高橋和夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.この本を一言で表すと?
イスラエルとパレスチナの問題をわかりやすく解説した入門書。
2.よかった点を 3~5 つ
・「2000 年にわたるイスラム教徒とユダヤ教徒の宗教対立」、そうした言葉で語られることの多いパレスチナ問題。し
かし、この説明は間違いである。(p16)
→2000 年にわたる問題だと思っていたが、言われてみればその通りと思った。
・民族主義、帝国主義、イギリスの三枚舌(p17〜27)
→イギリスが紛争の種をまいたのは世界のいたるところにある気がする。
・パレスチナ問題の解決案(p68)
→私個人的にも二国家解決案しかないと考えている。
・アルジャジーラ(p100)
→こ -
Posted by ブクログ
なんとなく、最近、中東問題に関心があって(きっかけは忘れた)、新書を少しづつ読んでいる。
イラクに詳しい酒井さんの本を読んで、中東問題は、宗教、宗派の対立というより、欧米中心の国際秩序の矛盾のしわ寄せが中東にきていて、そこに国や民族ごとの経済的利益、安全などを求めたリアル・ポリティクス、ジオ・ポリティクスの問題なのだ、という視点を学びつつある。
あと、これまで中東といえば、パレスティナが問題の根源と思われていたのだが、いまやそれは問題の背景に下がっているという認識に驚き。
というなかで、別の著者のものも読んでみようと思って、こちらも読んでみたが、基本、大きな話は一緒なんだな〜。
こちら -
Posted by ブクログ
すごく分かりやすかった。中東の複雑さはぱっと見かなり難解だが、イラク、イラン、シリア、トルコ・・・そしてアメリカ。それぞれに過去どういう経緯があって、それがどう今に至るのかが理解出来る。
今私がこの状況を知ったからといって、世界の何が変わる訳ではないのだけど、でも知らないでただ気味悪がっているよりはいい。
それにやはり歴史は興味深い。利権、国と国との微妙な力関係、民族意識。テレビでボンヤリと見ていたそれぞれのニュースが、実はすごく身近な争いの感情から生まれていること、そしてそれらは別々の事件に一見見えても実はどこかで繋がっていること。
読み進めるにつれて、パズルが解けていくようだった。