劇団ひとりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
素人の感覚で申し訳ないが、コント台本を短編小説として改編されたかのような一冊と捉えた。
改編では言葉が悪いかもしれない。秀逸なイメージの増幅とでも。
劇団ひとりのコントは何度か見たことがあるので、その設定やストーリーは想像しやすく読みやすい。
その反面、小説にさえリアリティを求める読み手には刺さらない可能性はある。
時に…、
日常会話でも偏屈で思想が強い人の話の方が他人に与えるインパクトは強いと思う。
さらにそのこだわりの対象がくだらないことだったりユーモアのあることだったりすると、逆にその人は面白キャラとして重宝されることもあるだろう。
劇団ひとりのコント師としての職人気質の真髄を垣間見 -
Posted by ブクログ
学歴もなく、恋人もいない売れない35歳のマジシャン・晴夫。ある日突然、警察から電話がかかってきて疎遠になっていた父親が死んだので遺骨を取りに来てほしいとの報を受ける。そして遺骨を抱えた晴夫は父が生前住んでいたという段ボールハウスを訪れ、そこで雷に打たれ意識を失ってしまう。気が付いた時には、自分が生まれる以前にタイムスリップしていた。そこで、晴夫は自分の出生の秘密を知ることになる。
「なんで生きているんだろう?」と思っていた晴夫だったが、自分の出生のことを知り、その意識が大きく変わっていく。生まれた意味、生きる意味を問いかける作品である。 -
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プロットよりも情感
「陰日向に咲く」がずいぶんと面白かったので引き続きこちらの本も読んでみた。「火花」の又吉さんもそうであるが、お笑いという業界の人たちは文才のある人が多いのではなかろうかと感じさせる本である。ストーリーの仕掛けはタイムスリップもの のみであり、プロットよりも情感で読ませる作品である。