高橋和夫のレビュー一覧

  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    初心者でも非常にわかりやすい。内容が複雑なので1度読みではなく何回か読んでさらに理解を深めたい。
    世界は深い部分ですべて繋がってる。そしてそれは日本ではあまり報道されない。
    国際問題を知りたければテレビなんか見てたら間違った方向に取り残される。自分で情報を集めないと。

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    2016年05月24日
  • イスラム国の野望

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    平易な文章で書かれてあり、前知識を余り必要としないところはとても助かったが、文章テンポが悪い所が所々にあったと感じた。ユーモラスに富んでいて、面接の件は思わず吹き出した。面白い文章は好きなので、好印象。 ☆3.5

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    2015年04月15日
  • イスラム国の野望

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    中東情勢について、色々な本を読み進めているのでその一つとして読んだ。
    簡潔に書かれているので、わかりやすいが、やはりそれはある程度自分に知識が入ってるからでもある。

    宗教や歴史を含めてある程度まとめて知識を入れないと中東情勢はなかなか理解できないなぁと思う。
    それだけ日本は中東と遠いということだろう。
    石油などの資源の関わりは深いけど。

    中東とひとくくりにはできないが、どの立場からも日本は反感を持たれにくいのは事実で、それを活かせないかという締めであった。

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    2015年04月06日
  • イスラム国の野望

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    中東のそれぞれの国の歴史、文化、民族、宗教が複雑に絡み合っている。また、その支援国として米国、ロシアが何かしらの援助をしている。そんな中で、日本は中東での評価は悪くなかったことがよく分かる。しかしながら、それを安部首相がぶち壊したのは残念過ぎる。

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    2015年02月19日
  • イスラム国の野望

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    連日のニュースでの高橋和夫さんの解説がとてもわかりやすかったので、著書を読んでみようと思い、手に取りました。

    いくつもの国が分裂し、立場がころころ変わる、わかりにくい中東問題を、わかりやすい順番で、わかりやすい言葉で書かれているので、ほとんど何も知らなかったわたしでも理解できました。

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    2015年02月12日
  • イスラム国の野望

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    今、引っ張りだこの高橋和夫氏の著書。簡明でわかりやすい。イスラム国関連で最初に読むのに適した一冊だと思う。
    第一次大戦後の中東地域の歴史もざっくりとおさらいし、どういった人々が集まりイスラム国を形成したのかがわかる。
    イスラム国関連のニュースがだいぶわかりやすくなる。

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    2015年01月31日
  • イランとアメリカ

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     最近の情勢を扱った前半もいいけれど、第4章から先の、イランの歴史をたどるところが非常におもしろかった。
     イラン人の祖先は、紀元前七世紀に歴史に姿を現し、メディア王国に服属していた。のちに指導者キュロスのもとに立ち上がり、オリエント全域を支配するアケメネス朝ペルシア帝国を建設。紀元前539年、バビロン攻略。紀元前330年、アレキサンダー大王に屈するも、これをきっかけにヘレニズム文明が花開くことになる。再びパルチア、ササン朝ペルシア帝国を立ち上げたが、今度はイスラム教を奉じるアラブに侵略を許す。イスラム教を受け入れたペルシア人たちは言語を手放すことはなかった。ペルシア語はアラビア文字で記述され

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    2013年08月04日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    絵が豊富で分かりやすかった。イスラエル周辺の国々それぞれとの関係や状況を解説してくれているので、多角的に中東を知ることができた。中東は今話題の国際情勢なので、何か分からないことがあれば再びこの本に立ち返り、内容を反芻しようと思う。

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    2013年07月24日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    どうもよくわからないパレスチナ問題。
    あちこちで「わかりやすい」という評判の本書を読んでみた。

    とても簡潔に世界や宗教との関連、経緯を書いてくれているので確かにわかりやすい。
    ただ、わかりやすさコンパクトさを追求したためか(いや、私の知識不足が一番の原因かも?)一度書いたことは理解されたものとして次の展開に進み、時系列が戻ったり、どんどん先へ話が進んだりするので、基礎知識の全く足りていない私はついていくのに必死。
    途中で間をあけると流れを忘れてしまいそうだったので、一息に読んだ。

    確かに理解できたのは、そもそもパレスチナ問題を作ったのはヨーロッパだったということと、アメリカが絡んでややこし

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    2012年12月30日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    日本人には今ひとつピンと来ない(宗教問題が絡んだ)複雑な中東情勢を、わかりやすく学べた。

    各国のイスラエル・パレスチナとの関わりもわかり、特にノルウエーのやっていることはほとんど知らなかったため、この本を読んでからノルウエーという国を見直した。

    一度読んでおくと、中東関連のニュースもわかりやすく、興味を持てるようになるとおもいます。

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    2012年08月14日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    現代のイスラエルとパレスチナを取り巻く状況とそこに至る経過が分かりやすく解説されている。著者の書いた「アラブとイスラエル」と併せて読むと大体基礎は押さえられる。

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    2012年08月06日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    ニュースではよく耳にする両国の紛争問題だが、知ろうとしなければ途中から事の真相を知ることは難しい。過去の歴史的な経緯から、問題を優しく紐解いてくれる良書。オバマ大統領が過去からの問題にメスを入れ始めたまさにいま読みたい本。

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    2011年05月31日
  • なるほどそうだったのか! ハマスとガザ戦争

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    評価が高いので気になっていた本。
    アメリカ大統領がまだバイデンさんの頃なので内容が少しだけ古め。
    ハマスがどのような経過をたどって変化していったのかがよくわかった。
    これまでの読書で得た知識もあり、タイトルのようになるほど!とまではならなかったけど、中東の戦争が私個人に関係してくるということも理解できた。
    後半の内容はちょっと興味が薄れてきて何度かうたた寝してしまった。
    印象に残ったのは、合衆国憲法が3期目の任期を一切禁じていることで、トランプ大統領がもう再選のために支持基盤に気を使う必要がないということ。
    トランプの暴走が中東に与える影響が心配です。

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    2025年05月02日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    パレスチナとイスラエル。幾度も繰り返される戦火は生々しい傷痕を人々の生活に刻む。家を失い家族を奪われる現実は想像を絶する。土地、宗教、歴史が絡む争いは解決を困難の極みに押し上げる。それでも国際社会は目を背けられない。和平への試みは希望と失望を繰り返しながらも続く。互いの不信感や不平等を乗り越え対話を重ねることが鍵だ。対話に導くことも大切だ。平和の尊さを胸に刻み世界全体が共に歩むべき道を模索していかなくてはならない。こんなきれい事ではないはずだが。

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    2024年12月01日
  • なるほどそうだったのか! ハマスとガザ戦争

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    わかりにくい中東情勢とパレスチナ問題をわかりやすく解説してくれてる。
    文章も口語体で読みやすい。

    刻々と変化していく状況のなか、現状を把握するのはとても難しい。
    複雑に絡む利害関係なのだが、どの戦争も割とトップの右傾思想が暴走し、止められなくなってるところが共通していると思った。(イスラエルのネタニヤフについての解説がわかりやすかった)
    アメリカの立ち位置も、先鋭化していく宗教も政治に絡んでより複雑になってんだなぁ、と。

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    2024年10月21日
  • なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -

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    「なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル」よりも内容が新しく詳しくなっている。
    アメリカのイスラエル支持の内情に多くを割いている。
    パレスチナに平和をもたらす為に必要なのはイスラエル側の譲歩であり、パレスチナ側に譲るべきものは何も残されていない、と著者は言うが、パレスチナ側もイスラエルの存在を認める事とイスラエル人の人質解放という譲歩は必要だと私は思う。

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    2024年06月16日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    1.この本を一言で表すと?
    イスラエルとパレスチナの問題をわかりやすく解説した入門書。
    2.よかった点を 3~5 つ
    ・「2000 年にわたるイスラム教徒とユダヤ教徒の宗教対立」、そうした言葉で語られることの多いパレスチナ問題。し
    かし、この説明は間違いである。(p16)
    →2000 年にわたる問題だと思っていたが、言われてみればその通りと思った。
    ・民族主義、帝国主義、イギリスの三枚舌(p17〜27)
    →イギリスが紛争の種をまいたのは世界のいたるところにある気がする。
    ・パレスチナ問題の解決案(p68)
    →私個人的にも二国家解決案しかないと考えている。
    ・アルジャジーラ(p100)
    →こ

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    2024年06月16日
  • 中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌

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    中東問題は宗教戦争ではなく、単なる地政学的問題であることを解き明かす。
    イギリス・フランス等の列強が国境線を引いた結果、近代国家としてはなりたっていない国家もどきの国が沢山あるのが中東。
    サウジも国家もどきの国の一つだが、今後石油のもつ戦略物資としての性質の変化(米国でのシュールガス開発等)により国家の戦略を変えざるを得ない状況に追い込まれている。アラムコの上場もその一環だが上手くいくか否かは不明。
    国家もどきの国の境界線が政治要因で変更される可能性が今後高い。(シリアはその典型例)

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    2020年01月19日
  • 中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌

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    なんとなく、最近、中東問題に関心があって(きっかけは忘れた)、新書を少しづつ読んでいる。

    イラクに詳しい酒井さんの本を読んで、中東問題は、宗教、宗派の対立というより、欧米中心の国際秩序の矛盾のしわ寄せが中東にきていて、そこに国や民族ごとの経済的利益、安全などを求めたリアル・ポリティクス、ジオ・ポリティクスの問題なのだ、という視点を学びつつある。

    あと、これまで中東といえば、パレスティナが問題の根源と思われていたのだが、いまやそれは問題の背景に下がっているという認識に驚き。

    というなかで、別の著者のものも読んでみようと思って、こちらも読んでみたが、基本、大きな話は一緒なんだな〜。

    こちら

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    2019年03月18日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

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    タイトルに偽り読み終わった。よくわらかないパレスチナ問題を多面的に分かりやすく解説してくれている。歴史から説き起こし、世界各国との関係を個別に解説してくれる。有名なオスロ合意やキャンプデービット合意などの内容もその背景も含めて触れられており、これまでしっくりこなかったことがかなりクリアになった。

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    2018年11月12日