レイチェルボッツマンのレビュー一覧

  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    ボッツマンは「シェア」という本を書いたことで有名です。この本は、シェアリング・エコノミーの潮流をいち早くキャッチした本でしたが、本書も中身を読むと著者の先見性を感じました。確かに「信頼」という概念自体は古くから存在していますが、デジタル時代では信頼の形が大きく変わっている、いまはその過渡期であるという主張です。昔はコミュニティ内での信頼しかありませんでしたが、ついで国や企業、マスコミなど「制度」に対する信頼が生まれてきた。そして第3の波として「分散化された信頼」がデジタル技術の進展によって生まれているのです。

    本書の面白い点は、「信頼が分散化された」で本が終わっているのではなく、実は一周して

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    2023年05月02日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    1、信用する相手が変わってきている。広告への信頼がなくなり、口コミなどが信用されるようになってきた。そういえば、Googleの検索を使わず、TwitterやInstagramで情報を取り入れる人が多くなったなあ

    2、使わない機会損失をもったいない精神でシェアすることで大きなビジネスにつなげられる時代になってきたが、その際には”信用”をどのようにマネジメントするかが大事

    3、コントロールされたくない人たちがスタートアップで既存のシステムを作り替えたが、GAFAのように新たなプラットフォームとしてコントロール層に置き換わった。ヒエラルキーがなくなったというよりは新陳代謝が起こっただけ。

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    2020年01月25日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    シェアリングエコノミー(共有型経済)を限界まで掘り下げて解説している書籍。
    内容は膨大で難解。
    GDP至上主義からの脱却。シェア、コラボ消費での成功例を学ぶことができる。

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    2019年11月10日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ネタバレ

    2010年代初頭に本書が書かれていることからして、やはり情報は速く入手するに限ると毎回思わされる。

    エアビーアンドビー、自動車業界の定義などはまさにハマっている。日本においてもいわゆるシェア市場は、爆発的に広がっているし、スキルのシェア、場所のシェアも拡大傾向にある

    既存の経済学と反している(10ドルを分ける権利があるとすると利己的な個人だと9:1に分けても、両者受け取る)、という個所がなお面白さを表わしている

    従来より贈与経済学という分野は存在しているが、今後この領域をどう学問として定義していくか、普遍化していくか、その方向にも期待をしたい

    P2Pがここまで当時から注目されていたとは

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    2019年09月01日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    先日ライフハッカーの元編集長の方と飲んでいた際に、「この本がきっかけでカウチサーフィンを東京で始めてみたんだ」と教えてもらった1冊。人のその後の行動を変える力のある1冊として確かにその力を感じました。社会や価値観の変化や、それを機会にしていくにはどうしたらいいのかとか、世の中には今どんなサービスが生まれてきているのかとか情報量がものすごい。そしてこの本が10年前に出ていて、今更少しずつ日本でも同じようなサービスが出てきていたことにもっと早く読めていたらまた動き方も変わってきたかなと思えた1冊でした。量はあるけどオススメの1冊。

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    2019年08月11日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    人と人の信頼から制度的な信頼、さらに分散化された信頼に移行していくという整理の下、豊富な事例が紹介される。情報通信関連で久しぶりに通読した書。あまり話題にならなかった本だが、内容は濃く面白い。

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    2019年04月27日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    その後、シェアリング・エコノミーは益々加速してる。利用者的には資源などを気にするでもなく、経済的理由から、所有の意味・幸福感と費用を天秤にかけて金銭的メリットを取ることが増えてきたと感じる。

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    2018年11月23日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    信頼を様々なangleから考察、分析し、今後デジタル時代における「信頼」を得、維持するためのメカニズムの構築がkey となることを示唆する圧巻の書

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    2018年11月20日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    ネタバレ

    久々にいい本。

    人が新しいものを信頼する3つの原則=アイデアを受け入れる3原則。
    それは何? 自分にどういう得が? 他に誰がやってる?
    人間は本当に新しいものは欲しがらない。馴染みのあるものがこれまでとちょっと違うやり方で提供されると欲しい。アップルのデザイナーの目標は「はじめてなのに見慣れたもの」。カリフォルニアロールの話。

    持たない会社Pferとして成功してる。
    「ウーバーは車を持たず、世界最大のメディアのフェイスブックコンテンツを作らず、世界一の小売企業のアリババは在庫を持たない、宿泊業者のエアービーは不動産を持たない。何か面白いことが起きている」

    サービスが原因でえ何か問題が起き

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    2018年10月07日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ここで、過去の価値観を一旦捨ててしまおう。使用頻度の低いものを購入する必要はない。みんなで購入する、或いは借りれば良いのだ!

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    2013年11月08日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ネタバレ

    共有ビジネスで儲ける本だと思ったら違ってた。
    ものを使っては捨て、物欲にまみれている自分が考えさせられた。

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    2013年09月05日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    モノを消費する時代からモノをシェアする時代に変わってきていることの分析。Airbnbはオバマ大統領のとある街での演説集会に宿泊施設がないことからの発想であり、宿泊施設がホテルではなかった時代の現代版であることやネットフリックスがブロックバスターズのデメリット完全に覆すことから生まれたなどが、シェアビジネスを考えていく上でとても興味深い。
    その本質はホーケンの「自然資本主義」に書かれている「ゆりかごからゆりかごへ」との表現に隠れているようだ。

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    2024年08月26日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    本書は現在シェアリングエコノミーと呼ばれている仕組みについて早い時期(日本語版は2010年)に解説を加えた本になります。私は2017年になりようやくペーパーバック版で本書を手に取りました。本書の中ではシェアリングエコノミーではなく「協働型消費」という用語で解説がされており、それを「プロダクト=サービス・システム」「再分配市場」「協働型ライフスタイル」という3つのカテゴリーに分けて解説をされています。

    本書を読んだ全体的な感想ですが、正直この3つのカテゴリー分けはあまり良い分け方ではないとは思ったのですが、全体的に思ったよりも深い本だと思い感銘を受けました。この手の本ですと、事例中心の紹介本に

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    2023年04月28日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    ダークサイドのディラーが顧客の信頼を損ねないために、品質や配達やサービスにはるかに気を使う。には驚きました。良く考えてみると、犯罪者であれ普通のビジネスであれ継続的に果実を得て成功するにはやはり顧客からの信頼を得ないと成り立たないことがわかります。こうした信頼の過程を本書では1つ目ローカルの信頼とし身近なコミニュティー内での顔見知り2つ目制度への信頼として学校、役所、メディアの報道など3つ目 は、分散された信頼として今のネット社会であると位置づけています。以前の信頼は下から上に流れていて、より高い権威に人々が信頼の礎をおいていましたが、ネット社会では横に向かって水平の信頼に移行して、昔ほどマス

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    2019年03月03日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    アメリカで進んでいる、様々なシェアサービスを俯瞰できる本。正直、アメリカでは、これほどシェアサービスが進んでいるとは思わなかった。個人の家の空き部屋、個人の車の空き時間貸し。アイデアだけと思っていたが、さすがアメリカ、すでにサービスとして実現して、しかもかなりの成功を得ているようだ。日本では、こういうサービスは聞かないが、なぜ実現していないのだろうか?

    以下注目点
    ・お金じゃ幸せが買えないってことが、身にしみて、いやもうホントに身体で分かっているんだ。何が大切で、何が大切じゃないかもね。まだたくさん買い物はするけど、必要のないものは買わないよ。

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    2018年11月12日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    所有から共有する時代へ。本書にあるネットフリックスとかは昨年知ったしなぁー時代は確実に、車や家を持っている時代から、シェア、共有する時代へとなっているということか。何度かほかの本で読んだ、大富豪の考え方に近いかも。彼らは不動産を持っているが、家を建てることはしない。家は資産をうまないからである。
    産業廃棄物について、いちばんいいのは新しいものを買わないことである。子供の頃、よく、カードとかゲームをばくっていたなぁ。

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    2017年03月24日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    もっと早く読めば良かった

    シェアの発想のキッカケになった太平洋ゴミベルトの存在を初めて知った。

    シェアをして、物を大切に使う事を考えさせられた。

    画像で見て驚いたが

    生のゴミベルトも見て見たい。

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    2017年03月23日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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     ちょっとこちらの本の内容と主旨が違うかもしれないが『金持ち父さんの投資ガイド上級編』を読むと『シェア』とリンクする考え方の記載があった。投資家の中でもハイクラスになると「自分の名前では何も所有したいとは思はない…」しかし一般的な投資家は「何もかも自分の名前で所有したい」という記載がある。興味がある方はこちらもおすすめする。個人が所有するから組織で利用するという考え方にシフトすると物理的、精神的な富が増えらしい。物事はそう単純じゃないが複雑と知り単純に行動するのが良い(笑

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    2016年08月28日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    コラボ消費の原則として、クリティカルマス、余剰キャパシティ、共有資源の尊重、他者への信頼
    ユーザーの力にゆだねることで、人々が自分たちの行動やコミニティ全体の行動を管理するよう後押ししている
    初期のコアメンバーを引き入れることに多くの時間を使い、その後継続的に初期ユーザーを他のメンバーに紹介してゆく

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    2015年12月30日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    夜中に掃除してたらまた積ん読本が出てきた。

    使用頻度が低いものは隣近所・地域で共有する。昔は普通に行われてたのだろうが久しく失ってたライフスタイルの復活。ネット使って大規模にサービス化して皆が幸せになるような事業が良いよねって提案。

    格差が激しくなって砂時計の下側が膨らんできた結果からの必然的な展開ですね。

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    2013年12月15日