レイチェルボッツマンのレビュー一覧

  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    数年前に流行った本を、熱が冷めた頃にじっくり読んでみようシリーズ。
    一年以上、自宅の積ん読ラックに文字通り「積んで」あった本です。正直、もうちょい平坦な本かなーと思ってたけど、想像以上に面白かった。

    現代の過剰消費行動を助長する4つの力のうち、「1つの高額な品に合わせて統一感を意識させて買い換えを促し、消費にハメる」というものと、「あと1つ買えば満足できるかもしれないと思わせて無駄なものを買わせる」というものについては、普段は意識していない売り手側の魂胆をシンプルに表現してくれていてマル。

    それらを踏まえたうえで、周りの人々と「シェア」する消費スタイル(本書では「コラボ消費」と名づけられて

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    2013年07月27日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    シェアに関して非常に幅広い知見から考察した一冊。ハイパー消費時代に変わる共有時代か。中古品、それからシェアサービス使ってみようか。

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    2013年07月14日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    とても刺激的で面白いないようでした。
    僕たちの社会に無くてはならない「お金」という価値観がどんどん剥げ落ちていくような感覚に襲われました。

    詳しい内容は本書を読んで貰いたいのですが、この考えの先にある社会は、「人が生きていくのにそれほど多くのお金が必要なくなっていく」んじゃないかと実感させられました。

    この「シェア」という考え方の基本にあるのは、「他人への信頼」をどのようにデザインしていくか?
    をネット社会の延長線上にどう築いていくか?がとてもポイントになるような気がしました。

    本のタイトルに「ビジネスを生み出す新戦略」と書いているけど、もうこの先の未来には「お金を儲けるためのビジネス」

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    2013年05月08日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ハイパー消費を経てコラボ消費(自分からみんな、所有からアクセス)になった流れがよくわかる良書。特に前半はマーケター読んで損なし。

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    2016年04月13日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    買っては棚やクローゼットに積み上がり、それでも買って、捨てて。。。な消費スタイルに警鐘を鳴らす1冊。必要な物を必要な時だけ使うのは、財布にも環境にも優しいことがよーくわかった。

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    2015年01月25日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ■シェア

    A.人々はハイパー消費主義から目覚めつつある。その変化の根底には、次の2つの現象がある。経済成長が頭打ちなのに、資源が無限であるかのように消費していては駄目だという意識が広がった。モノを追い求めることで、友人や家族、そして地球との関係を犠牲にしていることに人々が気付き始めた。

    B.コラボ消費
    a.プロダクトを所有するのではなく、製品を利用した分だけお金を払う。
    b.ソーシャルネットワークを通して、不要となった中古品を必要とする人に配り直す。
    c.自動車や中古品といった具体的なモノではなく、時間や空間、技術やお金といった、目に見えにくい資産を共有する。お金に余裕のある人が、お金が必

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    2016年01月16日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    まず体験してみよう。共感できる。
    持たない=脱消費スタイル。
    エアビーアンドビー=宿泊先マッチングサイト
    フリーサイクル=あげます、ください掲示板

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    2016年04月26日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    信頼度がお金に変わり、ビジネスとして成り立つ奇妙な世界が何か解説されている。

    定性的なものを定量にする難しさをなり遂げる一方で、そこまで分析されてしまうのかという気持ち悪さが生まれる世界がやってきそう

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    2022年11月06日
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    話題の書を積読しつつ十年超、2022年に読んでみた。そんなに古さは感じなかった。ということは、ここに書いてあることは、まだまだ進行形、みんな知っていることだけど、急激には定着しきっていないのだろう。
    そもそもSDGSの根幹をなす行動様式であるし、この「シェア」の文脈で「デザイン」「信用の貯蓄」など発売当初、当時の自分にはそこまでピンとこなかったであろう2020年代風のキーワードが、終盤のメインテーマとなっていることは興味深い。
    こういった地殻変動があって、流行りものを含む現在の活動と環境にたどり着いている、ということを再認識。

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    2022年03月18日
  • TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか

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    要点
    1
    中国のビジネスでは、信頼が重要だ。アリババの創業者ジャック・マーは、買い手に売り手を信頼させ、ものを買わせるために、売り手の認証制度を設けた。認証を受けた売り手への問い合わせは、未認証の売り手よりも6倍多かったという。
    要点
    2
    人は、アイデアを信頼し、プラットフォームと企業を信頼し、個人を信頼するという順に新しいビジネスへの信頼を深めていく。
    要点
    3
    中国政府は、国民の信用力を格付けするシステムを開発中だ。すでに数百万人が登録しており、信用履歴、履行能力、個人的な特徴、行動と嗜好、人間関係の5つの要素から人間を格付けする仕組みになっている。ランクが高い人には、さまざまな特典

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    2019年03月19日
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    これからの社会がどうなっていくか,そのひとつの姿を描いた一冊。確かに,そうなっていくだろうという気になる。いま見ているこのメディアマーカーもそのひとつと言えるだろう。
    その反面,まだハイパー消費社会を前提にしているフシがあり,本格的なコラボ消費になったときにどうなるのかのイメージがわかない。例えば,シェアするものの元本は,生産量が減少するのでそれに反比例して高くなってしまうだろう。このあたりは続編か別の識者の見解に期待したい。

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    2019年02月17日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    「つながり消費」の成功例と、その構造をビジネスモデルの観点で理解するために読んだ。

    購入者は、売り手都合でまとめられたモノ(パッケージ)が欲しいのではなく、それによってもたらされるニーズや体験がほしいのだ。
    例えば、CDやDVDが欲しいのでなく、それに収められているコンテンツを楽しむ体験がしたい。
    さらにそれが他のユーザと共有することで、ひとりで楽しむ以上の満足が得られるならば、それは形を変えていくんだろう。

    という話。

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    2019年02月03日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    読む前は、SNSなどネット世界でのシェアについて書かれた本と思っていましたが、最初は環境本と思いました。読み進んでいってもそれは大きくは変わりませんでしたが、物理的なモノ(本書ではアトムと呼んでいます)のシェア、例えば代表的なものではカーシェアとか、について多彩な事例を交えて説明しているものでした。冗長すぎる面があり後半は流し読みになってしまいましたが、このような考え方があっても良いのではと思います。

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    2015年05月16日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    インターネットの普及とともに出現した様々な共有サービス/交換サービスについて解説分析した本。「消費から共有へ」というテーゼはいいのだが、米国人に言われるとムカつくのは私の心が狭いのだろうか?
    環境保護で有名なアル・ゴア家がクリスマスの電飾で煌めいてるような国なので、「いろはす」のように意識高く環境に優しいペットボトル飲料を飲んでるだけのような気がしてしょうがない。偏見ですが事実に裏付けられているので拭えません。

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    2014年12月19日
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    ・「すばらしいアイデアはみなそうだが、一つひとつの事例は小さいことでも、その可能性は驚くほど広い。ネギを育てたいグリーンさんと、庭を耕してほしいブラウンさんをつなぐことはあっと驚くようなことだとは思えないかもしれない。しかし一方で、スーパーマーケットが私たちの食生活の中心にあるのも、日々の小さな積み重ねの結果なのだ。ランドシェアはより多くの人々をその環境の外に踏み出させるものだ」

    ・私たちが享受する自由の大部分は、「モノを持つ権利」によって実現されてきたし、何をするかによって自分のアイデンティティをつくりあげてきた。だが、ミレニアム世代、つまり作家ジョン・ポールフレイが言う「生まれたときから

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    2013年11月28日
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    『FREE』と表紙が似ており書店でも並んでいることが多いので続編かと思いきや、作者は別。

    『FREE』が新しい経済圏の幕開けを予告していたのに対して『Share』は「コラボ消費はCool!」というのが帰納的に解説されている。本書でも書かれているが、個人消費は無くならないとしても、ITの普及や環境問題から消費をシェアする傾向は増々浸透していくのは間違いない。事例が豊富で定量的でもあるが、いささか冗長的すぎるか。

    面白いサービス例も多く興味深いが『FREE』ほどの衝撃はない。

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    2013年10月23日
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    シェアの概念の広まりには金融危機が大きな影響があった。
    子どもの前で物を落とすと拾ってくれる、これは子どもが生まれながらに誰かの役に立ちたいと思うから。
    物々交換がインターネットを利用し、かつプログラムでわらしべ長者的につながっていくシステムを作ったのはすごい。
    インターネットによる取引は自身の信頼を高く保ちたいという思いと、相手を信じるというのがあってこそ、成り立つのだと思う。そこに実施主体の信頼性はあまり必要ないのかもしれない。

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    2013年09月26日
  • シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

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    ある人のおすすめ本に入っていたので読んでみました。

    残念ながら今の自分にはあまり気付きにはつながらず。
    唯一、一か所、

    車のシェアのところで、レンタカー屋さんとは異なる、地域、コミュニティー内での車のシェアができないか、と思いました。

    車種も皆で決めて色々な車を用意し、使途に合わせて活用して、全体の出費を抑える仕組みができれば面白いと感じました。

    車の保有コストって、かなりの金額になっているようで気になっています。

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    2013年03月05日