レイチェルボッツマンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数年前に流行った本を、熱が冷めた頃にじっくり読んでみようシリーズ。
一年以上、自宅の積ん読ラックに文字通り「積んで」あった本です。正直、もうちょい平坦な本かなーと思ってたけど、想像以上に面白かった。
現代の過剰消費行動を助長する4つの力のうち、「1つの高額な品に合わせて統一感を意識させて買い換えを促し、消費にハメる」というものと、「あと1つ買えば満足できるかもしれないと思わせて無駄なものを買わせる」というものについては、普段は意識していない売り手側の魂胆をシンプルに表現してくれていてマル。
それらを踏まえたうえで、周りの人々と「シェア」する消費スタイル(本書では「コラボ消費」と名づけられて -
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Posted by ブクログ
とても刺激的で面白いないようでした。
僕たちの社会に無くてはならない「お金」という価値観がどんどん剥げ落ちていくような感覚に襲われました。
詳しい内容は本書を読んで貰いたいのですが、この考えの先にある社会は、「人が生きていくのにそれほど多くのお金が必要なくなっていく」んじゃないかと実感させられました。
この「シェア」という考え方の基本にあるのは、「他人への信頼」をどのようにデザインしていくか?
をネット社会の延長線上にどう築いていくか?がとてもポイントになるような気がしました。
本のタイトルに「ビジネスを生み出す新戦略」と書いているけど、もうこの先の未来には「お金を儲けるためのビジネス」 -
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Posted by ブクログ
■シェア
A.人々はハイパー消費主義から目覚めつつある。その変化の根底には、次の2つの現象がある。経済成長が頭打ちなのに、資源が無限であるかのように消費していては駄目だという意識が広がった。モノを追い求めることで、友人や家族、そして地球との関係を犠牲にしていることに人々が気付き始めた。
B.コラボ消費
a.プロダクトを所有するのではなく、製品を利用した分だけお金を払う。
b.ソーシャルネットワークを通して、不要となった中古品を必要とする人に配り直す。
c.自動車や中古品といった具体的なモノではなく、時間や空間、技術やお金といった、目に見えにくい資産を共有する。お金に余裕のある人が、お金が必 -
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Posted by ブクログ
要点
1
中国のビジネスでは、信頼が重要だ。アリババの創業者ジャック・マーは、買い手に売り手を信頼させ、ものを買わせるために、売り手の認証制度を設けた。認証を受けた売り手への問い合わせは、未認証の売り手よりも6倍多かったという。
要点
2
人は、アイデアを信頼し、プラットフォームと企業を信頼し、個人を信頼するという順に新しいビジネスへの信頼を深めていく。
要点
3
中国政府は、国民の信用力を格付けするシステムを開発中だ。すでに数百万人が登録しており、信用履歴、履行能力、個人的な特徴、行動と嗜好、人間関係の5つの要素から人間を格付けする仕組みになっている。ランクが高い人には、さまざまな特典 -
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Posted by ブクログ
・「すばらしいアイデアはみなそうだが、一つひとつの事例は小さいことでも、その可能性は驚くほど広い。ネギを育てたいグリーンさんと、庭を耕してほしいブラウンさんをつなぐことはあっと驚くようなことだとは思えないかもしれない。しかし一方で、スーパーマーケットが私たちの食生活の中心にあるのも、日々の小さな積み重ねの結果なのだ。ランドシェアはより多くの人々をその環境の外に踏み出させるものだ」
・私たちが享受する自由の大部分は、「モノを持つ権利」によって実現されてきたし、何をするかによって自分のアイデンティティをつくりあげてきた。だが、ミレニアム世代、つまり作家ジョン・ポールフレイが言う「生まれたときから -
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