神田昌典のレビュー一覧
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ネタバレサービス、おもてなしに関する名著。
今で言うカスタマーサクセスの礎にもなっているやうにかんじる。イノベーションなジレンマ的な要素も含まれている。価値の再定義的な発想。製品と比べた時のサービスのむずかしさなども物語られている。
カスタマサービスの段は若干コールセンター問い合わせ対応に関する細かなテクニック論が掲載されている印象
メモ
・感動サービスよりも、顧客の手間を省くべき
・重要な疑問。顧客ロイヤルティーを高める上でカスタマーサービスはどの程度重要か。顧客ロイヤルティーを高めるためにカスタマーサービスができる事は何か。どうすればカスタマーサービスはコストの削減とロイヤルティーの向上を両立させることができるか。
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バカになるほど、本を読め!
著:神田 昌典
著者のいう「バカ」とは、周囲の人からは「あいつって本当にバカなんじゃないか」と思われるような、既成概念にとらわれない発想ができる人。また、誰もやったことがなく、保守的な人からは「失敗するに違いない」と言われるようなことでも、果敢に行動に移せる人。頭でっかちになって行動できない常識人とは一線を画す、マッドでクレイジーな奴だけど、何かを成し遂げる「バカ」である。
本書の構成は以下の4章から成る。
①なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか
②目的志向型読書
③本を持ち、町へ出よう
④アクションが変革を生む
「バカ」になりたい。
これからの時代「バカ」が重宝される。そしてその「バカ」
に憧れる。何も知らない「バカ」ではなく、多くを知り理解する上で成立する「バカ」は「バカ」ではない。もちろん「天才」ではないが「バカ」ができることが「天才」が出来るというものでもない。
関西では時折「あほ」が誉め言葉に使われるが本書の「バカ」
はそれに非常に近い。めざしてなれるものではないかもしれないが本書で紹介されていることは非常に理解できる。そしてそれに近づく方法がしっかりと説明されている。
読むこと。行動することが「バカ」に近づく一番の近道である。 -
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・お客と同じ立場に立ってみる。
おばあさんがやり手のセールスマンから暖房システムの営業を受けていて、一通り説明されたあと、「一つだけお聞きしますけど、それは私のようなおばあちゃんでも暖が取れるものなの?」と言った、と言う話。
・まチェックポイント
お客の問題は何か?
何に不安を感じているか?
誰に、何に対して怒っているか?
不満の上位3つは何か?
お客のビジネスあるいは生活の風潮とこれからの風潮は?
密かに熱望しているものは?
意思決定の仕方に特有の傾向はあるか?
お客の使う専門用語はあるか?
同じものを売ろうとしているのは、どんな風に売ろうとしているか?
同じものを売ろうとしているのは、なぜ失敗したか?
・提供するものをしっかり理解する
ある商品を売り込もうとするならまず自分で使ってみる。
他の類似のサービルがあれば、そのサービスについて聞いてみる。
・不利な点はあえて認めて、信頼につなげる -
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差別化戦略としてのカスタマーサポート。戦略と施策の方向について一石を投じる。
・「期待を超えるサービス」と「期待通りのサービス」では、ロイヤリティに差が出ない。
・顧客満足度とロイヤリティには相関がない。
・顧客とのインタラクションが増えるとディスロイヤリティを促す可能性が高い。(相関がある)
つまり
・「期待を超えるカスタマーサービス」を目指すのではなく「問題を解決するカスタマーサービス」を目指す。
・「顧客を喜ばせてロイヤリティを高める」戦略ではなく「顧客努力を減らして、ディスロイヤリティを緩和する」戦略をとる方が全体最適ができる。
顧客の「期待以上のサービスだったよ」と言われるのを目指すのではなく「おかげで手間がかからなかったよ」という言われることを目指すべきである。 -
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★商品があって、それに対してマーケティングをするのではなく、マーケティングをして客のニーズがあることを確定させてから商品を作る
★宣伝では次の行動とそれをやるメリットを一致させる必要があり、もっというならやらないデメリットを提示できるのが強い
・チラシでの次の行動とは商品を買ってもらうことではなく、店に来てもらうこと。だから、商品を買うメリットを出すんじゃなくて、来店するメリットをだす。そして、来店しないデメリットも出せたらつよい
★今回限りやすくするっていうのは嘘っぽくて響かない。発注をミスって死ぬほど在庫ができてしまった。安くでも売らないと損なので半額で売ります。。みたいなストーリーがあるほうが本当っぽくて信頼されやすい
・自分が客の立場だったらされて嬉しいことを20リストアップして優先度をつけて実行する。
★客が嫌いなことは?なぜそれが嫌い?客の悩みは?なぜそれが悩み?客が恐れてることは?なぜそれがこわい?を考えることでお客さんの頭の中を読むことができる
★そして、頭の中にあるものとオファーを結びつけることで購買に繋がりやすくなる。
★今買わないと損。が効きやすい。自分がフリーランスでいこうを買った時も1日だけ金額下がっててこうにゅうを煽られたからだった。
・食中毒のニュースが流行ったら、その食中毒と絡めた衛生関連の事業が伸びた。なにかニュースとかで不安が流行ったらそれを打ち消す言い方が受けやすい。
・著者が記憶喪失でも忘れたくないこと、緊急性を押す(2要素以上で顧客を絞り込んだ上で)、時期や数量限定、FAX、立体物の送付(指で触れるもの。物理的に動いてる時に買いやすくなるため。)、思い切った保障、明確な行動の指示、お客さんの声を入れること
・100万円の値引きよりも100万円の保障の方が当たり前だけど利益率は高くなる。
・会社対個人だとキャンセルしやすいが、個人対個人だとキャンセルしにくくなる。
・もともと約束してなかったのに特典とかプレゼント(購入の決断は正しかったということが分かるようなDMとか)があると、キャンセルされにくくなる
・お客さんの声を集めてDM等に入れると成約率があがる。最初は親族、友達とかに買いてもらって見本を見せることで他の人も書きやすくなる。
・相乗りマーケティングする場合は、dm費用はこっちで持つし、売れた時だけこっちに発注してくれたらいいし、あなたの会社の商品もこっちのリストに宣伝できますよって営業する
★実績はあるものではなく、今この瞬間に自分でつくるもの。うそはだめやけど自分でちょっとでもそれっぽいものがあれば実績と言っていいし、言い張ったものに勝手に近づいていく。
・成約率の高い説明会のやり方載ってたのでやるときは参考にする
★買ってほしい客にはpasonaの法則で説明する。
→相手の問題点を明確化
→その問題を身近に感じてもらえるよう炙り立てる
→解決策を教える
→解決策を得られる人は限られてることを伝える
→行動を呼びかける
・pasonaは煽る手法ではなく相手の立場にたって考えてあげる優しさのマーケティングであることに注意
★お礼状やニュースレターは効果的だけど、本質的にはその顧客が喜ぶことをしてあげること。それでLTVも流出率も変わる。
★本当の成功法則は平等に全員に開かれている。けど、問題なのはそれを重要な情報と認識できないこと。知ってしまえば当たり前のようなことが重要だったりする。
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フォトリーディングの本。一昔前に流行ったらしい(?)
「ここまで読んだ」の概念が無い読み方を解説していて、この本自体もそう読めるように書かれている。構成が面白い。"スーパーリーディング"とか"加速学習モード" とか具体的なテクニックを名前付きで使っているのもわかりやすいと思う。
フォトリーディングを実践するかどうかを置いておいても、本の読み進め方、積ん読解消に役立つ。
フォトリーディング自体についても触れると、意識で理解するのを一旦スキップして眺めて、あとから知りたいことを掘り起こすような方法。ベタで端から塗っていくのではなく、うっすい色で全体を何度も塗るような読み方とも言えそう。
なんとなくタイトルで損をして胡散臭さが表に出すぎている気がするが、一度噛み砕いてしまえば内容は結構実践的。 -
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私の敬愛する、カリスマ経営コンサルタント・神田昌典氏による最新本(2019.2.3現在)です。2011年の末に「2022年、これから10年、活躍できる人の条件」という本の序文を読んで衝撃を受けて以来、7年が経過しました。
あれから自分に対して思いかげないことが起き、それに克服するための布石も打ってきたつもりですが、時代の流れは想像していた以上に速くなっているような気がします。
神田氏がその中の本で、「現在(2011年)に存在する会社の形は2022年には無くなる!」と予言していますが、どのような形になるのか、そして我々(特に私のような中高年)はどう対処すべきか、その後に書かれた本で徐々に記されてきているように思います。
以下は気になったポイントです。
・人間の価値観は、9歳から11歳の間に、夢中になったものやストーリーによって形成される。顕在意識が育ってくるのがこの間だから。その時の体験が一生を決めるといっても大げさではない(p41)
・2002年に「ゲーム脳の恐怖」という本が出版されたが、あれから十数年経過して、そこで振り返ってみてわかったのが、ゲームをやっていた子は、痴呆になるどころか、天才になってしまったということが分かった。視覚情報の処理能力が非常に高い(p47)
・社会体制の大改革に当たって鍵を握ってきたのが、時代の節目に現れる30代のリーダーである(p49)
・全ての商品やサービスをゲーム化していく、言い方を変えれば、ゲームとリアルの世界が完全に融合する世の中が始まるということ(p53)
・未来の景気は「46~50歳」の人口で決まる、日本の場合は1990年代(団塊の世代)、ここ数年景気が良いのは、団塊ジュニアが40代後半になっているから(p59)
・新時代は、歴史的な転換が起こった時に、「何が圧倒的に欠落しているか」によって特徴づけられる。今、私たちにとって欠落しているのは「精神的な豊かさ」「人間の真の幸せ」である(p68)
・スチーミットは、ユーザーが報酬をもらえる初のソーシャルネット、FBやインスタグラムでもらう「いいね」が、お金に変わるイメージ、投稿したコンテンツは、ブロックチェーンで記録されて改ざんが難しい(p84)
・プロダクトやコンテンツは高く売れなくなった、さらに、ビジネスモデルが進化するほど、商品・業務が増えて経費がかかるようになる(p108)
・頭の中をバージョンアップするためには、日常の仕事で使うツールを変えるのが効果的である(p161)
・マーケティングで、商品の価値を伝え、セールスで、その価値がわかる相手とつながる、これが顧客を創造する技術の体系である(p215)
・相手にとって受け取りやすいメッセージは、PASONA(p:問題、A:親近感、S:解決策、O:提案、N:絞り込み、A:行動)、相手の痛み(P)を自分の痛み(A)として感じることで、お互い共感しあえる関係になった後、解決策(S)と具体的提案(O)が、役に立てることを確認(N)し、変化への行動(A)を促す(p233)
・AIは、未来を創る言葉を効率的に紡げるようになるかもしれないが、しかし「どんな未来に向かうべきか」という選択自体は人間にしかできない(p242)
2019年2月3日作成 -
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某サービスを,あるときはサポートとして,あるときは営業として,あるときは開発として,いろいろな立場で携わっている。でも,結局のところロイヤリティってどうなんだろうということで手にとった本。
この本ではその中でもコンタクトセンター(サポート)に注目している。この分野は比較的地味(だと思っていて)で,話し方とかコミュニケーションとかそういうことを除いて正面切って語っている比較的珍しい本。でも,そこがロイヤリティの肝だということを大量の根拠とともに教えてくれる。
結局,どこに資源を割くべきなのか。サポート担当だったときにはもっとサポートのことを考えてくれてもいいのにと思ったけれど,この本を読んでみると,単純にサポートに資源を割り振れば良いというわけではない。そもそも,主語がサポートになっていることがちょっと違うのだろう。問い合わせるユーザーとして気持ちいい対応とは何かということが重要なのだろう。
結局,「期待とは結局、相対的なもの」(p49)であり,単純にクオリティの高い「おもてなし」ではなく,必要なレベルの「おもてなし」があればいいということなのだろう。不足でも過剰でもなく。一度振り返ってみるといいと思う。
会社の判断はある意味正しかったのではないかと思うものの,セルフサポートのためのWebサイトへの投資というところでは全く足りていない。開発の立場ではわかりやすいものを,と思うもののどこまでするべきなのかが悩ましい。実際の現場がどんどんわからなくなっているのが気になる。