大宮エリーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み手を選びそうなエッセイ集。私の場合は、家族ネタも仕事ネタも、みごと笑いのツボにはまった。
大阪生まれで東京育ち、家での公用語は大阪弁。ひょうきんな「おかん」が何度も登場する。冒頭は、ビキニ姿でリオのカーニバルに参加するという(おなじみの)エピソード。大学の化学実験のセミナー、彼女の発表の時には、会場が落語の小屋のようになったというエピソードも可笑しい。
巻末、おすぎとの特別対談もおもしろい。エリー、「世界のクロサワ」をよく知らず、代表作と思って慌てて見たのは『まあだだよ』。次に見ようとしたのは『ナナニンの侍』。まわりの者はやっぱちょっと引くかもね。 -
購入済み
レオナはライオンの女の子
この本でMISIAのアーティストとしての考えや大切にしていることがわかる。子供に読み聞かせすることで、きっと世界は平和に近づいていく。
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Posted by ブクログ
ネタバレめっちゃ好き。共感したりも。
いまのわたしにシンクロ。
・無駄遣いしない
ピラティス教室の解約に行けずにずっと無駄に払い続けていたお話。私もしちゃいそう。自分だけじゃなくてエリーさんもかぁ。。と思ってちょっとほっとして救われた。
・昭和ですけど、なにか?
私も死語言う事ある。。。
・東大生だったのかな?
東大らしい生活を生活を全くしなかったのだが、人生の中でこんなふうに漠として、のらりくらりとした時間があるというのは、とても貴重で意味があることだと、今は思う。でも本当に東大だった?
・今夜もあの止まり木に
本当に辛いときは、辛いなんて言えない。だって、辛いと言った瞬間、その辛さが、風邪 -
Posted by ブクログ
ネタバレエリーさん。
ほんと好き。
【とくべつ好きなもの抜粋】
・記憶がない!
マックのAppleロゴがごはんだと思ってカレーのルーをかけたエリーさん。それに対する旅人さんの言葉があたたかかった。「俺はエリーさんにライブのことをいろいろ褒めてもらって、それがとても響いたから、カレーをかけている時、俺は慌てなかったよ。むしろ、好きなだけかけたらいいって見守ってたんだ」
・サザエさん状態
エリーさん、海へゆく。
待っていたタクシーの運転手さんも穏やかな顔だった。
とても好きなエッセイ。
・インディアンの儀式
・冬眠のススメ
どうしてもアニマルカードに行きつくのがおもしろかった。
・電通マンに聞 -
Posted by ブクログ
エリーさんの言葉が染み渡った。
何度も何度も、読んだ。
大人になって言葉を沢山選べるようになったけど、口に出して伝えない言葉も増えた。そんな行き場のない想いを抱えて、動けなくなった私の背中を押してくれるような本だった。
私には今、ありがとうをちゃんと伝えたい人がいる。短い繋がりだったけど、沢山声をかけてくれて、いつも丁寧に言葉を返してくれる人だった。
寄りかかって、困らせているようで、傷つけているようで、怖くなって、その繋がりさえ手放してしまったけど。
いつか、自分の足でちゃんと歩けるようになったら、ちゃんと「ありがとう」を伝えにいきたい。
まずは、エリーさんに、ありがとう。