上杉隼人のレビュー一覧

  • 英国エリート名門校が教える最高の教養

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    最初の章で「教養のための必読リスト114冊」が提示され、その後は“書く”ことについて方法論などが書かれていてタイトルと内容のチグハグさを感じた。自分が学生だったら、卒論書く前に読むとよかったのかも‥‥?

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    2025年03月07日
  • THE COMING WAVE AIを封じ込めよ

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    AIに対しては両極端な意見に分かれるが本書はAI(と合成生物学)規制論。
    個人的にはもう、始まってしまったものはしようがない(規制しようがない)と思うのだけど。

    汎用的で価格が急激に低下している技術で、人間の手を借りなくても自律的に改良を繰り返すことができるものは規制すべき。オープンソースで誰でも使えるようにすべきではない(核爆弾を誰もが持つようになるといずれ核戦争が起きる)。

    AIと合成生物学はその影響が甚大になりかねないにも関わらずコストは非常に低い。個人レベルにまでいかなくとも破綻した国家や狂信的な団体などの手にわたることで人類存亡の危機になりかねない。できるだけ技術の進展を遅らせ、

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    2025年01月26日
  • THE COMING WAVE AIを封じ込めよ

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    AI、合成生物学などの新しい技術が将来人間に与える影響について、警告としてまとめた本。特にAIは単独技術だけでなく他の技術との組み合わせて広い領域に影響を与える事は間違いなく、本当に普及するのが良いのか考えさせられてしまう。映画マトリックスのようなコンピュータが人間を支配(単なるエネルギー源)になってしまわない事を切に願う。

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    2024年11月20日
  • 日本の自然をいただきます――山菜・海藻をさがす旅

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    まあ、タイトル通りと言えばその通りなんだが、ちょっと喉の小骨が取れない。

    「部外者」の視点だしそれはいいのだが、リスペクトしてるようでしてない。
    意識高い系の外国人の、中途半端に日本に親しい感じかなあ。

    東京モンの喋ってる大阪弁聞かされるみたいな?

    手の入らない自然を残すべきだと言ってんのか。
    手の入った、「里山」「里海」を残すべきだと言ってんのか。

    北海道も沖縄もましてや東北も植民地じゃねえよ、何言ってんだ。

    無責任感丸出しなんで、エッセイとして読み飛ばせばいいんだろうな。
    なんか、しっくりせんのや。

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    2023年09月13日
  • 命綱なしで飛べ

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    タイトル的には凄くチャレンジ精神剥き出しの挑戦したい人、例えば今から起業を考えている人向けの本に思えたが、実際は大組織の一員を想定した社内で成功したいサラリーマン向けの本という内容。その上では共感できるポイントや参考になることが多い。自分が気後れして殻にこもり、どんどん孤立していきそうな精神状態から抜け出すには?という視点でアドバイスをくれる。タイトルが変わったらもっとこの本は需要のある読者といい出会いができると思う。

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    2023年09月11日
  • 命綱なしで飛べ

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    題名が過激で、評判の本だったので読んでみた。途中途中のエピソードには面白いものも沢山あったが、全体を通してあまり響かなかった。文化的な違い、読者の対象と想定しているのがおそらく大企業の管理職だったりするので、なかなか共感できるところが少なかった。

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    2023年04月09日
  • 若い読者のための宗教史

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    途中までしか読めぬまま期限が来てしまった。読みやすくて面白かったけど、やはり何度も中断すると集中力が切れてしまうなあ。名前は聞いたことあるけど……という宗教について、あーそんな成り立ちだったのか!と広く知れる感じ。まあなんかみんな宗教を都合よく解釈するし、何より預言者って本当に神の声を聞いたのか?でっち上げたのか?精神疾患だったのか?と思ったりもする。でもみんな同じような行動をとるんだから本当に神の声が聞こえているのかも。それにしては、日本人神の声聞こえてなさすぎる気がするけどなあ。

    最後まで読み終えたので改めて書く。人は自分を正当化するための巨大な後ろ盾を求めていて、その点で神ってのは非常

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    2023年03月16日
  • 若い読者のための宗教史

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    予想してはいたけど、白人、男性の目線から歴史が語られる見本のような本。これを日本語に訳して、(他の言語にも?)これが宗教史!としてばーんと出すことにめっちゃ疑問を感じる。は、言い過ぎかもしれないけど、別の角度からも読む必要があるなーと思う。

    でも、発見もあるし読みやすいしで一気に読めた。苦難の連続だからこそ、そして頼る偶像や言葉の入れ物がなかったからこそここまでの力があるのかも。分かりにくいことに宿る力。

    ゾロアスターやモルモン、シクなどもぼんやりとしか知らなかったけど整理できてよかった!

    ジャイナ教、シク教、クエーカー派そしてバハイ教を知ることで救いも感じる。総じて欧米って、、、

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    2022年12月10日
  • MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密

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     ファヴァローはマーベルの優秀なコミック・ライターやアーティストたちにも脚本を見せてアドバイスを求めた。ジョン・ファヴァローは映画にできる限りリアル感をもたらそうとした。「部屋のドアの上に『あり得るものにしよう』と書いた紙を貼っておいたんだ。打ち合わせに来た人たちはそれを見て、ああ、そうしなくちゃいけないなと思ってくれたはずだ」

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    2022年10月10日
  • ザ・ギャンブラー―――ハリウッドとラスベガスを作った伝説の大富豪

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    カーク・カーコリアンの儲けの勘、シャイな性格が素敵。陰の大物って感じがして。
    それに、大物を狙えってのがギャンブラーで男気あると感じる。
    そしてアルメニア人なのに成功できるアメリカってすごいと純粋に思ってしまった。
    訴訟問題も多いのがたまに傷。異性運はそんなによくなかったのかな?

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    2022年05月05日
  • MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密

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    ネタバレ

    MCUがなぜ奇跡的な映画な理由の一つとして、過去の経営破綻とキャラクター版権の売り出し、複雑な契約形態を乗り越えてきたことがありありと分かる。短期リターンも大事だけど、マーベルヒーローたちの世界観を守ってきた社員は偉い!
    映画の興行収入じゃなくトイビズで稼げることを示唆してたアイアンマン。ジョンファブローのロバートダウニーJRにどうしてもスタークを演じてほしかった先見の明等、marvel変遷はたまらない。ケヴィンファイギが最高峰のプロデューサーだと改めてわかった。

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    2022年04月11日
  • MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密

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    MARVEL作品の冒頭のロゴアニメーションが生まれたのは、SONYに権利のあったスパイダーマンの帰属先がMARVELであることを主張するために生まれた。
    映画事業にシフトして以降、揉めがちだったスタン・リーとの和解条件の一つが、MARVEL作品へのカメオ出演だった。

    などなど、MCU、MARVEL映画が大好きな人にとってはたまらない話題が盛りだくさん。MARVELがいかにして誕生したかのヒストリーをタイトルの通り余すことなく楽しめる。

    数々の歴史的経営判断ミスの末、キャラクター版権があちこちに離散したり、会社の存続がギリギリのラインを綱渡りしながら時にファンドに買われたり、おもちゃ会社に買

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    2021年02月23日
  • 若い読者のための宗教史

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    宗教史を物語のように読める。ヒンドゥー教、仏教、神道も登場する。
    それぞれの専門家による解説ではなく、スコットランドの元主教である著者が全て執筆している。そのため、細かいところで修正が必要とされる可能性はある。

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    2020年12月21日