高橋和夫のレビュー一覧
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私は、中東の政治について、全く疎いが、ニュース等で中東のことが知りたいと思ってた時に出会った、非常にわかりやすく、うれしい本。
中東は「国もどき」≒国家として体をなしていない国がほとんどという表現が、乱暴な表現のようでいて、「そうなんだろうな」と思える説明がしてあった。王様はたまたまその国の中心を治めているだけで、地方は地方で独自に有力者が収めている。王様は内政/外政ともに微妙な駆け引きを行い、国を治めている。という。日本の江戸時代も、ヨーロッパも国といっているが、地方は地方の文化があったということと同じだろう。
そんな「国もどき」の代表がサウジアラビアであり、そのサウジアラビアの、動きが最 -
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チュニジアに始まったジャスミン革命が各国に飛び火し、世界情勢が予断の許さない状況になっている。こんなとき、該当国に関する、最近の書物に注目してみると、その書物自身も予断の許さない状況になっていることが良くわかる。このような変革を、どの程度事前に予期できていたかという、インテリジェンス能力が明るみに出てしまうのだ。
例えば、『チュニジアを知るための60章』という本。「政治外交と経済政策」という章を見ると、以下のような記述。
現在のチュニジアの安定が、ベン・アリー政治の強権的政治の産物としても、経済的豊かさを享受できる市民生活が営まれていることは認めなければならない。社会の安定は、欧州からの観 -
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2016年(平成28年)の書籍であるから、既に10年の歳月が流れているが、今(2026年)を予測したかの様な内容だ。世界はアメリカによるイランへの攻撃でホルムズ海峡が封鎖され、石油という資源に大きく頼っている現状が改めてリスクであると気づいたし、世界経済崩壊の足音が響き始めている。正に本書タイトル「中東から世界が崩れる」と言わんばかりの状況を目の当たりにしている。それもこれもアメリカ大統領トランプ氏の発言やSNS投稿によるものではあるのだが、中東という薄氷の上をあっちに行ったりこっちに行ったり、日本を始めとした「中東の石油」に頼る各国は氷の上で滑って転ばない様に右往左往しているかの様である。因
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たまたま二週間ほど前に、同じテーマに関する著者の「生」講演を夫婦二人で聴いて来たばかりだったこともあり、その復習も兼ねて読んでみた。講演内容ともピタリとシンクロし、まさにハマス、イスラエル、パレスチナ、ガザの「今」を解説する極めて時宜を得た学びに繋がった。
先ず何よりも、分かり易い。
パレスチナ問題には予てから人並み程度の関心は持って来たつもり。いろんな本や記事も読んで来たが、どれも今一つ「すとんと腹に落ちる」感触が得られなかった。
それに対し、本書は初めて「すとん」と落ちた。細切れにしたテーマの切り口や語り口が巧みなこともあるだろう。これならば中高生でも十分に咀嚼出来る解説になっているのでは -
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恐らくとてもわかりやすくかかれているんだろうが、やはり他国の宗教問題は中々難しい…。一言で言い切れない過去がある。まずは国の位置を確認するところからスタート。
イスラエルとパレスチナ。ジェノサイドの悪夢…。ただの民族浄化では終われない。様々な国々が複雑に絡み合う。果てなき因縁の始まりや、紛争の根本を考えなければ。
ーメモー
イスラエルはユダヤ教
パレスチナはイスラム教
"パレスチナという土地"にあるのは、イスラエルとガザ地区とヨルダン川西岸地区
エルサレムという土地
PLOとイスラム急進派「ハマス」=パレスチナ
ハマスは言う、パレスチナの完全解放と。