劇団ひとりのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
全員が主人公
面白かった!の一言!
テンポがよく一気に読んでしまいました!
全ての話が繋がっていて、2話目以降は、ハッとさせられることが度々あってそれがなんとも気持ちいい(笑)
読み終わってから主人公は誰なのか?という疑問が出たけど、“読む人によって違う”と思った。
何度も読むことでまだまだ味が出そうです!
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Posted by ブクログ
ずっと楽しみにしていた2作目。
『陰日向に咲く』が、まぐれじゃなかったと証明された2作目 笑
おもしろかった―♪
読み始めの感触は、
売れないマジシャンが昔にタイムスリップしてマジックで一躍有名になるが、やがて転落していく人生を描くストーリーなんかなぁて予想してたけど、
違った展開で安心した―
おもしろかった―♪
主人公の人物像は、
『ちょっと残念な駄目ナルシストやけど、何か憎めない』っていう、劇団ひとりのコントキャラの中でも好きなタイプのやつ♪
何でいるんだろうな
誰のためにいるんだろうな
何で生きてんだろうな
何で生まれてきちゃったんだろうな
…っていう無限ループの自問自答 -
Posted by ブクログ
久しぶりにほんをよみました。
自分の生き方について晴夫が考える序盤のシーンで、考えが途中で途切れないのってすごいなって思った。
普段自分が自分のこと考えるとき、行数にして4〜5行で変な方向に逸れていっちゃう。
思いが強いほど、思考が他に向かないほど、そういう風になれるのかなと
いいことなのか悪いことなのかはわからない。
親ってすげーな。
親も一緒なんだな。
親が自分を産んだときのことを具に知ってる人なんてそうそういないと思う。親に聞くにしても恥ずかしいし。
それを自分の目で見ようもんならどんなに人生がかるものか。命を生む瞬間の熱量は人を動かすのに十二分にエネルギーがあるんだろう。
メメ -
Posted by ブクログ
人生に勝るストーリーなし✩
そのノブは心の扉 (文春文庫) 劇団ひとり (文庫 - 2010/6/10) ✩✩✩✩✩
著者は父の仕事の関係で幼少期をアラスカで過ごす。1992年にコンビ芸人としてデビュー。2000年ピン芸人として再出発。その後俳優として映画やドラマでも活躍。
代表作に「嫌われ松子の一生」「ゴールデンスランバー」等。1996年に刊行された「陰日向に咲く」はミリオンセラーとなり映画化された。
ご存知。強烈な個性を持ちピン芸人として活躍中の「劇団ひとり」
お笑いの才能だけではなく、上記紹介の「陰日向に咲く」では物書きとしての才能を世界にまざまざとみせつけた。
本書は物語は物語 -
Posted by ブクログ
素晴らしいの一言(^ ^
取り上げるネタ、文章力、落としどころ、
全てが高いレベルに昇華され、
しかも「そつなく」まとまっている...訳ではなく
切れば血が吹き出るような生々しさを持ってる。
ある意味「エッセイの理想形」を体現しているのでは。
また、著者のネガティブっぷりが半端ない。
当人もそれを自覚していて、このままではいけないと
あれこれ改善・向上するための努力を厭わない。
そしてネガティブをネガティブのままで
前進するパワーに変換する「黒いオーラ」が
奇跡的に笑えるレベルまで昇華されているのは、
著者の地力としか言いようがない。
著者は、本書を読む限りでは
かなり人見知りで自意 -
Posted by ブクログ
芸人さんのエッセイだからほとんど嘘だろう…
そう思いたくなるような内容のオンパレードです。
ただ、劇団ひとりがもっているあの危ない雰囲気からすると
ここに書いてあることを本当にやっているかもしれない…
と思っていたら、案の定あとがきにそう書いてありました(笑)
危ないけれど針が振れたような爆発的な危なさではなくて、
劇団ひとりさんには何か淡々とした危なさというか、
危ないことが通常であるような印象があります
言葉遊びの面白さでいったら小説のほうが面白いですが、
劇団ひとりさんのアブノーマルな思考回路の一端を知るには
エッセイのほうがいいのかな?と思わされる一冊です -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
多忙を極める人気タレントであり売れっ子作家の意外なまでにストイックな日常。ダイエットに励み便秘に悩む。その驚くべき解決法!理想の自分になるために、自己啓発本を読み漁り、催眠療法を試したり、AVOSなるルールを課してみたり。私生活でも新しい挑戦が止まらない!「週刊文春」好評連載の決定版。
通常の男は?
かっこ悪いところはできれば見せたくないというのがあるような気がします。
そういう中でかっこ悪いところを逆に見せてしまうとなんだか魅力がアップするような気がするのは僕だけでしょうか?
すべてをさらけ出す魅力というのはそういうことをやらないと出ないような気が