川本貴裕のレビュー一覧
-
無料版購入済み
小説に匹敵する怖さ
小説版は読み終えて、映画も観たことがありましたから、マンガはどんなもんかな~と軽い気持ちで読んでみました。
正直言うと、凄く良かったです。
映画は映画で別物として受け取っていましたが、小説に乗っ取って話が進みますし、ちゃんとぼぎわんの「怖さ」が描けてます。
絵柄もシンプルながら人物の描写もしっかりしてますし、キャラも魅力的です。
まだ話としては導入部なので、これからの恐ろしい展開には期待を感じています。
そもそも『ぼぎわん』とは何なのか、どうやったらアレを祓えるのか、そもそも勝てるのか、等々気になる所はたくさんありますので続きが気になる方は是非とも小説版も読んでみてはいかがでしょうか。 -
現代でも感じる恐怖感
原作を読んで、ハマりました。澤村先生の小説は全部読みましたが、やはり、ぼぎわん、ズウノメ、シシリバと、霊能姉妹の話が一番好きです。ドラマとかで映像化されないかな?そんな訳で、マンガを読みましたが、原作をよく忠実に表現されていて、とても良かったです。
-
-
Posted by ブクログ
娘・知紗を守れず、自我を失ってしまった田原香奈。
田原家を守ろうとし“ぼぎわん”に傷つけられた真琴は、姉にして最強霊媒師・琴子に救われ一命を取り留めるも、いまだ知紗を救おうとしていた。
そんな真琴を前に琴子は“ぼぎわん”との対決を決意し――。
大ヒット、ノンストップ・ホラー! コミカライズ第3巻。
最終巻は、比嘉琴子vsぼぎわん。映画版のビルを舞台にした祓いもスケールデカくて良かったけど、より祓いの過程がわかりやすく痛快な原作版の祓いのシーンもハラハラドキドキさせられる。
誰がぼぎわんは田原家に呼び込んだかも映画版とは違うけど、原作版の方が田舎の家族を中心とした封建的な家族の支配の忌まわ -
無料版購入済み
結局のところ共依存の関係を結んでお互いに甘えているんだと思う。でもDVに晒されてそこで優しくされたら靡かずにいられたのか、心を入れ替えると信じられるのか。思いテーマだと思う。