大宮エリーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
3年前、某大手出版社の4次面接。待合室でこれ読んでました。
就活で私はものすごくネガティブになっていて、ほとんど病気でした。そんなときに現状を打破するような、底抜けに明るい本読みたい!てなったんですね。
で、これね。ちょー面白かった。大宮エリーの自伝的エッセイ。
東大薬学部在学中、国家試験をサボりたい一心でリオのカーニバル見にブラジル行った、とか、なんなんだアンタ!と。ものすごいエネルギーで人とズレてる。凡人から言わせれば「天才は変人」てとこなんだけどさ。
ただ、自分が悩んでるのはごく狭い視野で見た世界のことでしかないんだな、と気付かせてくれる読書体験は当時の私にとって本当に必要だったんだ -
Posted by ブクログ
おもしろくて、おもしろくて、一気読み!!
終始にやけたり、ふきだしたり。
本当に、生きることが「コント」のエリーさん。
びっくりするような大胆で豪快なことを
されるのだけれど、根底には、
「生まれてきてゴメンナサイ」の謙虚さや、気遣いがある。
人が憧れる、驚くようなすばらしい仕事をしている
のに、自己顕示欲のかけらも感じさせず、
むしろ、その仕事をする気持ちの裏側には
自分が、突拍子もないことをするのを
おもしろがってくれればいい、
痛々しい姿をみて、あいつアホやなあ、
でも、なんかオモロイなぁ、元気でるわぁ
と、思ってくればいい、とのこと。
この人の魅力は、こうした想いが根底にあるか -
Posted by ブクログ
私にとって、読むとパワーをもらえる本というのは、この本だ!と思った。
災難といしか言いようがないことが起こっても、辛い・・・と感じた上で面白く乗り越え、さらにネタにして本にしてしまっていることにパワーを感じる。
辛いことがあったとき、立派な人はそれをプラスに捉えることができるが、私にはそれができないし辛いものは辛いので共感できない。
しかし、大宮エリーさんは「辛い・・・どうしよう・・・無理・・・」と凹んだ上でどうにかしているという点で、親しみが持てるのだ。
もちろん災難話ばかりではなく、普段の面白おかしい小ネタもいっぱい詰まった、楽しい1冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作に続き53編ものぶっつけ体験が披露される。
「面接ジャンプ」
詩夕食試験で面接の最中にトイレに行きたくなり
自分の番にもかかわらずトイレに直行する。
ところが戻ってきたものの同じ部屋がいくつもあり
同じドアーがいくつもある。
自分の面接会場がどの部屋だったのか分からない。
部屋の壁面上部が透明ガラスになっていたので
助走をつけてはジャンプして中の様子を見る。
続く。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、
本人が必死なだけに、可笑しい可笑しい、、。
どの編もクスクス笑わせてくれるが切ないのが多い。
大宮エリさん、好きになってしまった -
Posted by ブクログ
感想*舞台に詳しいおともだちからのオススメで知った笑えるエッセイ◎元気でた!(笑)松尾スズキやリリーフランキーとなかよしな方で、東大出で電通辞めてCMプランナーや映画や舞台の脚本など幅広く活躍されている大宮エリーさん。まだ35歳くらいでしょうか…キャリアすごっ( ꒪﹃ ꒪)すごいのに気取ってないユーモアのある素敵な方で、「別にずっと楽しいことがあるわけじゃなくて、むしろなんか面白いことないかなーって辛いことも多くて、でもそれを見方を変えてこれって面白いんじゃない?って人に笑ってもらえるように話すことでうまく昇華する筋力みたいなものを鍛えてるのかなっておもう」っていうあとがきにえらく惹きつけられ
-
Posted by ブクログ
エリーさんの映画を観、舞台を観、ドラマを観た。
なぜか惹かれてしまう作品の、クレジットを見てエリーさんと気づく。
エッセイも2冊、出るたびに、書店で新刊の内に出会って、読み干す。
不思議な出会いだなあ、と思います。
このエッセイ、声に出して笑えるぐらい本当に面白い。
東大薬学部を出て、電通に入って、そこから独立して脚本家・映画監督・演出家諸々のマルチな肩書きっていう、錚錚たる経歴だけじゃ伝わってこない、濃すぎるくらいの人間味。
読んだら、好きになってしまう。憧れてしまう。そんな感じの。
「笑い」の効果を知っていて、それを追及している人って尊敬する。
それは優しさだと思うし、癒しだと思うし -
Posted by ブクログ
タイトルで予想の通り、大宮エリーさんという方が、これなんで買ったぁ?!と思うものを掲載している本
ひとつ不思議だなって思ったのが、ぬいぐるみは可愛いけど買わないと決めてる、が出来るのに、どうして他のものは出来ないんでしょうかね?( 'ω')?
思うに自分の感性なんだろうなって思う、この方のビビっときた物をどんな言い訳を並べ立ててでも購入する、でもぬいぐるみにはstopがかけられるのは、感性にひっかかってないんじゃないかなって思う、多分?
すごい個性的な感性の方だなと読んでて思うし、ぬいぐるみはこの歳では……と買わないのに、懐かしの玩具とかは買う、というデタラメさよw
-