高橋和夫のレビュー一覧

  • 中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌

    Posted by ブクログ

    メモ

    P163
    コリン・パウエル
    黒人初の参謀本部議長(制服組トップ)
    湾岸戦争(1990)で圧倒的勝利。
    自身のベトナム戦争の経験から、パウエル・ドクトリンを打ち出した。
    「国民の支持する明確な戦争目的」「圧倒的な戦力を一挙に投入」「出口戦略」

    デイヴィッド・ペトレイアス
    イラク戦争(2003)の指揮官
    テロやゲリラ相手の戦いが増え、パウエル・ドクトリンは時代遅れと提議、「野戦軍用の対ゲリラ戦マニュアル」を編集した。

    0
    2018年09月29日
  • イスラム国の野望

    Posted by ブクログ

    同じ筆者の「中東から世界がくずれる」を先に読んでしまっていたので、内容がかぶっている部分が多かった。

    0
    2017年11月12日
  • イスラム国の野望

    Posted by ブクログ

    たとえ話が多くて、ひとつひとつがおもしろい。
    次元のひどく異なるたとえ話なんだけど、その話自体は、わりと正確。

    スンニー派とシーア派は、イスラム教の2大宗派。
    約9割がスンニー派、約1割がシーア派。

    イスラム世界に引かれた国境線は、ヨーロッパ列強国が勝手に引いた線であり、そこで生活しているイスラム教徒たちには必然性の感じられない不合理なもの。
    したがって、イスラム圏の人々がイスラム世界を統一し、欧米の干渉受けないイスラム国家を樹立したいと願うのは自然な感情。

    イスラム国はサイクス・ピコ協定の破棄を主張してる。

    0
    2015年07月31日
  • イスラム国の野望

    Posted by ブクログ

    すごく分かりやすかった。中東の複雑さはぱっと見かなり難解だが、イラク、イラン、シリア、トルコ・・・そしてアメリカ。それぞれに過去どういう経緯があって、それがどう今に至るのかが理解出来る。
    今私がこの状況を知ったからといって、世界の何が変わる訳ではないのだけど、でも知らないでただ気味悪がっているよりはいい。
    それにやはり歴史は興味深い。利権、国と国との微妙な力関係、民族意識。テレビでボンヤリと見ていたそれぞれのニュースが、実はすごく身近な争いの感情から生まれていること、そしてそれらは別々の事件に一見見えても実はどこかで繋がっていること。
    読み進めるにつれて、パズルが解けていくようだった。

    0
    2015年03月19日
  • イスラム国の野望

    Posted by ブクログ

    中東の歴史や情勢に全く知識のない私でも分かりやすい文章で、ISILと周辺の状況がどういうものなのかを知る、足掛かりになりました。更に知る努力をしたい、しなければと思わされました。
    宗教、宗派、民族、歴史、外交。平和を取り戻し、維持していくには、あらゆる視点からの、多くの努力が必要なのだと、気の遠くなる思いです。

    0
    2015年03月03日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

    Posted by ブクログ

    これも読みやすくて分かり易かった。
    最初に年表が書かれているのでそれである程度の歴史を把握し、本文を読むと頭に入りやすいかも。
    教科書のように、重要な単語は赤字になってます。
    読み物というより参考書に近いです。

    0
    2013年09月16日
  • なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろいとは思わなかったが、わかりやすかった。
    結局、パレスチナ問題をこの世に産み落としたのはヨーロッパで、
    問題を大きくしたのがアメリカで、、、っていうこと。

    欧米っていたるところで、「我こそは民主主義の先鋭」「人権尊重・平和主義」みたいな顔しているけど、そしてそれができていない国を責めたりしているけど、もともとはオマエらが蒔いた種だろっ!って、パレスチナを含む、中東問題を見ていると、結局いつもここにたどり着く。。。

    0
    2013年04月28日