劇団ひとりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
純粋に面白いと思った
さらに、著者が劇団ひとりというフィルタをかけてみると、テレビで見る彼らしさがにじみ出てきてさらに面白い
巷のネットで散見される「自虐ネタ」をさらに追求して「ネガティブナルシスト」というところまで昇華させている
難しい言葉は使っていないし、わかりやすく読みやすい文章
なので、サクッと読める
そしてところどころにも小ネタをはさんで笑どころを作りつつ
ラスト1行のオチも決まっている(場合もある)
解説では、芸能人としての出来事が書かれていない指摘があったが、解説を読んで初めて気づいた
それだけ純粋に文章が面白かったということだろう -
Posted by ブクログ
素人の感覚で申し訳ないが、コント台本を短編小説として改編されたかのような一冊と捉えた。
改編では言葉が悪いかもしれない。秀逸なイメージの増幅とでも。
劇団ひとりのコントは何度か見たことがあるので、その設定やストーリーは想像しやすく読みやすい。
その反面、小説にさえリアリティを求める読み手には刺さらない可能性はある。
時に…、
日常会話でも偏屈で思想が強い人の話の方が他人に与えるインパクトは強いと思う。
さらにそのこだわりの対象がくだらないことだったりユーモアのあることだったりすると、逆にその人は面白キャラとして重宝されることもあるだろう。
劇団ひとりのコント師としての職人気質の真髄を垣間見