中村彰彦のレビュー一覧
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NHKの番組「BS歴史館 今いてほしい!?日本を変えたリーダーたち(2)保科正之」2012.4.27を見て感動し、すぐに本屋に飛んで行きました。
本著の著者中村彰彦氏も出演されておりました。懇切に保科正之の業績を説明する一方、朝敵として認知された会津藩の祖というフィルターを通してしか昨今は語られな...続きを読むPosted by ブクログ -
保科正之、徳川4代将軍家綱時代に活躍した、民政を重点にした政策を行った名君で、会津藩祖。あまり知られていない殿様だが、現代の政治家、特に首相や大臣クラスの政治家に見習ってもらいたい人物。小説なので読みやすいのですが、約700頁とボリュームがあります。Posted by ブクログ
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戦国時代から幕末維新まで、武士が武士らしく生きた時代を彩る人物群像を、資料の読み込みと偏見を排した視点から描く。 あまり知られていない人も含めて、範とすべき生き方をした人々、そしてダメな人もやはり多い。 歴史がもっと面白くなる論考集。 全体を貫いているテーマは、ひとはどのように生きれば美しいかを歴史...続きを読むPosted by ブクログ
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下巻。蝦夷左遷から後世まで。どこまでが史実なのかよく分からないけれど、人となりが伝わってきた。最後の方でラフカディオ・ハーンが神さまについて書いているくだりがあるが、日本の神と西洋の神は違うのだと興味深かった。
2011/3/10Posted by ブクログ -
両者による対談形式。
良書だと思います。この時代は、分かりにくい概説書が多い中、開国以降も念頭に置き、パックス・トクガワーナ(徳川の平和)について述べています。
基本的には江戸政権の再評価といってよいと思います。
食い入るように読みました。黒船以降とのセットでどうぞ。Posted by ブクログ -
この種の作品は「歴史を題材とした小説」と呼ぶべきものと、「小説の体裁で語られる伝記・歴史」と呼ぶべきものに大雑把に大別出来るような感じがするのだが、本作はどちらかと言えば後者である。秋月悌次郎は幕末の会津家中にあった文官である。その学識や、文才が評価され、“京都守護職”として京都で活動した家中に在っ...続きを読むPosted by ブクログ
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秋月悌次郎を主人公にした小説。
公用方としての奮闘っぷりが描かれています。
上巻は八月十八日の政変まで。
京都守護職始末記と平行して読むとなんだか嬉しい。Posted by ブクログ -
表題の「明治新選組」は多分唯一相馬主計主役の話だと思う。それだけで喝采。
野村への想いを感じます…!
相馬の最期はそれなりに満足そうだけど奥さんはかわいそうだな…
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会津藩主といえば、松平容保が有名だが、その容保が、なぜあそこまで頑なに徳川家を支えようとしたのか、幕府の力が衰え時代が明らかに変わっていたなかで、なぜ愚直にも最後までふんばりつづけたのか、全ての源泉はこの1人の名君にあるわけで、幕末や維新のことに興味がある人は是非読んで欲しい一冊。Posted by ブクログ
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やはり孝明天皇は毒殺された。首謀者は岩倉具視。今後のさらなる研究も待ちたいところです。孝明天皇の信頼を受けていた会津藩主・松平容保はさぞ辛かったことかと。題名以外の幕末ネタについても著者の短編集的な本になっています。Posted by ブクログ
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「青天を衝け」の渋沢栄一の生涯。脚色なく淡々と事実を述べる基本書。
直木賞作家の作品だが脚色はない。幸田露伴の作品等をネタ本にした渋沢栄一の生涯。小説ではないので躍動感には欠ける。Posted by ブクログ -
守護代岩倉織田氏に仕える堀尾家は信長の岩倉城攻めの結果、浪人することになる。その後信長の岐阜攻めに手を貸した茂助(のちの堀尾吉晴)は秀吉に仕えることになる。秀吉の外交官、ネゴシエーターとして活躍し、松江藩の初代藩主とな堀尾吉晴の一代記。Posted by ブクログ