【感想・ネタバレ】心の病は食事で治すのレビュー

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Posted by ブクログ

2010年7月27日
全てのうつ病が栄養不足によるものではないのかもしれないけれど、少なくとも一部はそうであるのであれば、栄養状態を見直すことは、試してみる価値がある。

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2021年10月22日

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ネタバレ

■脳内ヒスタインレベルのインバランスで統合失調症が発生する


血液中のヒスタミンレベルが非常に低い統合失調者では
ありもしないことを本当だと思い込む妄想と、この世の現実にはありえないものを見る幻覚が
発生していた。すなわち、ヒスタミンレベルが高すぎるか、低すぎるかによって、
心の病や神経の異常な興奮が発生している。

低ヒスタミンは銅の過剰によって発生する。
そこで銅の過剰を抑えるために、ビタミンCとナイアシンB3を投与したところ、
ヒスタミンを正常範囲内に収めることが出来た。

高ヒスタミンの患者にビタミンCとナイアシンを投与しても、効果が無かった。
しかし、カルシウムを投与すると、ヒスタミンレベルが下がり、症状は改善した。




脳内物質のインバランスは薬で正すことが出来るが
薬には強い副作用がある。
薬で出来ることは栄養素でも出来る。
しかも栄養素には毒性がなく
大量摂取しても副作用が殆ど無い、という利点がある。

うつ病に苦しみ、薬を飲んでも一向に改善しない人は
セロトニンが不足しているのではなく単にジャンクフードの
食べすぎ、あるいは
ビタミンB群が不足しているだけかもしれない。

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2012年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

病気としての「うつ病」を栄養学の観点から治療を試みる内容の本。
精神病を生科学的に考察し、従来の「心理的」な療法には限界があることを、暗に、且つ声高に叫んでいる。
病気でなくとも、どこかしら不安になることがあったあり、精神の不安定によって自己が疲弊しきっているひとにとって、完全なる救いとなる書であることに間違いない。

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2012年01月01日

Posted by ブクログ

友人に薦められて読んだ本。もちろん、素人療法が危険であることもわかっているし、この本に書かれていることが絶対的に正しいというつもりも、ない。
だけど、読み進めていくと納得できる部分もあったり、する。

以前 「スーパーサイズ ミー」 を観た時、その中で毎日食べ続けていることにより、精神的に落ち着かなくなった・・・というくだりがあったがそれと同じような実験が第二次世界大戦中のアメリカで行われていたらしい。
『パン、キャベツ、カブ、ジャガイモ、シリアルに時折少しの量の肉や乳製品のみで摂取カロリーは通常の半分。
実験を続けるうちに 彼らは不快感といらだちを示すようになり、しだいに団体での活動を避けるようになり、多くは深刻なうつ病にかかった。
発狂してしまうかもしれないという恐怖感を抱き、別のものは自殺したいといった。
全員が大声でなきわめき、感情の乱高下が激しかった。しかし知能テストの成績は落ちなかった。これは脳内物質の不足によってひきおこされた。』
うーん。
確かに、自分の身体は、自分が口にするもので出来上がっているし。
一番「うーん」と思ったのは、低血糖症 という症状。
ブドウ糖の安定した供給ができなくなるために起こる病気。

その症状をあげてみよう。
1・朝起きられない。異常な疲労感。
2・気分の落ち込み
3・気分のコントロールがきかない
4・イライラ・突然の怒り
5・めまい・ふらつく
6・悪夢
7・猜疑心
8・睡眠障害
9・記憶力の低下
10・決断力がなくなる
11・砂糖への渇望
12・心配ばかりして集中力が低い
13・不安・恐れ・震え
14・寝汗をかく
15・たった一杯の酒でハイになる
16・食後や午後の遅く(夕方四時ころ)になると眠くなる

・・・・どうでしょう。
結構 おもいあたる節のあるヒトはいるのでは??
もちろんこれがすべてとは思わないけれど、もしこれで何かが改善するならばそれはそれで いいかなー って思った。
それに なぜ 脳にミネラルやアミノ酸が必要なのか、ということがわかるだけでも いいかも。です。
なお、低血糖の調査は千葉のマリヤクリニック で見てもらえるみたいです。悩んでいるアナタ、一度読んでみては???

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2010年02月21日

Posted by ブクログ

身体と同じように心も病気になる。

風邪薬は症状を緩和するだけであって
身体自身を回復させるわけではない。

うつ症状の人は昨今増えてはいるが
所謂「抗うつ剤」と呼ばれるものは
その症状を柔らげるだけで根本の
改善はしてくれない。

身体の風邪と同じように
心を治すのは 栄養素 だけである。

症状に応じたサプリなどを紹介。
時には、記載以上のサプリを取ることも推奨。
なぜなら栄養素が一般の人よりも不足しているから
その症状が出ているわけであって、
栄養素が人並みに充足するのなら
(多少の)過剰摂取は必要らしい。

色々と勉強になる一冊。
鬱病の一因は栄養不足であると。
言い換えれば、抗うつ剤飲まなくても
必要な栄養素が摂取出来ていれば鬱病を健康的に改善出来ると教えてくれます。

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2013年08月30日

Posted by ブクログ

サプリメントめちゃくちゃ飲まなきゃいけなくなる?けど、良いものは良いんだと信じたいが、胃が悪いため吸収できてない可能性があるのもあるからそちらの治療を優先、でも内容としては一貫してて良かった。

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2013年04月13日

Posted by ブクログ

2005年に出された本だから五年前の情報と言うことになるのだろう
日本にも昔から玄米食を中心にした「西田流」の
食事環境が有名だったし
中国の「医食同源」も現役である

しかし西洋医学は自然治癒力を基本とする民間療法を敵対して馬鹿にし
まるで宗教のように社会を脅しと都合のいい実験と証明で扇動してきた
勝ち負けによる正当性に興味を示さない民間療法は
挑戦に受けて立つこともなく細々とマイペースで生き延びてきた

そのほかにも医薬品の開発費を取り巻く視野の狭い基礎医者の存在や
患者の症状から離れてその場のデーターだけの機械的診断や
更にその医薬的医療結果を売り物にする臨床医学によって
市民は命と保険を形に取られて逃げようがなく管理されてきた

この本はその西洋医学の中から自己批判として湧きだした物のようだ
うつ病や自閉症などの心的病を薬に頼らずむしろ避けて
食生活とビタミン・ミネラル・必須脂肪酸などのサプリメントによって
副作用の伴わない治療と回復を目指す「分子整合精神医学」を紹介する
脳内物質とファーストフード・ファーストライフの関係と
スローライフの大切さを説く
精神分析医のカウンセルで治らないものも
半月のビタミンB6とマグネシウムの摂取で改善した自閉症の実例ほか
砂糖やカフェインやアルコールやニコチンの取り過ぎによる
呆けや躁うつや錯乱など沢山の実証例を見せる

特許と言うドル箱になる化学薬品の開発に執着した製薬会社の存在を
明らかにするとともに
儲からないが故に生薬の開発を拒む大企業と
官学産の癒着体制を見る
治外法権であったはずの大学が研究開発費に対する膨大な予算と言う餌で
官僚と産業に取り込まれてしまった
あらゆる分野における学問の自由はなくなり
官と産の思惑による下請けとなり
研究課題が目先の欲で決まっていく

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

同じく、レポート作成に於いて参考にした内の一冊。
主にうつ病について書かれた部分が役立ったが、そこで述べられていた「精神病はその要因だけを除去する事だけでは却って悪い方向に向かう事もある」と云った旨の事が、生化学の方面から広く捉えられた見解で、納得せざるを得なかった。
簡単にいえば、ある特定の物質が欠乏している為に、その物質の特性が一つの病気に関連していたとして、その物質を投与すれば全て解決、と云えばそうでは無く、
その物質を取り込む能力の損傷が起因とする場合もあり、そしてその物質が齎す副作用がある以上、特定の物質のみを含む、もしくは一部のみに働きかける薬を飲む事では、生体での機能そのものを無視したものであり、解決に向かう事には直接的に繋がらない場合もある
…と云った内容であったが、実にその通りだと思った。
他にもレポート作成にあたって役立つ内容も多々あり、参考になった本であった。

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

心の病は「薬」や「カウンセリング」で治すものだとばかり思っていましたが、この本を読んで食べ物(=栄養素)で治すという新しい視点を得ました。
確かに心の病に陥る背景には偏った食事、運動不足などもあると思います。薬の副作用に悩まずに栄養素を補うことで心の健康も実現できるのであれば、それに越したことは無い!それ以前に、日々の食生活の大切さをこの本を読むことで実感しました。
この本の影響で、ビタミンB、ビタミンC、GABAは欠かさず飲むようにしています。なんとなく、イライラすることが少なくなり、心が安定してきたように感じます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビタミンB群・C、オメガ3脂肪酸、低GI食品として玄米、ライ麦パン、さつまいも、豆類、野菜、海藻の摂取。砂糖、精製食物を控える。1日30分の歩行週5日。

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2011年04月22日

Posted by ブクログ

栄養療法でうつ病を改善・緩和・完治のいずれかが期待できます。投薬と休息しか治療法を知らない医者が栄養素の重要性に気づくことを期待します。

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2009年12月10日

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