石井淳蔵のレビュー一覧

  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    【感想】
    最近の「新書」はパラパラよめるものが多い、活字も大きいようにおもう。
    この「岩波新書」はなかなか読みごたえがある。
    昔からの新書。『理路整然とした中に、哲学あり。』

    ケーススタディのところはわかり易いのだが・・。

    【ポイント】
    2/「強み伝いの経営は破綻する」
    自分が持っている技術、販売網、人材を利用して尺取り虫的に伸ばしていく・・
    このやり方は、管理者がいれば十分で、経営者不在でもやっていける。
    ◆組織管理者ではなく、経営者たるものは「跳ばなければならない」

    10/経営者が跳ぶ、そこには経営者が将来の事業について持つところのインサイトがある。

    11/キー

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    2019年01月06日
  • ブランド 価値の創造

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    神戸大学大学院教授によるブランド論。ブランドとは、製品に従属するものではなく、製品がブランドに従属するものである、という主張は日本の電気製品メーカーの製品に対するネーミングを例に挙げられており、説得力がある。たとえば、松下電器はかつて、テレビに「画王」、「横綱」といった名前をつけたが、これは製品の特性をネーミングで説明しており、ブランド名が製品に従属している典型的な例である。こうした例は、電気製品に限らず日本のメーカーに多くあり、製品が入れ替わると自動的にそのブランドは消滅し、次の製品ブランドに入れ替わられる。たとえば、P&G社のIvoryという石鹸は誕生してから100年以上の歴史をもち、今尚

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    2011年03月16日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    著者は、石井氏である。生粋の神戸大学人、そして生粋の学者。
    神戸大学院(経営)ー同志社大学教授ー神戸大学教授って感じ。

    本質的には、本書の内容は以下の3つに集約出来る。

    1.ビジネスインサイトは、人・事物・知識のネットワークにより創出
    2.相手の立場になって物事を考える。(多面的思考)
    3.今後、消費者と共同で物事を作っていく事が必要

    である。
    最終的には、3が結論であるから、その一点に集約されていくんだが、
    その過程で、上記二つは結構重要。

    まぁ、1は昔から「3人集まれば文殊の知恵」と言われるように、数人又は、
    数百人といった形で、色々な人と話す事で、知恵や知識、多くの刺激を受け変化

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    2009年10月07日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    面白かったです。印象に残った箇所を三つほど。

    [注意したいことは、社会の未来を予測することは難しいからといって、「その場その場で決定する」場当たり主義や「まずは、やってみよう」の行動主義だけが帰結するわけではない。人には、種々の知識、情報、課題を総合的に勘案しながら、「将来を見通していく力」が備わっているのではないだろうか。これが「ビジネス・インサイト」となる。](少し改)行動主義こそ是とする風潮が強い中、これを否定する姿勢は素敵。自分の意見とは何かを考えさせられた。自身も前まで行動主義であったが、今は将来に対して仮説をたて、それがどの程度的を得ているか、自問自答している。

    「自分なら、そ

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    2009年10月07日
  • ブランド 価値の創造

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    プリッツチョコ、ではなく、ポッキーと名付けられた製品は、最初は売れなかったが、ポッキー・オンザロック、プレミアムポッキーなどの展開で、今やグリコの稼ぎ頭。もしも『プリッツチョコ』なら、以後の展開は無かった。
    本書の事例として紹介されたこのケースは、『ブランド』が、ただの商品認知等の構成要素だけでなく、その後の活動をも生み出すものだということを、表している。
    新書だけにボリュームに限界はあるが、出版後20年以上経過した今も参考になる良書。

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    2023年05月16日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    マーケティングで有名な石井 淳蔵氏の新書です。ポランニーの知識論をベースに展開している内容で、野中郁次郎氏が提唱したナレッジクリエイティブカンパニーからの発展になる議論であると思います。ここで言う、ビジネス・インサイトとは、新たなビジネスモデルが生まれる際の知という意味であり、組織のダイナミズムの中に、どのように活用されるかを説明されています。事例などを踏まえて乗っており、理論と事例とをいったりきたりする一冊といえるのではないでしょうか。
    著者もおっしゃっているとおり、ビジネススクールや研修などで学ぶ際は、一つの答えではなく、その問いからどのように考え、その解いが生まれたかを理論を用いて、論理

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    2014年06月10日
  • ブランド 価値の創造

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    ディドロ効果というのは興味深い。
    何より、その効果に陥った伯爵の顛末が何とも。
    ブランド品を買う方に散見されるパターンだな。

    まさしく生き物。

    前半は小売や流通、消費者の心理など。
    後半は主にマーケティング。

    コカ・コーラについての本は興味を唆られる。

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    2014年05月05日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    ビジネスで将来を見通す力を「ビジネス・インサイト」と題し、
    その重要性・見つけ方を種々のケースから論じる内容。

    結論としては、プロシューマーに至っている。
    この結論自体は自分もその重要性は感じているが、
    結論に至るまでが非常にアカデミック寄りであるため、難解と感じた。

    もう少し分かりやすい内容であれば、万人にお薦め出来る内容だったと思う。

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    2012年12月08日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    「事実に棲み込む」という言葉を多用している。
    従来事業の延長線ではジリ貧になる。同じ材料でも、事業をとらえ直すことによって、大きく成功するものも生まれてくるのだ。

    それを紹介するケースリサーチ集と言ってよい。

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    2012年11月03日
  • ブランド 価値の創造

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    成功事例からブランド創造のメカニズムが分析されており、ブランド産業を研究する上で必要な知識を得られた。ブランドを中心としたマーケティングによって、商品価値の上昇に力を入れる現代の企業を解明していた。製品の技術や機能を離れて、ブランドが独自に発展することを説明した箇所には納得させられた。

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    2012年05月20日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    新しい知が生まれるためには、ビジネス・インサイトが必要ということで、事例を交えながら、知恵の活用方法を説いたもの。形式知・暗黙知の話や、知恵の引き出し方と流れでケーススタディに触れており、ドラッカーと同じように知識社会での知識の重要性が述べられていた。組織と人材の力を高めるには、こういうことを継続して取り組まないといけないのだろう。

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    2011年10月15日
  • ブランド 価値の創造

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    ブランドは定義してはいけない。
    静態的にブランドをとらえてしまっては流行に乗ってしまいやがて衰退してしまう。
    動態的にみることが必要だ。ブランドを定義しない。環境に合わせて仮面を剥ぎ取っていくことが大事。我思う故に我在りのように。

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    2011年02月14日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    経営者は跳ばなくてはならない。ビジネスの転換時に、企業にどのようなことが起こっているのか、実際のケースは、誰かの思いつきではなく、環境や信念や、そしてアイデアの総合だ。考えぬけば、打開できる、と希望がでる内容。

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    2010年12月11日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    事業にも寿命がある。強み伝いの経営はいずれ破綻する。
    やはり経営者は、どこかのタイミングで飛ばなくてはならない。
    躊躇を断ち切りどこまで飛ぶか、どこを目がけて飛ぶか。
    奈落の底に落ちない程度に、まずは跳べ!

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    2010年12月04日
  • ブランド 価値の創造

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    ちょっと古い本ですが、友人が面白かったと言っていたので購入。

    ・96年のブランドランキングでトップ20の中に日本企業は5位のソニーだけ
    ・ブランドは環境の変化に影響うける。「受け手に対して意味をなすか」
    ・ブランドは消費者に対して、ライフスタイルを変え、新たな消費欲求を生み出す。

    ちょっと私には、向かない本でした。
    創造するには?いう言う本では、事例の説明が多い本。

    一番の収穫は3番目のバブル木の日本や今の中国を反映したブランドの価値でした。

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    2010年08月27日
  • ブランド 価値の創造

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    ヴィトンやポッキー等を例にあげてブランドとはなんぞやを問う。分かりやすいし、ブランドの価値についての考え方がちょっと変わる。
    でもブランドとは結局なにかについてはあんまり明確な答えはなかったかな…

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    2010年07月07日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    経営者は“跳ぶ”のが仕事。

    “跳ぶ”ためには、

    従来の論理実証主義や認識優位ではなく、対象(ヒト、知識、モノ)への棲みこみ(当事者意識)が大事である。

    コミュニケーションは誤解の連鎖。でもその中で時に思いもよらない市場が生み出されることも。(キットカットや防音型洗濯機など)



    正直、まだ働いていないこの段階で、“イメージ”するのが難しい一冊だった。
    5年後、または10年後に読みなおしてみたい一冊ということで、☆☆☆。

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    2010年03月31日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    パパの本棚から拝借した本。

    ちょっと難しいんですが、
    ふむふむ・・・じっくり咀嚼して読むと考える力がつきそう

    宅急便は、今や当たり前って思うけど、
    そのビジネスモデルはどうやって、創造されたのか、
    始まりは、誰かさんの頭の中に「創造的瞬間~creative moment~」が生じたからに他ならない。
    創造的瞬間てなに?それはこれまで自分を縛り付けていた考えのフレームから解放されて、内的な想像力や連想力が活性化すること。

    当たり前のことを、なんでかな?って考える作業はなかなか面白く、気づきがありますね

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    2009年10月28日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    ポランニーの「暗黙知」をベースに、これまでにないビジネス理論を展開しているのは興味深い。特に「イノベーション」に関して、暗黙知をベースに解析していることは、古いようで新しい考え方と言えるのではないでしょうか。ただ、モデル化できないために、その事例紹介がちょっと長過ぎるかな、と感じましたし、ちょっと退屈でした・・・

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    2009年10月26日
  • ビジネス・インサイト 創造の知とは何か

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    経営学の「実証主義」に対して、それとは異なる立場に立つものとしてのイノベーションを起こす「知」を明らかにしようとしている。
    さすがに石井先生。
    経営学を学んできたときにずっと思ってきた疑念を明らかにしてくれる書です。

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    2009年10月04日