生田哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。
例えば青魚を食べること、コーヒーや白砂糖を控え目にすることだ。
サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなり、さらにうつの改善やアルツハイマー病の予防にも有効。
妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。
一方コーヒー依存になると、脳や副腎が疲弊してしまう。
白砂糖をとりすぎると血糖値を乱して精神を不安定にする。
本書は脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。
[ 目次 ]
第1章 あなたの人生を左右する食べ物
第2章 脳を快適にはたらかせる栄養素
第3章 脳に -
Posted by ブクログ
ネタバレ野菜は言わずもがな、やっぱり魚は頭にイイらしい。2日に一度、青魚を食卓に。
◎ビタミンb1不足の人は集中力が長続きしない
豚肉・玄米・胚芽米・海苔・サバ
◎ナイアシン…記憶力が上昇
レバー・玄米・マグロ・ホタテ・タラ・イカ
◎パントテン酸…記憶力を高める
ピーナッツ・豆腐・ネギ・にら・ブロッコリー
◎葉酸…発達障害を防ぐ
ウシや豚のレバー・胚芽・ほうれん草・大豆・じゃがいも・小豆
◎母乳で育った赤ん坊は人口粉乳で育った子どもよりもIQテストのスコアが高い
⇒母乳にDHAが豊富なため
⇒1日に250~500mg(2日に一度、サンマ・サバ・イワシ・サケなどを食べる) -
Posted by ブクログ
低GI食品を中心に食べる→スローリリースの低血糖
トリプトファン、5HTP→セロトニンの生成 魚介類、鶏卵、豆腐、ピーナッツ、バナナ、アーモンド、牛乳、チーズ 1〜3g/日
脳内でトリプトファンがセロトニンに変換されるには、運搬人が必要だが、同時にチロシン、フェニルアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシンといったアミノ酸も運んでいるため、トリプトファンは届きにくい。インスリンがトリプトファンの通過を助ける→空腹時にトリプトファンをフルーツジュースといっしょに
5HTP 100〜200mg/日
不飽和脂肪酸(オメガ3、オメガ6)
リン脂質 鶏卵、モツ、大豆
フォスファチジルコリンPC→アセチル -
Posted by ブクログ
食べ物が私たちの体(脳を含め)を作っているというのは確かにそうだと思いました。
心の病気を食事で治す方法に興味があったので、第5章は面白く読みました。
甘いものを食べると癒される仕組みがわかってよかったです。
食べ物を栄養素として、物質として捉える観点。
科学的に考えるには必要なことです。
ただ、脳の働きを良くするためにサプリメントで摂ることに疑問を感じました。
それはもはやサプリではなくて薬だと思います。
取り上げられた栄養素が多く含まれている食品も載せられていますが、
これらをすべて摂るための献立を考えるのは大変だろうと思います。
結局、いろいろな食品をバランスよく食べるのが一番いい -
Posted by ブクログ
癌 心筋梗塞 脳卒中 栄養難民 脚気 成人病は生活習慣病に アスコルビナーゼ 脂溶性ビタミン ビタミンA→鳥目 レバー・ヒジキ ビタミンD→くる病 チーズ・イワシ ビタミンE→不足すると貧血 大豆・ほうれん草 抗酸化作用 ビタミンK→止血がうまくいかない 紫蘇の葉・春菊 ビタミンB1→脚気 豚肉・玄米 ビタミンB2→口内炎 酵母・鯖 ナイアシン顔が黒くなる(ペラグラ) 鱈・烏賊 ビタミンB6→イライラ バナナ・ニラ ビタミンB12→悪性貧血 シジミ・レバー 葉酸→貧血 酵母・こし餡 ビオチン→鬱 ほうれん草・キャベツ・熱を加えた卵 パテント酸→疲労 ネギ・白魚 ビタミンC→壊血病 小松菜・苺