【感想・ネタバレ】生きるコントのレビュー

あらすじ

どうして? 真面目に生きているつもりなのに…すべてがコントになってしまう人生。思えば子供の頃からそうだった。小学4年生のバレンタイン。ひどかった。大学入試当日。危なかった。おかんとの海外旅行。なぜか合体。彼とのクリスマスイブ。なんでそうなるの。人生で25本しか映画を見たことがないのに映画監督になり(主演・宮崎あおいと西島秀俊)、リオのカーニバルに出かけたら自分一人がビキニだった夜のバス…これ、全部実話です。おすぎさんとの特別対談も収録!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み手を選びそうなエッセイ集。私の場合は、家族ネタも仕事ネタも、みごと笑いのツボにはまった。
大阪生まれで東京育ち、家での公用語は大阪弁。ひょうきんな「おかん」が何度も登場する。冒頭は、ビキニ姿でリオのカーニバルに参加するという(おなじみの)エピソード。大学の化学実験のセミナー、彼女の発表の時には、会場が落語の小屋のようになったというエピソードも可笑しい。
巻末、おすぎとの特別対談もおもしろい。エリー、「世界のクロサワ」をよく知らず、代表作と思って慌てて見たのは『まあだだよ』。次に見ようとしたのは『ナナニンの侍』。まわりの者はやっぱちょっと引くかもね。

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

仕事でのストレスを晴らしに出た旅道中。
「なんだか、仕事のコト考えちゃうなぁ。。。」
と、開いて読み始めると、、、
新幹線のシンとした中、笑い声我慢できない事態に。

そんな、リフレッシュを強制的にさせてくれる本。
エリー様様な旅道中本でした。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

どぎつい下品さはなく、変人アピールするわけでもない。本人はいたって純粋にというか、真面目に過ごしているのがいいなと思います。
毎朝1話ずつ読んで、愉快な気持ちで仕事に向かうことができました。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

大宮エリーさんの面白さを知るには十分すぎる一冊。私が知っていたテレビや雑誌の対談などで見た大宮さんも面白かったですが、それ以上の面白さで魅力的な方だなと思いました。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

どのエピソードも面白すぎて夢中で読んでしまった。自分の悩みがちっぽけに思えてきてまあ生きれてるしいっか!みたいな気持ちにさせてくれる。
こんなのファンになるしかない…

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

働きすぎると、
ヒゲが生えちゃう女友達に勧められた本。

紹介してくれた子のエネルギーと
本に綴られる大宮エリーのエネルギーが
元気をくれる1冊です(^^)

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2020年02月19日

Posted by ブクログ

本を読んでこんなに爆笑したのは初めてかもしれない。。。
特に面白かった話のページの端を追って、その中でも特に面白かった話は大きく折り曲げて、介護で忙しくしてる母に渡そう。
束の間笑えるんじゃないかなと思って。

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2019年08月11日

Posted by ブクログ

だいぶ前にほとんどを読んでいて、今日残りをちょこっと読み終わった。久しぶりの読書。エリーさん、今も何者かよく分からないけど、まさに「人生コント」な人でした。パワフルというか、ポジティブというか、ハチャメチャというか。。。でも、アホな話ばかりの中にふと「嗚咽の空」を入れてきたり。すぐ2読みます。

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2016年01月25日

Posted by ブクログ

何度読んでも笑える・・・と思います。後ろ向きになった時の私のバイブル本。何回もお風呂で読んだので中身はベラベラです。

2025.5.16追記
大宮エリー氏亡くなったということで、再度読みました。エリー氏、ぶっとい人生を送ったんだなあと思います。
最後のおすぎとの対談も面白いです。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

おすぎさんとの対談では、「自分大好きでしょ」と言われながら、いつも自信がないという自己評価。
懸命に努力して、東大や電通に入るという成果をきちんと残す。そして「なんか合わなくて」辞めたと言うけれど、東大は立派に卒業してるし、電通だって7年勤めたら立派に全うしている。
それでもやはり、自己評価が低い。
自分自身を茶化して、笑いを提供することに徹する。

そもそも、国家試験の日にネタのためにリオのカーニバルに行くという行為。こういう突飛な冒険って私も大好きだけど、
自分の積み上げてきたものを大事にしないとか、
自分が痛い目にあってもまぁ良いかという精神で、行き当たりばったりな行動をするのって、ある種の自傷行為なんじゃないかと最近は思う。
ということで、私は大宮さんが、どうしても他人に思えない。
(エッセーの中でも、大宮さんはいろんな人に「家族の一員みたいだ」と言って、家族の集まりに呼んでもらえると書いてある。しかし、それすらも自虐的な考察を上書きするのが大宮さんらしい。)

30代前半の大宮さんが書いたエッセーというのは、私にとっては、自分が数年前に書いた文章を読んでるような錯覚すら感じるものだ。
もっと素直になれば良いのに、ともどかしい気持ちになったり、エピソード当時の行動も、それを振り返って言語化している執筆時の思考も、今の自分から振り返ると、なんか小っ恥ずかしい。

大宮さんにはまったくもって失礼なんだが、共感を飛び越えて憑依してしまった私の感想です。

きっと、いろいろ解脱してきて人生これから、というタイミングだったのではないでしょうか。
とても残念です。
大宮エリーさん、どうぞ安らかに。


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2025年05月04日

Posted by ブクログ

「コント」で検索してみたら評価が高かったので読んでみた。

大宮エリーさんのことをまったく知らずにいたがすごく楽しい。一度会ってみたいもんだ。

東大薬学部時代に、薬剤師試験を放り出して、リオのカーニバルに行って、夜のバスに黄色いビキニで乗り(ブラジル人といえども海上以外ではそんな学格好はしないんだそう)、バスの駐車場から会場までの暗い夜道をビキニで走り抜けた話は最高。

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2022年10月22日

Posted by ブクログ

楽しみにとっておこうと思ったけど、ついつい手が出てしまい読んでしまった

安定の面白さ
こんな面白い人が近くにいたら毎日楽しいだろうな
マネージャーのkさんの教育の話もただ面白いだけじゃなくて、懐の広さを感じました

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2022年07月17日

Posted by ブクログ

面白い。
面白い人は親も面白い。
エリーさんほどでは無いが
何となく枠に収まらない所は
私も同じだと思って妙に共感してしまう。

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2021年04月09日

Posted by ブクログ

くだらない、くだらないから最高。
大宮エリーさんの落語的エッセイ。一生懸命に空回るってカッコいい!リオのカーニバルに行くから国家試験はサボれる、で行動って凄いなあ…。

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2019年08月24日

Posted by ブクログ

辛酸なめ子さん同様、エリーさんファンで
破天荒な学生時代からはじまる本著は
一気に読み進めることができる

去年、ライブペインティングを観に行って
瓶ビール片手に素敵な絵を描かれたエリーさん
最終的に瓶ビール3本空けてたけど
まったく酔っ払った様子もなく
お客さんとの写真撮影に応じられていて
ますますファンに
わたしもお願いすればよかったな
(遠目で観察してた)(お友達にも促されたのに)
(変なところでチキンが出る)

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2016年10月25日

Posted by ブクログ

なんないいなぁ〜と思った。
何も考えないで読めるし、1つのお話が5ベージ程度で少し空いた時間に読みやすい。
仕事帰りの電車内とか、仕事とプライベートの区切りに読んでました。
爆笑までとはいかなかったけど、少しくすっとして普通に面白かったな〜

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2015年05月13日

Posted by ブクログ

大宮エリーさんのエッセイ。
外では読めない。本当にコントそのもので笑いをこらえるのが大変。
次から次へと驚きと笑いの連続。エリーさんの行動力と度胸に脱帽。エリーさん、すごい方です。

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2015年04月18日

Posted by ブクログ

めっちゃ笑った。特におかん犬とリオのカーニバルの話が面白かった。タイトル通り生きてるだけで面白いことが起きる大宮エリーさんの人生が素敵すぎる。大変なことも全部笑いに変えられる明るさにこっちまで明るくなれる。

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2015年04月05日

Posted by ブクログ

3年前、某大手出版社の4次面接。待合室でこれ読んでました。

就活で私はものすごくネガティブになっていて、ほとんど病気でした。そんなときに現状を打破するような、底抜けに明るい本読みたい!てなったんですね。

で、これね。ちょー面白かった。大宮エリーの自伝的エッセイ。
東大薬学部在学中、国家試験をサボりたい一心でリオのカーニバル見にブラジル行った、とか、なんなんだアンタ!と。ものすごいエネルギーで人とズレてる。凡人から言わせれば「天才は変人」てとこなんだけどさ。
ただ、自分が悩んでるのはごく狭い視野で見た世界のことでしかないんだな、と気付かせてくれる読書体験は当時の私にとって本当に必要だったんだと思います(なんか真面目になってしまった)。

でね、面接の待合室で「何読んでるんですか?」と声をかけてきた人がいたんですよ。
結果的に、その人は受かって、自分は落ちた。私は別の出版社で働くことになったんですが、不思議と悔しく思う事もなく、彼とは今でも友達です。そんなことも含めて、非常に思い出深き1冊。

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2015年01月26日

Posted by ブクログ

おもしろくて、おもしろくて、一気読み!!
終始にやけたり、ふきだしたり。
本当に、生きることが「コント」のエリーさん。
びっくりするような大胆で豪快なことを
されるのだけれど、根底には、
「生まれてきてゴメンナサイ」の謙虚さや、気遣いがある。

人が憧れる、驚くようなすばらしい仕事をしている
のに、自己顕示欲のかけらも感じさせず、
むしろ、その仕事をする気持ちの裏側には

自分が、突拍子もないことをするのを
おもしろがってくれればいい、
痛々しい姿をみて、あいつアホやなあ、
でも、なんかオモロイなぁ、元気でるわぁ

と、思ってくればいい、とのこと。

この人の魅力は、こうした想いが根底にあるから
なんだ、と、納得し、私も魅力にとりつかれてしまった。

この「生きるコント」シリーズがあるらしい。
読まねば!

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2014年06月08日

Posted by ブクログ

エッセイ。この本で、大宮エリーさんをはじめて知った。面白くてエネルギーがあって、頭の切れる人。偶然周りで面白いことが起きるのではなく、日頃の行動、考え方、好奇心が、面白いことを呼び寄せていると思う。

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2014年10月18日

Posted by ブクログ

私にとって、読むとパワーをもらえる本というのは、この本だ!と思った。

災難といしか言いようがないことが起こっても、辛い・・・と感じた上で面白く乗り越え、さらにネタにして本にしてしまっていることにパワーを感じる。

辛いことがあったとき、立派な人はそれをプラスに捉えることができるが、私にはそれができないし辛いものは辛いので共感できない。
しかし、大宮エリーさんは「辛い・・・どうしよう・・・無理・・・」と凹んだ上でどうにかしているという点で、親しみが持てるのだ。

もちろん災難話ばかりではなく、普段の面白おかしい小ネタもいっぱい詰まった、楽しい1冊。

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2013年07月04日

Posted by ブクログ

面白くて、終始マスクの下でニヤニヤしながら読んでた(通勤時間に読んでたので)。

多分、拾い集めれば誰の人生にも転がってるヤバい話やらびっくりした話のスケールが、大宮エリーの場合普通の人が人生のハイライトに挙げるレベルのデカさなんだよなって感じ。

こういう人がメディア業界でウケるのわかる。澄ました顔して利権を貪る奴らがのさばってる世界で、常にバタバタしてる人ってかっこいいもんな。

ただ、 東大→電通→独立して売れっ子 って人生歩んでるのに「生きててすいません」って言われたら、こちらとしては立つ瀬がない……でもそれが、大宮エリーが生きてきた世界なんだろうな。

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2020年08月26日

Posted by ブクログ

変人も突き抜ければキャラクターとなり皆んなに愛される
もちろん本人の努力もあってこそだが
良い時代だ
夢がある

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2019年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前読んだ「思いを伝えるということ」とはいい意味で全然違っておもしろかった。多方面で活躍されていますが、映画監督もしているとは知らなかった。初監督作品「海でのはなし。」観てみたいな。

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2017年07月04日

Posted by ブクログ

「そんなにあんた、犬が飼いたいんやったら、おかんが、犬になったるわ」…そしておかんは突然、赤ん坊のようにハイハイをし、ワン、と言った。

そんな些細な日常やちょっとした不幸を笑い種にしてしまうエリーマジックが炸裂するシリーズ第一段。エリーさんと飲み友達になりたくなった。

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2015年11月13日

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薬剤師国家試験 無関心な相槌 変温動物だったら大変な気温 だいたい''観光客です''風を吹かせるから襲われるのだ アミーゴの国、ブラジル リオでは理由があって、人を殺します。世界の中心でチケットあったよと叫ぶ 悪魔の喉笛イグアスの滝はナイアガラとビクトリアと共に世界三大瀑布のひとつである 地球規模でお墨付き マイナスイオンシャワー 切り裂きアライグマ 恐ろしい光景 ムツゴロウの動物王国 「よーし、よーし、うわしゃしゃしゃしゃ」お互い自棄になっていた ひと萎えする 味のないキャベツ山盛りとか。ウサギじゃないんだから… 海でのはなし。 宮崎あおい 西島秀俊 そういう生々しいことは言わないでください、と憮然とされた。 これはギャング語でいうと「やれや」である 大友克洋 童夢 一応、少数精鋭です 二つ頼むという発想がないんです 知ってるわい 本場大阪の焼きうどん 弁慶の泣き所 諭された 阿佐ヶ谷の汚いラーメン屋 スペインのトレドという古い城下町 懐石料理 そんなことで尊敬するな 一挙手一投足、いちいち気になる。 俺たちはそんな逃げ腰の、逃げ場を用意した人間の映画に関わってしまったのか? 菊地凛子 バベル サユリ ワサビ 屋久島 ABCストア アル中のラッコ 罵りあおうよ 憂さ晴らし 更年期障害 島木譲二 コール&レスポンス リリーシャンパン 東大の理系 全ての緊張を使い果たした 咄嗟に 神様も根負け モノポリー アカデミック 攪拌シェイク ランチのエリー ベティ・ブープ タミフル幻覚症状 免疫力ねぎ 可愛いおかんには旅をさせよ 完全にボランティア精神 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 向こうから犬のように走って戻ってくる わたしの後ろから顔を覗かせて、「オペラ!オペラ!」と謎の連呼で援護射撃をしている ローマの休日 真実の口 ワインバー 鍼灸院 ピンクのポルシェ ピエール瀧 社員試用期間 グレートバリアリーフ 松岡修造ばりの声 青木さやか 小樽ルタオ や、役員たち、揃って病んでる! メッセンジャーバッグ 「バカヤロー」とか叫びながら前傾姿勢で一心不乱に旧山手通りを漕ぎまくる女がを見かけたら、それはたぶん、わたしです。 JAF 相変わらず低レベル。少し美化しすぎていた。 帰国子女 ラジオのパーソナリティー 気功 フリーで仕事をしている小娘にとっては些細な内容であれ、いちいち決戦なのである。 フラッシュバック 嗚咽 神泉町 御岳山みたけさんの最寄駅は青梅線の御嶽駅みたけえき ロックガーデン T-fal 阿倍野 電通 群れる人には共通項があって、共通項があるということは、個性がないということだから。 ワーカホリック 何やってるか皆目分からないのをリンチ風と言うのよ 就職本書きたいくらい、全部落ちまくった 言い得て妙だと思って コピーライターで、言葉の勉強ができて、お給料くれるというから、それは美味しいと思って。 何かに造詣ぞうけいが深くなりたいんです。 不純なきっかけでいいの 無言の圧力みたいなものを感じさせてしまったら 一本、一本を大事に、相撲をとるように書いて参りました。家族ネタで押し切るときもあれば、仕事ネタですくい投げを狙ってみたり。 落語的エッセイ 山下真司 「…え?あんの?あ、そう…」完全載録

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2015年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎日、真面目に生きているつもりなのに…なぜか、すべてがコントになってしまう人生。思えばそれは子供の頃からだった。小学4年生のときのバレンタイン。あれはひどかった。おかんとふたりの海外旅行。あれは危なかった。彼とのクリマスマスイブ。なんでそうなるのか。これ全部本当なんです。

くすっと笑ってしまうお話ばかりです。
エリーさんおもろいこと沢山やっているけど、凄い事もしれっとやってしまう。きっと天才肌なんだと思う。
こんな面白い人生送ってみたいと思う。

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2014年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「楽しい・面白い」本と聞いてて凹んだ時に読もうって大切にとっておいた読友さんからプレゼントされた1冊。おかげで随分救われました。爆笑ネタ満載。エリーさんとおかんのコンビになるともう「関西最強コンビ」って感じで楽しかった。ふざけた東大受験や国家試験のがれの「リオのカーニバル」ネタなんてリアルな話なのか!?ってツッコミ入れたくなった。それでも彼女もいじめを経験してそしてこのエッセイのような人生を歩んでいるのならなんだか辛い人生を乗り越える、この世を生きていくヒントがいっぱい詰め込まれてるような気がした。

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2013年09月03日

Posted by ブクログ

大宮エリーさんって実はよく知らなかったんだけど、
まず東大薬学部卒って事にびっくりした。超エリート!!!

そして思い切りの良さというか行動力がすさまじい。
「失敗するかも...」なんて悩まず、「とりあえずやっちゃえ」な姿勢。
おすぎさんの言うとおり、自分が好きなんだろうなと思う部分もあるけど
私とはまるで正反対のエリーさんがうらやましくなる。

おかん犬とマネージャーの話が衝撃的でした。

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2013年08月14日

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