【感想・ネタバレ】心の病は食事で治すのレビュー

あらすじ

うつ病や不安障害など、心の病は脳内の神経伝達物質のインバランスによって発生する。薬を服用すれば症状は回復するが、薬には副作用がある。脳に恒久的なダメージを与えてしまいかねない。薬に頼らない治療法はないものか――。本書は、心の病を正しい食生活、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸をうまく摂取することで治す「分子整合精神医学」という方法を紹介する。「なぜフライドポテトはダメなのか」「なぜ精製白パンよりもライ麦パンのほうがいいのか」など食生活についての基本的な認識から、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどのサプリメントを活用した摂取方法まで具体的に解説。健康な精神生活を送るために必要な知識を満載。主な内容――(1)心の病は脳の伝達物質のインバランスで発生する、(2)良質のブドウ糖を安定供給することが、脳の快適運転に欠かせない、(3)アミノ酸こそが心をつくる物質である、(4)不安障害の原因と対処法、(5)うつ病の原因と対処法

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Posted by ブクログ

ネタバレ

■脳内ヒスタインレベルのインバランスで統合失調症が発生する


血液中のヒスタミンレベルが非常に低い統合失調者では
ありもしないことを本当だと思い込む妄想と、この世の現実にはありえないものを見る幻覚が
発生していた。すなわち、ヒスタミンレベルが高すぎるか、低すぎるかによって、
心の病や神経の異常な興奮が発生している。

低ヒスタミンは銅の過剰によって発生する。
そこで銅の過剰を抑えるために、ビタミンCとナイアシンB3を投与したところ、
ヒスタミンを正常範囲内に収めることが出来た。

高ヒスタミンの患者にビタミンCとナイアシンを投与しても、効果が無かった。
しかし、カルシウムを投与すると、ヒスタミンレベルが下がり、症状は改善した。




脳内物質のインバランスは薬で正すことが出来るが
薬には強い副作用がある。
薬で出来ることは栄養素でも出来る。
しかも栄養素には毒性がなく
大量摂取しても副作用が殆ど無い、という利点がある。

うつ病に苦しみ、薬を飲んでも一向に改善しない人は
セロトニンが不足しているのではなく単にジャンクフードの
食べすぎ、あるいは
ビタミンB群が不足しているだけかもしれない。

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2012年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

病気としての「うつ病」を栄養学の観点から治療を試みる内容の本。
精神病を生科学的に考察し、従来の「心理的」な療法には限界があることを、暗に、且つ声高に叫んでいる。
病気でなくとも、どこかしら不安になることがあったあり、精神の不安定によって自己が疲弊しきっているひとにとって、完全なる救いとなる書であることに間違いない。

0
2012年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビタミンB群・C、オメガ3脂肪酸、低GI食品として玄米、ライ麦パン、さつまいも、豆類、野菜、海藻の摂取。砂糖、精製食物を控える。1日30分の歩行週5日。

0
2011年04月22日

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