武田美穂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
芸人・松元ヒロさんのひとり芝居「憲法くん」、憲法施行70年という節目に絵本作家の武田美穂さんとのコラボで製作された絵本です。
「憲法くん」のネタの全文とヒロさんからのメッセージ、そして日本国憲法という3部構成です。永六輔さんが亡くなる前、ヒロさんに「9条をよろしく」と託した話しなども紹介されています。
「絵がちょっと若過ぎ」などと思いながら、実際の舞台のヒロさんの声や姿が浮かんできました。まだ舞台を見ていない人でも十分にヒロさんの言葉が伝わってくる、「飛び出す絵本」とでもいうような感覚になれるものだと思いました。先日舞台を観た我が家のおばあちゃんも、「ヒロさんがいる」と、とても喜んでいました。
この絵本、時々に読み返して自分の中でしっかり根付かせようと思います。
お勧めの一冊です。 -
購入済み
子供にも分かりやすい
絵と簡潔な文章で、憲法の本質を分かりやすく解説してくれます。小さいうちにこの一冊で憲法の基本を知っておくことは、きっと将来の役に立つと思います。
-
Posted by ブクログ
学校、行きたくない……。
お腹がいたい気がする……。
ずる休みしたい……。
そんな気持ちになったことありませんか?
主人公のみほちゃんも、学校に行きたくない……ってどうしたのでしょうか?
テストがあるのでしょうか?
それともお友達とけんかしたのでしょうか?
実は……学校に、苦手な男の子がいるんです。それもとなりの席に…。
算数の授業のときも、給食の時もいじわるばっかりしてきて、しかも、みほちゃんがお友達からお誕生日にもらった大切な鉛筆を…折ってしまった。
まるで怖い「かいじゅう」みたいな男の子。
みほちゃんが、重い足取りで学校にいくとそこには……。
ラストシーンで、ますだくんが、「かいじゅう」から「男の子」になってるのは、仲直りしたからでしょうか?それとも…?
子どもの頃、クラスに一人はいたかもしれない泣き虫な女の子「みほちゃん」と素直になれないけれど、ほんとは優しい男の子「ますだくん」の物語。
ぜひ、ますだくん視点の「ますだくんの一ねんせい日記」と一緒に、ご覧ください。
ネコヤナギ -
Posted by ブクログ
ますだくんは、一年生。
毎日楽しく小学校へ通っています。
そんな中、ますだくんは、となりの席の女の子が気になって仕方がないみたいです。
算数のとき、給食の時、ついつい、口を出してしまうみたいで……?
でも、となりの席のみほちゃんは、ますだくんのことが、どうやら苦手な様子……ますだくんが、話しかけると、いつも泣きそうな顔をしています。
ああ、ますだくん、少し見せてもらおうと思った、みほちゃんの鉛筆を折ってしまいました!
しかも、それはみほちゃんが、誕生日にお友達からもらった大切な鉛筆で……。
「となりのせきのますだくん」のますだくん視点で語られるもう一つの物語。
「となりのせきのますだくん」を読んで、ますだくんが、いじわるな「かいじゅう」だと思ったあなた。
ぜひ、こちらも読んでみてください。
読んだ後は、「いつか、みほちゃんが、ますだくんの優しさに気づいてくれるといいな」と思えるはずです。
「となりのせきのますだくん」では語られなかった、みほちゃん、ますだくんの普段の学校での姿も必見です。
実は君たち似た者同士?思えるシーンも……。
一生懸命鉛筆を直す、ますだくんがとても微笑ましく、ちゃんと仲直りできるのか、こちらまでドキドキしてしまいます。
みほちゃんには、怖がられる「かいじゅう」でも、ほんとはとても優しくて頼りになる、すこし不器用な男の子、ますだくんの物語。
ぜひ、「となりのせきのますだくん」と一緒にご覧ください。
ネコヤナギ -
Posted by ブクログ
"きみは世界でたったひとり、だれともとりかえがきかない。
だから、だいじ。
一人ひとり、みんなだいじなのです。"
"広い宇宙のなかで、生物がすめる星が、いったいいくつあるでしょう。
その数少ない星のひとつである地球で、たくさんの試練のつみかさねから人間が生まれました。
まさに、きせきです。
その人間一人ひとりを、かけがえのないそんざいとして、たいせつにする社会。
それをいちばんだいじにしていこう、というのが日本の「けんぽう」なのです。
この絵本は、井上ひさしさんが、生前、実際に小学生に日本の憲法について数度にわたってお話されたことを基に作られたものです。
井上ひさしさんの言っていることは、理想にすぎないと笑う人もいるかもしれない。
実際、人間は武力を持たずにはいられないし、そうでなければ発展もない、という人もいるかもしれない。
でも、日本は太平洋戦争を経験し、2度の原子爆弾を落とされ、たくさんの命が犠牲になりました。生き残った人も大切な人を戦争でなくし、辛く悲しい思いをしました。
その上で、作られた日本の憲法。
武力は持たないと宣言し、それを国の1番の大きな決まりとして掲げた日本は、すごいと思う。
改正するのは簡単なことかもしれないけれど、簡単に変えてはいけないと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガみたいな絵本です。
「ますだくん」がシリーズ化していたことを知り、思わず読んでみました。武田さんがマンガのようなコマ割りをした絵本を作られていたことは知っていたのですが、新鮮で、それでいて不思議な懐かしさのある絵本でした。
小学校の頃は、「ますだくん」が酷く意地悪なやつで、憎くて仕方ないくらいだったのですが、この絵本も一緒に読んでいたら…
「ますだくん」のイメージもきっと変わっていたことでしょう。
とっくに小学校を過ぎた私には、すぐそばにいる「ますだくん」のことをもっと知らなくちゃ、知らないままで悪いと決めつけちゃいけないんだ、という、ごく当たり前のはずのことを再認識させられました。