で効果的な治療法があるのに医学界で共有されないのか。その理由についても多くのページを割いて解説しています。
    昔は、今では考えられない危険で治癒効果の無い瀉血療法や水銀療法などが当たり前だった時代が確かにありました。当時の医者もいくら治療しても

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    2023年03月12日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    なんだかなぁ、
    確かに糖質オフによって体調の改善が見られてるのは体感して分かったけれど、色々とあとがきの通り仮説を堂々とそれが間違ってないかのように描く威圧的な雰囲気が、とてもとても苦手だった。
    だからといって狩猟採集と農耕民族たちが和解できるとかも不可能だとは思うけど、なんだかその罠にこの作者も嵌められてる感じというか、ね。
    まあ、でも天と地がひっくり返るようなことをたくさん教えてもらったー
    狩猟民は本当に寿命が長かったの?調べても調べてもそんなデータが見つからないよ、

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    2021年04月22日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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     個人や周囲の糖質制限による効果から始まり、人類が小麦を手に入れる前と後、人類が生物の頂点にたつまで、経済の発展、に炭水化物の果たした役割を書いてある。
     なかなか興味深い内容であった。
     ただし、本人があとがきに書いてある通り、あくまで『仮説』である。根拠はあまりないし、正しいことは証明できていない。
     それを念頭に置いて読みすすめると良い。

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    2020年09月13日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    創傷治療の夏井さんが女性に贈るダイエット本。後書きで現代病の原因は穀物であると言い切っているが、根拠を書いて欲しいところ。参照本に鉄・銃・病原菌や文明崩壊がないのは、書き漏らしだろうか?

    注目点
    ・糖質制限すると、二日酔いしなくなるが、誘惑に負けて茶碗一杯でも食べると翌日は猛烈な二日酔い。
    ・糖質制限すると、ビールや日本酒が不味くなる。
    ・糖質を食べると眠くなる、糖質を食べないと眠くならない。
    ・糖質制限すると、うまいものを食いたいという気持ちがなくなる。
    ・農耕生活を始めたことで、初めて赤の他人と共同生活するようになった。

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    2018年11月12日
  • 傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~

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    少々くどくて、独善的でホンマかいなと思うところもあるが、湿潤療法なんてこないだ会社の休憩コーナーにも張り紙があったし、常在菌の話など、回虫博士にも通じるところがあって、ここらへんの菌も含めて人体のトータルなバランスを重視する考え方は強まっているのだろう。

    なんで大腸吻合部を消毒しないでOKか(できるわけないのだけれど)なんて疑問を持った、著者の論理思考は分かりやすい。

    主婦手湿疹は白色ワセリンで一日数回ワックス掛けすれば治るということだがウチでも実験してみるか。

    創傷治癒機能が転用されて脳神経系ができたという仮説は面白い。あとMRSAの分裂が普通の菌に比べて遅いという話にも納得。

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    2018年11月05日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    最初に読んだ「ケトン体が人類を救う」が著者の経験と臨床に基づく、人類のエネルギーはケトン体だった説(胎児、新生児への検査を踏まえて)だったのに比べて、こちらは人類がなぜ炭水化物食に転換したかという壮大なテーマのため、著者が想像の翼をはためかせた仮説感が強い。もちろん、そこは著者自身も承知の上なので、一つの面白い話として読むにはいいかもしれない。例えば、牛やパンダがなぜ草や竹だけで生きていけるのか、当然のこととして考えたこともなかったし、人間も食べた物の栄養がそのまま変換されて生きているように思っていたが、体内に共存する菌がいて、しかもそれが作り出すものを栄養とするというのは私にとって新鮮で目か

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    2018年09月23日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    2011年にはほとんど知られていなかった糖質制限、当初は反論もあったが2015年頃からは世の共通認識になった。人類の人口増に対して穀物が足りない時代になる。穀物からの独立を考えるべき時。

    糖質制限は知られるようになりましたが、穀物が足りない時代への危機感まではまだ、浸透していないと思います。

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    2018年04月09日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    脂質やカロリーを制限しなくても、糖質制限だけで健康になる。そもそも人類は、長い間糖質なしで生きてきた。穀物栽培が定住と人口増加をもたらしたが、淡水資源が枯渇しつつある今、糖質からフリーになった方がよいのでは。

    カロリー神話と言われますが、食べたものはすべてカロリー換算、というのがデフォルトとして組み込まれていることに改めて気付きました。

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    2018年04月09日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    方法は至ってシンプル。やってみて体質、生活習慣に合うなら続けてみようかと思う。論理、背景は分かっても、やはり個人ごとの体質に合う合わないはあると思われる。

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    2018年03月04日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    自然界で血糖値が上がることは絶対にない。
    インスリンが血糖値を下げる効果を持つが主の目的ではなかった。
    糖質制限より生物学にページを割かれています。

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    2018年02月24日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    2013年に刊行された『炭水化物が人類を滅ぼす』の続編。前著を読んでおいたほうがオススメ。今作はサブタイトルが「植物vsヒト」となっているが、内容はそれだけに留まらず前著同様に幅広い。

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    2018年01月28日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    【真麻薬】
    少し著者の言い方が断定的ですが、いい感じです。

    わたし自身、チャーハン、ラーメン、パンなどが好物で、炭水化物を大量に摂取しているので恐ろしくなってきました。だんだん、ごはんやパンを食べていて問題ないのかと思えてきました。
    最近ではご飯やパンがあまりおいしく感じないような。。。

    しかし、ラーメンだけはやめられません。。。ラーメンは「うまい!」

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    2018年01月25日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】~植物vs.ヒトの全人類史~

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    冒頭は糖質制限の事についての細かい考察があり楽しく読めていたのだけど、中盤から最後までが難しいし全然面白くなかった。
    自分は実用的な知識を求めているのでそうなってしまったけど、人類の今までの発展を食べ物を軸で考察されている様は、知的好奇心を掻き立てたい方にとっては良いのかもしれない。

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    2017年10月21日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    前半だけ面白かった。後半は難しくて読み飛ばした。
    糖質制限やって、私もかなりいいことだらけ。
    多分、炭水化物って必要ないのだと私も思う。
    でも
    フルーツは必要!!!あれは糖質とは異質なもの。
    これは断言できる。
    何かと一緒にフルーツ食べるから駄目なんであって、
    フルーツだけ食べる場合は
    身体にいいことだらけ。
    結論
    できる限り糖質制限をする。フルーツはやめない。

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    2017年09月10日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    前半は、糖質、炭水化物ダイエットの本なんだけど、how toではなく、その科学的根拠みたいなことの解説というところ。

    後半、その議論を踏まえつつ、生命の進化、人間の農の進化、文明論に展開していく。仮説ではあるけど、かなり説得力のある話しだな。とてもスリリング。

    一番、「へ〜」だったのは、草食動物の話し。例えば、牛とか、草を食べているけど、草自体は、牛の栄養にはなっていない。腸内細菌がコロニーをつくっていて、最近が草を分解して、栄養に転換する。で、その栄養とか、細菌自体を牛は吸収している、という話し。なので、胃袋がたくさんあるらしい。

    人間も腸内に細菌がいるわけで、人間と腸内細菌は、共生し

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    2017年05月03日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    炭水化物(糖質)がもたらす人体への悪影響から糖質制限の重要性を説く話としては面白かったのですが、後半は動物の体のメカニズムや人類の歴史上、穀物がいつから産み出され、人間が狩猟系から穀物重視に生活スタイルが変化したことでもたらしたものとはというテーマを科学的に解説していくという内容で興味深いものではありましたが、やや難解な話で読むのに難儀しました。
    でも糖質制限が健康体にとって重要であることは理解しました。

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    2017年04月15日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    傷を消毒しない話は、自分が読んだ当初、その概念を知らなかったこともあって、かなり衝撃的な内容だった。個人的な印象をもとに、話を広げる手法は、上記書と共通するものだったけど、こちらはそんな斬新とも言えない内容のこともあって、それほどの感銘は受けなかった。確かに、炭水化物は必須と思い込んでいる考え方に楔を打ち込むって意味では、ちょっと画期的だったけど。

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    2017年01月30日
  • 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~

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    「炭水化物が人類を滅ぼす」
    タイトルがショッキングだったので買ったが、そのまま放ってあったので読んでみた。
    糖質制限でやせることが書いてあるのだろうと思ったがそれははじめの方だけで、デンプンを含む糖質というものが体にとってどういうものであるかを説明している。
    そして、糖尿病治療のやり方の問題点や食物カロリーの問題点など身近な問題を解説している。
    後半は生命進化から見た糖質(ブドウ糖)役割、哺乳類にとっての糖質の必要性、そして農耕と穀物(デンプンを含む糖質)と人類の関係などが書かれており、糖質制限でやせると言うこととはまるでかけ離れた内容だ。
    面白くはあったが、本書のタイトルはあまり適切とは言い

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    2016年12月03日
  • マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』~最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!~

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    糖尿病予備軍に入った母が炭水化物を制限して予備軍脱出に成功したので、私も真似て1年ほど前から炭水化物を取るのは一日一食。このマンガで言う「プチ糖質制限」をしていました。
    結果1ヶ月に1㌔ペースで体重が減り、今では夕食に炭水化物を取ると翌朝胃もたれを起こす傾向があるので、このマンガを手に取り、もっと詳しいことを知りたくなりました。
    炭水化物(糖質)が体に与えている影響や低血糖症については勉強になりましたが、お米やパスタが大好きで、肉はあまり好きじゃない私には実践したいと思う内容ではありませんでした。
    マンガではなく、新書を読んだ方が説得力・納得感があるかもしれません。

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    2014年08月21日
  • 医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する―糖質制限食と湿潤療法のインパクト

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    常識破りの理論を唱えた2人の対談、医学界の抵抗、医者の事情、マスコミ、療法の普及状況など。

    パラダイムシフトの話だから、二つの他にもあるのかなと思ったのですが、医療の話と言うより社会とか組織とかの話でした。

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    2014年04月04日