【感想・ネタバレ】インフォドラッグのレビュー

あらすじ

私たちの脳と心は、映像や音などふだん接する“情報”によって、大きな影響を受けている。薬物を濫用すれば依存症が発生するのと同じように、“情報”によっても依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような脳と心をあやつる“情報”を「インフォドラッグ」と呼び、その接し方・扱い方に警鐘を鳴らす。 テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもたちはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているときに脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときに匹敵するからである。脳は二十歳ごろまでかかって形成される。未成年にとっては、テレビやゲームの暴力・レイプ・殺人シーンは、覚せい剤・コカイン・マリファナと同じだけの注意が必要である。ゲーム依存やネット依存――子どもたちをこの現代病から守らねばならない。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

去年ゲームセンターで
銃の形のコントローラーで敵を撃ち続けるゲームを始めて体験したとき
自分の脳の今までに無い興奮&トリップ状態に
怖くなり、途中でやめた。
体感として、子供には絶対に絶対に良くないと思った。

ゲームや刺激的な映像の恐ろしさをわかりやすく説明してくれる本。

0
2010年01月13日

Posted by ブクログ

大人に比べて子どもは ゲームや動画、SNSを見てる時の脳の反応が、覚醒剤を注入された時の反応と同じ。
自殺や事件の原因とまで言い切ってしまってるのは疑問。
自己防衛として、ストレスから脳を守るために利用してるケースもあることから、本の内容に若干の偏りを感じる。

0
2025年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
私たちの脳と心は、映像や音楽といった「情報」の影響を受けている。
ときには、薬物同様に依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。
本書では、このような情報を「インフォドラッグ」と呼び、その危険性に警鐘を鳴らす。
テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。
親が放っておいたら、子どもはほとんどの時間をゲームに費やす。
なぜなら、ゲームに夢中になっているとき脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときとほぼ等しいからである。
子どもたちをゲーム依存から救出せよ。

[ 目次 ]
第1章 テレビゲームはインフォドラッグである
第2章 テレビゲームのしすぎで依存症が起こる
第3章 脳にはマネる性質がある
第4章 暴力映像が狂暴な人をつくる
第5章 テレビゲームはもっとも効果的に暴力を教える
第6章 子どもの脳を汚染から守るためにできること

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 参考となる書評 ]

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2011年04月21日

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