劇団ひとりのレビュー一覧

  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    想像の何十倍もおもしろくて驚きました。最初から最後までずっと楽しめました。
    短編集ですが少しずつ繋がっているのが上手くできてるなあと。
    いろんな問題を抱えている登場人物たちを応援したくなりました。個人的にはアイドルのお話が好きです。
    もっと早く読めばよかったなと思いました。

    0
    2025年06月18日
  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    初めて読みました。登場人物それぞれの世界観が上手く描かれていて素晴らしかったです。

    最後の解説を自分のお父様に依頼している所が劇団ひとりさんらしくて良かったです。

    0
    2025年06月02日
  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    今更!?って感じですが、予備知識ゼロで読みました。

    ミスリードの連発でした。
    書いてるのが芸人さんだからなのか、全ての話にしっかりオチがある。濃い目に。
    劇団ひとりが面白いわけだわ。
    最初の2話ぐらいでオチを予想して読み始めるけど、オチまでの文章に引き込まれていつのまにか予想を忘れ、気づいた時に落とされてる感覚。読み終わった後に浮遊感さえ漂い、その余韻に浸りながら、もう一回何がどう繋がってるのか読み直したい1冊でした。


    0
    2025年05月05日
  • 青天の霹靂

    Posted by ブクログ

    劇団ひとりの本が好きで、また読んでみた。始めはクスクス笑いながら、あーやっぱり面白い!楽しいなー。と思っていた。

    最後までサラサラとあっという間に読めた。感動したし泣けた。清々しい気持ち。

    うん、やっぱり読んでよかった。

    0
    2025年01月18日
  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    陰日向・・・
    1.日のあたらない場所と日のあたる場所
    2. 人の見ている所と見ていない所とで言行が違うこと。

    それぞれの人生。それぞれの葛藤。

    それぞれの章の主人公の人間性と考え方が面白い。伏線とどんでん返しが爽快だった。

    0
    2024年04月02日
  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    作者劇団ひとりさんの若き時の経験を膨らませた作品では? 内容ある作品、エピローグは父に依頼、その父の文章は心打たれました。

    0
    2023年10月11日
  • 陰日向に咲く

    Posted by ブクログ

    想像以上の展開だった。短編集。ホームレスに憧れる会社員の話から始まる。どこか抜けててアホちんでおバカで優しい人のたちの物語だったけど、すでに一本の線が入っていた。ひとりさんの経験も綴られてるのかな、と感じつつどこか心が救われてく感じがした。

    不覚にも伊坂幸太郎さんや青山美智子さんを思い浮かべるような短編の作りかただった。でもやっぱりひとりさんオリジナルだと思う。なにこれ。この人の本好きだ。もっと本書いて欲しい。

    でもやっぱ最後の解説にじんわりくる。すてきすぎる。

    0
    2023年07月09日
  • 陰日向に咲く

    ネタバレ 購入済み

    全員が主人公

    面白かった!の一言!
    テンポがよく一気に読んでしまいました!

    全ての話が繋がっていて、2話目以降は、ハッとさせられることが度々あってそれがなんとも気持ちいい(笑)
    読み終わってから主人公は誰なのか?という疑問が出たけど、“読む人によって違う”と思った。

    何度も読むことでまだまだ味が出そうです!

    0
    2022年08月17日
  • 青天の霹靂

    Posted by ブクログ

    ずっと楽しみにしていた2作目。

    『陰日向に咲く』が、まぐれじゃなかったと証明された2作目 笑
    おもしろかった―♪

    読み始めの感触は、
    売れないマジシャンが昔にタイムスリップしてマジックで一躍有名になるが、やがて転落していく人生を描くストーリーなんかなぁて予想してたけど、
    違った展開で安心した―
    おもしろかった―♪

    主人公の人物像は、
    『ちょっと残念な駄目ナルシストやけど、何か憎めない』っていう、劇団ひとりのコントキャラの中でも好きなタイプのやつ♪
    何でいるんだろうな
    誰のためにいるんだろうな
    何で生きてんだろうな
    何で生まれてきちゃったんだろうな
    …っていう無限ループの自問自答

    0
    2021年06月13日
  • 青天の霹靂

    Posted by ブクログ

    当たり前のありがとう。って大切。
    劇団ひとりって多才やな〜すげぇ。
    自分も1日1日必死に頑張っていこうと思えた。
    安定の浅草。笑

    0
    2020年10月12日
  • 青天の霹靂

    Posted by ブクログ

    久しぶりにほんをよみました。

    自分の生き方について晴夫が考える序盤のシーンで、考えが途中で途切れないのってすごいなって思った。
    普段自分が自分のこと考えるとき、行数にして4〜5行で変な方向に逸れていっちゃう。

    思いが強いほど、思考が他に向かないほど、そういう風になれるのかなと
    いいことなのか悪いことなのかはわからない。

    親ってすげーな。
    親も一緒なんだな。

    親が自分を産んだときのことを具に知ってる人なんてそうそういないと思う。親に聞くにしても恥ずかしいし。
    それを自分の目で見ようもんならどんなに人生がかるものか。命を生む瞬間の熱量は人を動かすのに十二分にエネルギーがあるんだろう。
    メメ

    0
    2020年05月07日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    劇団ひとり名義で書かれた「人間・川島省吾」の発見と挑戦の記録。
    情けなくてとびっきりユニークでどこか真面目でナルシストで飽きっぽい、そんな自分を余す所なく軽妙かつ、どこか上品さを忘れない語り口で語る文章はとにかく面白くて読みやすい。
    頭が良く聡明で育ちが良い、けれどそれを鼻にかけたような所を感じさせない所にこの人のセンスの良さを感じます。

    0
    2013年06月02日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    人生に勝るストーリーなし✩

    そのノブは心の扉 (文春文庫) 劇団ひとり (文庫 - 2010/6/10) ✩✩✩✩✩

    著者は父の仕事の関係で幼少期をアラスカで過ごす。1992年にコンビ芸人としてデビュー。2000年ピン芸人として再出発。その後俳優として映画やドラマでも活躍。
    代表作に「嫌われ松子の一生」「ゴールデンスランバー」等。1996年に刊行された「陰日向に咲く」はミリオンセラーとなり映画化された。

    ご存知。強烈な個性を持ちピン芸人として活躍中の「劇団ひとり」
    お笑いの才能だけではなく、上記紹介の「陰日向に咲く」では物書きとしての才能を世界にまざまざとみせつけた。

    本書は物語は物語

    0
    2012年06月03日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    素晴らしいの一言(^ ^

    取り上げるネタ、文章力、落としどころ、
    全てが高いレベルに昇華され、
    しかも「そつなく」まとまっている...訳ではなく
    切れば血が吹き出るような生々しさを持ってる。

    ある意味「エッセイの理想形」を体現しているのでは。

    また、著者のネガティブっぷりが半端ない。
    当人もそれを自覚していて、このままではいけないと
    あれこれ改善・向上するための努力を厭わない。

    そしてネガティブをネガティブのままで
    前進するパワーに変換する「黒いオーラ」が
    奇跡的に笑えるレベルまで昇華されているのは、
    著者の地力としか言いようがない。

    著者は、本書を読む限りでは
    かなり人見知りで自意

    0
    2012年05月02日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    素晴らしき変人

    いや、もう変人極めて変態の域。純粋な変態。

    陰日向に咲くを昔読んで気になっていた芸人さんだったが(お笑いには詳しくないけど)。

    ひとつの(どうでもいい)アイディアの思い付きからの展開力や実行力。そのめり込みっぷりが本当に凄い。ほんとにそこまでやらないんだよね、普通は。

    デベソとか10センチと10メートルとか駄目ナルシストとかすき。

    でも私がドン引きされると困るので、知人には貸せない(笑)
    なにが困るって、共感できる内容があること!

    文体もしゃべり言葉でさっくり読める。

    0
    2012年02月07日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    もうこれほんと大好き。
    劇団ひとりって、ちょっと他の芸人さんと違う雰囲気があるように感じていたのですが、このエッセイを読んで確信しました。
    変人。
    共感できる話、できない話、どれをとっても面白い!
    『十センチか十メートル』『数字の世界』『二文字』の3つが特にお気に入り。

    0
    2011年10月20日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    劇団ひとりの馬鹿馬鹿しいまでの発想力、行動力が凄すぎる。そしてその描写がうますぎて読みながら何度も吹き出してしまった。面白すぎます。天才・劇団ひとりここにあり。

    0
    2011年02月11日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    芸人さんのエッセイだからほとんど嘘だろう…
    そう思いたくなるような内容のオンパレードです。

    ただ、劇団ひとりがもっているあの危ない雰囲気からすると
    ここに書いてあることを本当にやっているかもしれない…
    と思っていたら、案の定あとがきにそう書いてありました(笑)

    危ないけれど針が振れたような爆発的な危なさではなくて、
    劇団ひとりさんには何か淡々とした危なさというか、
    危ないことが通常であるような印象があります

    言葉遊びの面白さでいったら小説のほうが面白いですが、
    劇団ひとりさんのアブノーマルな思考回路の一端を知るには
    エッセイのほうがいいのかな?と思わされる一冊です

    0
    2011年01月10日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    多忙を極める人気タレントであり売れっ子作家の意外なまでにストイックな日常。ダイエットに励み便秘に悩む。その驚くべき解決法!理想の自分になるために、自己啓発本を読み漁り、催眠療法を試したり、AVOSなるルールを課してみたり。私生活でも新しい挑戦が止まらない!「週刊文春」好評連載の決定版。



    通常の男は?
    かっこ悪いところはできれば見せたくないというのがあるような気がします。
    そういう中でかっこ悪いところを逆に見せてしまうとなんだか魅力がアップするような気がするのは僕だけでしょうか?
    すべてをさらけ出す魅力というのはそういうことをやらないと出ないような気が

    0
    2010年11月17日
  • そのノブは心の扉

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本を読みながら声を出して何度も笑ってしまいました。劇団ひとり、恐るべし。作家としてのセンスは、まるで全盛期の大槻ケンヂのようでした。
    この人の「書き物」は買う価値ありです♪

    0
    2010年10月12日