あらすじ
1995年、イタリア・ミラノで銃声が響き渡る。殺害されたのは、高級ブランドGUCCI創業者の三代目社長。捜査の過程で事件の黒幕とされたのは社長の元妻だった――。犯行の動機とは何か? 経営者を失った巨大企業グッチはどうなるのか? 華麗なるグッチ家の裏側に迫る。
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Posted by ブクログ
グッチオグッチに始まり、家族経営でやっていくお話なのですが、出だしから一気に引き込まれました。
一体何があったのか結末を早く知りたいですが、その為にはグッチ家1人1人の関係や特性を知る必要があるようで細かく物語が進んでいきます。どれもこれも繋がりがありそうで一字一句見逃せません。
商才2代目と続き、3代目に突入し何やらここで不協和音の連続に陥り始めていきます。下巻もすごいお話が待っていそうです。
映画化もされたそうなので観てみたいです₍ᐢ⑅• ̫•⑅ᐢ₎
それにしても1970年にGUCCIをまとめ買いして日本人転売ヤーが居たことに驚きました(。ŏ_ŏ。)
それでは下巻へ行ってきます✈︎
Posted by ブクログ
フィレンツェで1881年に生まれた
グッチオ・グッチ(1953年没)というおじさんが
苦労を重ねたあと、
1921年、夫人とともに
故郷で興した皮革店が原点…
ここまでを詳しく語っても
充分面白いと思うのですが
いやいや物語はこれから!
まあ曲者ばかりの兄弟子供に夫人たち。
家族内での殺人や諍いに裁判。
グッチが投資会社に渡っても
引かない主張に闘志。
ファッション界を牛耳る巨大資本同士の
競争と罵り合いと訴訟合戦。
…映画、見れば良かったです。
Posted by ブクログ
ひとり文学オリンピック5冊目。グッチの三代目社長がミラノで殺されるところから始まります。
創業者のグッチオ・グッチは、職人を家族のように扱い、フィレンツェで会社を大きくしていった。長男のアルドがイタリア全土とヨーロッパの都市にも店舗を展開するべきだと進言したところ、リスクは?金は?とことごとく反対する。しかし裏ではこっそりと銀行を回って息子の計画の後押しをしてくれるよう、根回しをしていた…。
これだけ聞いたら、いい話に思えるかもしれないけれど、一族全員、ことごとく何でもかんでも反対する上に、人の言うことには耳を傾けない人たちなのだ。持ち株数は気にするけれど、経営はどんぶり勘定。
三代目は大丈夫か?
大丈夫じゃないです。
湾岸戦争がはじまり、売り上げが落ちて経営は悪化していきます。
昔ながらの観念を通そうとする姿を他人ごととして読んでいるけれど、私は同じように頑固になっていないか?と再確認したくなりました。