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サッカーで人生を切り開いた南アフリカのおばあちゃんたち。彼女らと著者との交流を描いた生きる力が沸いてくるドキュメンタリー!
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Posted by ブクログ
私は自分の人生にすごいことが起こることを知ってました。ベガのこの言葉は最高である。本書主人公はまさにこのベガであると私は思う。 兎にも角にも良い本であった。 上っ面は、明るくほのぼのとした黒人高齢女性のサッカーチームの活躍の話であるが、その背景が思い起こされるに連れ、色々考えさせられ、とても複雑...続きを読むな思いが生じた。 白人による人種差別、黒人社会の男尊女卑、高齢者たちの生きづらさ、これら3つの難を受けている黒人高齢女性の明るくて逞しい姿には感動する。 しかし、 黒人と白人という大きな視点で穿った見方をすると、白人により招かれたアパルトヘイトという黒人の大悲劇、そして本書にある白人が黒人を助け友好を深めた美談、なんとなく白人によるマッチポンプな感じがしてしまう。そして、、、黒人女性たちはそれを根底で分かっていながら、寛容と明るさで友好を深めている。一方、著者たち白人はなんとなく浮かれている。と、感じてしまった。これは巻末のベガのあとがきにある黒人仲間への謝辞の厚さに比べ、白人への感謝が軽いことからも感じた個人的な勝手な感想なので悪しからず。
本を読みながら涙したのは、久しぶりかもしれない。 南アフリカの地方で女性として生まれることが、そして歳を重ね高齢者として生きていくことが、どれほど困難な試練であるか。ページをめくるたびに、その厳しい現実を突きつけられる。ただそれと同時に、サッカーを楽しむグラニーたちの逞しい姿に圧倒され、勇気づけら...続きを読むれもする。 南アフリカのグラニーたちにとって、サッカーは厳しい環境を生き抜くための術でもあるのだ。 彼女たちがどのような重荷を背負っているのか、その背景にある南アフリカの歴史・慣習とは何なのか。アメリカ人女性である著者の目線から、南アフリカのグラニーたちへのインタビューも交えつつ書かれている。 南アフリカの悲しい現実を調査し深掘りしつつも、前向きで快活なグラニーたちの力強い姿・言葉が、あなたをきっと勇気づけてくれる。
すごいパワフルだなと。 学んだのは、アフリカでは認知症になると、魔女扱いされてしまうとのこと。 日本は平和だなぁ
著者のアメリカ人女性ジーン・ダフィーはある朝、仕事を始める前のひとときに何気なく1本の動画を見た。そこには黒人の高齢者女性が楽しそうにサッカーをしている様子が写し出されていた。みずからもサッカーを行う彼女はこの女性たちに興味をもち、地元で行われる高齢者のサッカー大会に招待する事を思いつき、その実現の...続きを読む為に奮闘する。この高齢者黒人女性たちのサッカーチームが南アフリカのバケイクラ・バケイクラFCである。バケイクラは現地の言葉で「おばあちゃん」という意味だ。南アフリカの高齢女性たちがなぜサッカーをするようになったのか。そこには現地の高齢女性たちの過酷な現実があり、その高齢女性たちや弱い立場の人間に手を差し伸べる活動に奮闘するある南アフリカ人女性の姿があった。 本書はアパルトヘイトの歴史と更に厳しい女性差別という現実を生き抜いてきた南アフリカの高齢女性たちの姿とサッカーを通じての女性たちの国境を超えた心温まる交流が描かれた感動の一冊である。
いやーよかったね。 スポーツなんて陽キャがやるもんだからやだーーー!というタイプだが、そんなものを超越して、生きるためにサッカーをやる南アフリカのおばあちゃんたちに感動させられる。それぞれがとてつもなく辛い環境を、強い意志を持って生きている。 医療にアクセスできない、誰も頼れない、金は必要、そんな...続きを読む環境において、健康がなくなったら全てが終わる。今後の日本、おそらく年金も国も頼れない。明日は我が身である。死ぬ直前まで健康でいるために、生きるために、運動やコミュニティは好む好まずに関わらず必要になってくると思う。 南アフリカのアパルトヘイトの歴史についても知ることができ、強いおばあちゃん達に勇気も貰える。おすすめの本である。
アパルトヘイトって思ってたより最近なんだな…そんなアパルトヘイト時代を生き抜いたおばあちゃんたちのお話 とても良かったです!
アパルトヘイトを耐え忍び、夫がしばしば蒸発し人が簡単に死ぬ社会を生き抜いた高齢女性を守る為のサッカーがある。著者が独り善がりの白人慈善家にならずに済んでいるのもサッカーのお陰なのだ。 そうした健康な連帯があるのだね、この世には
サッカーというものにあまりいい思い出がない。 ドリブルができないし、蹴ってもボールが飛ばない。体育の授業で憂鬱な時間。それが、自分にとってのサッカーだ。 痴呆症になると、悪魔憑きと言われタイヤを首に巻いて火をつけられてしまう。そうならないために、サッカーをして身体を動かす。70を超えて、周囲には笑...続きを読むわれて蔑まれてそれでもサッカーをする。アフリカのグラニーズにとってサッカーとは生きることと同じことであった。 本作はサッカーが題材となっているが、描かれているのはそこに生きる人々の話だ。彼らの生活は大変で過酷、けれど、サッカーが彼女らの希望になっている。これが、ほんの10数年前のできごとということに驚いた。彼女らにとってアメリカとはまだ憧れの国だったのだろう。 気軽に手を取った本だが、書いてあることは思いのほか強烈だった。 終始、この本はアメリカの白人女性から見たアフリカの女性達の視点で一貫して描かれている。そのため、どうしても権利や政治の話が多く描かれているため少しだけ疲れてしまうところもあるので、読むのに時間がかかってしまった。
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