あらすじ
「パレスチナ問題」も順を追ってひも解いていけばそれほど難しくはない。
イスラエルとハマスの戦争もこの問題を理解することで根底から原因が見えてくる。
中東研究の第一人者である著者が、イスラエルとパレスチナをわかりやすく解説した一冊。
●1章 「パレスチナ問題」とは、何がどう問題なのか?
・何を争っているのか? いつ頃から争いが始まったのか?
・ホロコーストの記憶がイスラエル軍を強くする
●2章 戦うことは宿命なのか?
・インティファーダを見たユダヤ人は、どう思ったのか?
・PLOとアメリカの新しい関係――オスロ合意
●3章 2023年ついに勃発!
イスラエルVSハマス戦争の知られざる舞台裏
・イスラエルのガザ政策は何が間違いか?
・休戦でハマスは有利、イスラエルは不利になる?
●4章 イスラエルとパレスチナ 目隠しされた現実
意外と知らないガザの姿
・地下トンネルはどれくらいある?
・アメリカはどこまで本気なのか?
●5章 霞んでいく和平の道
アメリカとアラブ諸国との不可解な関係
・アラブ諸国はハマスをどう見ているのか?
・イスラエルとアメリカの関係は?
●6章 第三次世界大戦の可能性
日本は、世界は、どうすればいいのか
・石油を9割中東に依存する日本
・中露、欧米を巻き込んで、第三次世界大戦の可能性は?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イスラエルとハマスの戦争。そこに票田の福音主義派やユダヤ資本家の意を汲むアメリカの、ロシアに対するとは真逆のダブルスタンダードの対応。イスラエルの協定違反、ファタハとハマス、地下道の複雑さ、イランの関与、ヒズボラ、フーシ派の動向。複雑な糸が何重にも絡まり合う。ウクライナもそうだが、ガザにはいつ平和が訪れるのか。
Posted by ブクログ
たまたま二週間ほど前に、同じテーマに関する著者の「生」講演を夫婦二人で聴いて来たばかりだったこともあり、その復習も兼ねて読んでみた。講演内容ともピタリとシンクロし、まさにハマス、イスラエル、パレスチナ、ガザの「今」を解説する極めて時宜を得た学びに繋がった。
先ず何よりも、分かり易い。
パレスチナ問題には予てから人並み程度の関心は持って来たつもり。いろんな本や記事も読んで来たが、どれも今一つ「すとんと腹に落ちる」感触が得られなかった。
それに対し、本書は初めて「すとん」と落ちた。細切れにしたテーマの切り口や語り口が巧みなこともあるだろう。これならば中高生でも十分に咀嚼出来る解説になっているのではないだろうか。
ハマスのイスラエル奇襲勃発から間もなく丸一年。出口の見えない戦争の終結に向けて、我々日本に、そして一人の日本人にすぎないオレ自身に出来ることはあるのだろうか?少なくとも、関心を失わないこと。そして、争いの双方の立場を僅かなりとも理解しようと試みる営みだけは続けることが肝要だ。
Posted by ブクログ
恐らくとてもわかりやすくかかれているんだろうが、やはり他国の宗教問題は中々難しい…。一言で言い切れない過去がある。まずは国の位置を確認するところからスタート。
イスラエルとパレスチナ。ジェノサイドの悪夢…。ただの民族浄化では終われない。様々な国々が複雑に絡み合う。果てなき因縁の始まりや、紛争の根本を考えなければ。
ーメモー
イスラエルはユダヤ教
パレスチナはイスラム教
"パレスチナという土地"にあるのは、イスラエルとガザ地区とヨルダン川西岸地区
エルサレムという土地
PLOとイスラム急進派「ハマス」=パレスチナ
ハマスは言う、パレスチナの完全解放と。
Posted by ブクログ
中東の問題というのは、正義と悪で語れるようなものではないですね。遠い世界の話ではなく、日本が何をしなければいけないのかを考え、情報をみていきたい。
Posted by ブクログ
評価が高いので気になっていた本。
アメリカ大統領がまだバイデンさんの頃なので内容が少しだけ古め。
ハマスがどのような経過をたどって変化していったのかがよくわかった。
これまでの読書で得た知識もあり、タイトルのようになるほど!とまではならなかったけど、中東の戦争が私個人に関係してくるということも理解できた。
後半の内容はちょっと興味が薄れてきて何度かうたた寝してしまった。
印象に残ったのは、合衆国憲法が3期目の任期を一切禁じていることで、トランプ大統領がもう再選のために支持基盤に気を使う必要がないということ。
トランプの暴走が中東に与える影響が心配です。