武田美穂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
学校、行きたくない……。
お腹がいたい気がする……。
ずる休みしたい……。
そんな気持ちになったことありませんか?
主人公のみほちゃんも、学校に行きたくない……ってどうしたのでしょうか?
テストがあるのでしょうか?
それともお友達とけんかしたのでしょうか?
実は……学校に、苦手な男の子がいるんです。それもとなりの席に…。
算数の授業のときも、給食の時もいじわるばっかりしてきて、しかも、みほちゃんがお友達からお誕生日にもらった大切な鉛筆を…折ってしまった。
まるで怖い「かいじゅう」みたいな男の子。
みほちゃんが、重い足取りで学校にいくとそこには……。
ラストシーンで、ますだくん -
Posted by ブクログ
"きみは世界でたったひとり、だれともとりかえがきかない。
だから、だいじ。
一人ひとり、みんなだいじなのです。"
"広い宇宙のなかで、生物がすめる星が、いったいいくつあるでしょう。
その数少ない星のひとつである地球で、たくさんの試練のつみかさねから人間が生まれました。
まさに、きせきです。
その人間一人ひとりを、かけがえのないそんざいとして、たいせつにする社会。
それをいちばんだいじにしていこう、というのが日本の「けんぽう」なのです。
この絵本は、井上ひさしさんが、生前、実際に小学生に日本の憲法について数度にわたってお話されたことを基に作られたものです。
井上ひ -
Posted by ブクログ
「ますだくん」シリーズ第一作。表紙のあまりの可愛さに衝動買いし、すっかり武田さんファンになりました。この本はなんといってもますだくんが可愛いんです!恐竜ですよ、恐竜!!しかもこの憎々しい表情で「ここからでたらぶつからな」って、はみ出しすぎ・・・この横暴さ、たまりません。気弱なみほちゃんがいかに怖がっているかがひしひし感じられる素晴らしい描写力です。そしてぶっきらぼうで不器用なますだくんも、可愛いんですよこれがまた。ううん、甘酸っぱい小学生の気持ちって素敵。(何)シリーズの他の本も好きですが、私はこれが一番のお気に入りです。余談:後日この本を姪(幼稚園児)に買ってあげたんですが、気に入ってくれて
-
Posted by ブクログ
小1の娘が武田美穂さんの絵本が好きで、武田美穂さんの絵本を探しているときに見つけた絵本。
とても良かった!!
憲法について学んだのは小中くらい(?) 当時あまり興味がなく、そのまま曖昧な理解のままアラフォーになってしまいました。この絵本は簡潔に分かりやすく書かれており、大人にも子供にもいい本だと思います。
日本国憲法は素晴らしく、全世界で共有できたら戦争なんて起こらないのに、そうではない悲しい現実。
今まで戦争は起こらないと思っていたのが、ロシアのウクライナ侵攻で、日本もいつ戦争に巻き込まれるか分からない世の中になったのだなぁと思います。日本が戦争をしないと決めていても、他国から攻めら