実川元子のレビュー一覧
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グッチ一族で経営していたのがある事件をきっかけに一族の手を離れて他者によって運営されていく具体的な流れが10年かけて仕上げたこちらの本に細かく書かれています。
もともとブランドにはあまり興味はないですが、この本を読んだらLVMHの商品は敬遠してしまいます。
欲に目が眩んではいけないことがまざまざと描かれていて人生の教訓になりました。
あとがきに映画を制作する際にパトリツィア役にレディーガガが採用された事やパトリツィア本人には何の連絡もなく映画化した事に憤慨しているようで性格が何ら変わって無いように感じられます。
お金に執着心がある人はどうも好きになれません。 -
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ネタバレグッチオグッチに始まり、家族経営でやっていくお話なのですが、出だしから一気に引き込まれました。
一体何があったのか結末を早く知りたいですが、その為にはグッチ家1人1人の関係や特性を知る必要があるようで細かく物語が進んでいきます。どれもこれも繋がりがありそうで一字一句見逃せません。
商才2代目と続き、3代目に突入し何やらここで不協和音の連続に陥り始めていきます。下巻もすごいお話が待っていそうです。
映画化もされたそうなので観てみたいです₍ᐢ⑅• ̫•⑅ᐢ₎
それにしても1970年にGUCCIをまとめ買いして日本人転売ヤーが居たことに驚きました(。ŏ_ŏ。)
それでは下巻へ行ってきます✈︎ -
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私は自分の人生にすごいことが起こることを知ってました。ベガのこの言葉は最高である。本書主人公はまさにこのベガであると私は思う。
兎にも角にも良い本であった。
上っ面は、明るくほのぼのとした黒人高齢女性のサッカーチームの活躍の話であるが、その背景が思い起こされるに連れ、色々考えさせられ、とても複雑な思いが生じた。
白人による人種差別、黒人社会の男尊女卑、高齢者たちの生きづらさ、これら3つの難を受けている黒人高齢女性の明るくて逞しい姿には感動する。
しかし、
黒人と白人という大きな視点で穿った見方をすると、白人により招かれたアパルトヘイトという黒人の大悲劇、そして本書にある白人が黒人を助け友好を深めた美談、なんとなく白人によるマッチポンプな感じがしてしまう。そして、、、黒人女性たちはそれを根底で分かっていながら、寛容と明るさで友好を深めている。一方、著者たち白人はなんとなく浮かれている。と、感じてしまった。これは巻末のベガのあとがきにある黒人仲間への謝辞の厚さに比べ、白人への感謝が軽いことからも感じた個人的な勝手な感想なので悪しからず。
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著者のアメリカ人女性ジーン・ダフィーはある朝、仕事を始める前のひとときに何気なく1本の動画を見た。そこには黒人の高齢者女性が楽しそうにサッカーをしている様子が写し出されていた。みずからもサッカーを行う彼女はこの女性たちに興味をもち、地元で行われる高齢者のサッカー大会に招待する事を思いつき、その実現の為に奮闘する。この高齢者黒人女性たちのサッカーチームが南アフリカのバケイクラ・バケイクラFCである。バケイクラは現地の言葉で「おばあちゃん」という意味だ。南アフリカの高齢女性たちがなぜサッカーをするようになったのか。そこには現地の高齢女性たちの過酷な現実があり、その高齢女性たちや弱い立場の人間に手を差し伸べる活動に奮闘するある南アフリカ人女性の姿があった。
本書はアパルトヘイトの歴史と更に厳しい女性差別という現実を生き抜いてきた南アフリカの高齢女性たちの姿とサッカーを通じての女性たちの国境を超えた心温まる交流が描かれた感動の一冊である。 -
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ネタバレエリザベス2世女王のプラチナ・ジュビリー(在位70周年)を記念して出版された、約600ページに及ぶ伝記。
生まれる少し前の話しからコロナ禍までの女王の人生を要点をしぼって、しかし詳細に、駆け足で語られている(大ボリュームとはいえ、壮大な人生を送った人物の話としては少ない方か)。なんと本の半分近くは戴冠前(25歳頃まで)の時代にページを割かれているので、女王としての在り方の礎がこの間に作られたことがよくわかる。
Netflixの「ザ・クラウン」を観ながらか読んでいたので、戴冠式後の話しはスラスラと飲み込めた。イギリスの現代史に明るくない人には、ドラマやイギリス王室に関連する映画等を観ながらか読むことをおすすめしたい。
どんな苦難の中であろうとも誠実に職務を全うし、常に利他的であった女王陛下に対して、改めて尊敬の念と敬愛を抱いた1冊となった。時期を置いて、また読み返したい。 -
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紀元前5000年から現在に至るまで、人々の生活、宗教、政治、戦争と深く関わり続けてきたオリーブオイル。最近では健康・美容に良いとして注目され、世界各地の食卓に浸透している。ところが、このオリーブオイルの品質が危機に瀕している。オリーブオイルの最高グレードである「エキストラバージン」の名が冠されていながら、中身は精製オイルやオリーブ以外の原料からつくった安いオイルが混ぜ込まれているケースが相次いでいる。エキストラバージンオリーブオイルが置かれている危機的な状況がなぜ起きているのか、歴史、文化、宗教、政治などから多面的に紐解き、丁寧に解き明かす。
私は料理でしばしばオリーブオイルを使用しているが、この本を読んで私が知らなかった真実が次々と現れ、衝撃を受けた。なにより「オリーブの果実風味」「苦み」「辛み」がエキストラバージンの証であるという、本当のオリーブオイルの味すら知らなかったのだ。つまり私は瓶のラベルを見て中身を判断していたことになる。ラベルなんて貼り替えてしまえば、中身がどんなに低品質のオイルであったとしてもわからないというのに。
日本でも食品偽装が取り沙汰される昨今だが、オリーブオイル偽装の歴史は古く慢性化しているそうだ。時間とコストをかけて誠実にオリーブを育てる農家、高い品質を保ったままエキストラバージンを製造・販売する業者がいる一方で、安いオイルを混ぜ、エキストラバージンと偽る加工業者もいる。さらに悪質なのは偽のオリーブオイルと知って、それを加工業者から仕入れて何も知らない消費者へ売りつける販売小売業者がいるということである。
質の高さは価格と比例するが、私のような無知な消費者はラベルに同じ「エキストラバージン」の文字が書かれていれば、もちろん価格が低いものを購入するだろう。だまされたくないのであれば、消費者も賢くならねばならない。もはや売り手だけに誠実な商売をする責任を押し付ける時代ではないのだろう。本物を見抜く目を身につける、本物を手に入れることができる場所を知るといった、ラベルや価格にだまされない術を身につけなければならないのである。 -
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いやーよかったね。
スポーツなんて陽キャがやるもんだからやだーーー!というタイプだが、そんなものを超越して、生きるためにサッカーをやる南アフリカのおばあちゃんたちに感動させられる。それぞれがとてつもなく辛い環境を、強い意志を持って生きている。
医療にアクセスできない、誰も頼れない、金は必要、そんな環境において、健康がなくなったら全てが終わる。今後の日本、おそらく年金も国も頼れない。明日は我が身である。死ぬ直前まで健康でいるために、生きるために、運動やコミュニティは好む好まずに関わらず必要になってくると思う。
南アフリカのアパルトヘイトの歴史についても知ることができ、強いおばあちゃん達に勇気も貰える。おすすめの本である。 -
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p177 オリーブオイルに含まれるポリフェノール類などの物質波、心臓や血管の維持にも有効だと言われている。抗炎症作用があり、赤血球の凝固を抑え血液をサラサラにする働きにより血管が詰まるのを予防し、血栓症や脳卒中ら心臓発作のリスクを減らす効果が期待できる。ほかにも、感染症に対する免疫反応を高めるものや抗生物質のような働きをする物質も含まれている。
p178 オリーブオイルの健康効果の高さは、風味や香りなどの知覚特性の強さに完全に比例している。
輸入品にラベル貼ってエクストラバージンオリーブオイルですよ〜ってやるの、ありかよ
スーパーでしか買ったことないけどそれはもうじゃあ確実にまがい物なのかしら
用語集に載ってたサイト行ったら流石に古いからか該当ページは閉鎖されてたよう。
p352 脱臭加工オイル、低温脱臭加工
不快な臭いや味を精製して取り除いたオイルを指し、低品質オイルの代名詞。法律では精製オリーブオイルと明記する決まりだが、エクストラバージンオリーブオイルと違法に表示されている。スーパーマーケットの低下書くオリーブオイルの大多数がこれ。らしい。
そもそもエクストラバージンオリーブオイルとは・・・オリーブにおける最高品質の等級で、国際オリーブ協会(IOC)やEUで定めた基準を満たしたものを指す。化学的基準とテイスティングによる官能評価試験(味や風味の欠陥が一つもないこと)の両方に合格する必要がある。
本物のエクストラバージンには新鮮なオリーブを思わせるはっきりとした果実風味に加え、独特の苦味とピリっとした刺激がある。苦味と刺激はいいオリーブの証。
認証について・・・PDO(原産地保護呼称)やPGI
(地域保護表示)、オーストラリアオリーブ協会、カリフォルニアオリーブ協会、3E協会、北米オリーブオイル協会、国際オリーブオイル協会など
解説・・・日本の品評コンテストにて、世界中から集まった140ものオリーブオイルのうち3割がエクストラバージンの官能試験に不合格。