皮肉屋文庫のレビュー一覧

  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    全ての話が不気味過ぎて、想像するのも憚られるほどのホラー作品だった。よくテレビでやっている某ホラー番組に出てきそうなお話が詰まっている。
    特にお気に入りのお話は、「かんのさん」で、家族が新居に引っ越すという日常作品なのだが、私は生まれ育った地域から未だに離れて生活をしたことが無いため、新しい地域への引越しのイメージがこの作品によって型取られることで、自分に起きたらどうしようと不安になって、感情移入を他の作品と比べてすることができた。
    しかし、不気味すぎるが故に想像したくないこともあってか、誰のセリフか分からない箇所があったので、再読する際は1文1文丁寧に想像しようと思う。。

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    2026年02月21日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラー度はまあまあ。さなぎおにとかかんのさんみたいな方向性が好きかな。
    時事ネタと洒落怖のドッキングみたいな内容だったカタリナの美しき車輪も結構好き。いつか読み直すのが楽しみだよね、時事ネタ。

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    2025年08月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    あぁ、読まなきゃ良かった
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    ホラー小説が6作品。
    私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。

    そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
    他の人の分どうしようと思いましたが、
    私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
    怖いっていうより、気味が悪い感じというか。

    「かんのさん」が一番印象に残ってます。
    アニメで映像が浮かぶというか。

    めっちゃ怖いのは嫌だけど、
    でも怖いもの見たさで気になる、
    夏だしホラーも読んでみたいかも、
    という方におすすめで

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    2025年08月17日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「時代を牽引する作家陣」のキャッチコピーは伊達じゃない。特に「カタリナの美しき車輪」はよかった。最近のニュータイプホラーはどうしても文体が洒落怖風、ほん怖風、モキュメンタリー崩れになりがちなのに、耽美な雰囲気を崩さないままやり切ってるところがとてもいい。
    ホラーブームの再来を予感させる一冊。怖いというより嫌な感じで怖いの苦手な方にもおすすめです。

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    2025年07月29日
  • 夜警ども聞こえるか

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    ネタバレ

    結末、分かりそうで分からん。
    元々考察しないと分からん話が苦手な上に、育児疲れと寝不足重なってて頭も回らん中で、自分なりに解釈したので残しとく。

    読んでいて、最大の謎である「みゆき」って誰やねんってところだけど。考え方は2通りかなと。

    まず、1通り目。
    思うに、そもそも油絵研究会では誰も死んでいなかった。「みゆきちゃんの首が絞められるという、絞殺『未遂』事件」なわけだから。だから、そもそも「みゆき」の幽霊が出ること自体がおかしい。
    そこでポイントが次の文なのではないか。
    「名付けというのはすなわち、対象の霊的な実存を確定することだと考えられてきました」
    「物事の因果が収まる円環の病棟に、空

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    2025年06月29日
  • 夜警ども聞こえるか

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    通勤中じゃなくて夜寝る前に読めばよかった。
    短くて上質な嫌な話がぎゅうぎゅうに入っていてめちゃよい。それぞれのバラバラのエピソードと間に入るサブテキスト、断片、、、それらから浮かび上がってくる解釈や画がどんどん変化しては霧散していくようなとらえどころのなさと入れ子式の構造が「モキュメンタリーホラー」とは一体なんなのかについての一つの答えなのではないかと思った。
    時計の話好き。

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    2025年04月13日
  • 夜警ども聞こえるか

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    中古で買ったボイスレコーダーには、怪談を含む46ものファイルが保存されていた。
    全体を通してとある事件の真相に迫る考察系ホラーながら、オムニバスホラーとしても楽しめる。
    私は一度読んだだけでは真相には辿り着けず。

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    2025年02月12日
  • 夜警ども聞こえるか

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    ネタバレ

    面白かったです。
    ボイスレコーダーに入ってたどこか違和感がある怪談。
    読み進めていくうちに違和感の正体がはっきりしてくるのですが、結末に空白を持たせてる感じが好きでした。
    怪談の内容もどれも怖くて最高でした。
    個人的には『帯』がベストです

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    2025年02月07日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    うとうとしなから読んだせいか怖さはそれほど感じず、それぞれ読み物として面白かった。裏返っちゃうのは怖い。

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    2026年09月06日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    どの話もおもしろかった!
    とくに前半は搾取する側/される側の話が連なっていて、しかもどの話もちがった着地をキメていてぞくぞくした。上條さんはこの分野で完全に作家性を確立していて感心する。
    ラスト、意外にも梨さんが青春小説のようなエモさで〆たのも良きでした。

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    2026年09月04日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「カタリナの美しき車輪」
    「かんのさん」
    「夢見鳥」
    「やどりこ」
    「噛み砕くもの」
    「さなぎおに」

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    2026年09月04日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    6作品、テイストが違って面白かったな。
    個人的好みとしては上條一輝さんの「枯れた街の上でも」と新名智さんの「まぎれ鬼」かな。
    梨さんの「ブルーライト」は切ない。

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    2026年09月01日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    日本のホラー小説に興味を持ち購入。幽霊が出てきて祟られるというよりは全篇不思議な怪異による現象が多かった。それでも湿度の高い恐怖が味わえたし、三者三様のホラーを味わうことができました。暑さが厳しい夏にはぴったりのホラーアンソロジーでした。

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    2026年08月29日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラーアンソロジー。
    全部粒揃いの面白さだったけど特に斜線堂有紀の「枯渇」が特に抜きん出ていた。活字でここまで気持ち悪い(褒め言葉)描写を表現出来るのは凄いと思う。

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    2026年08月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    夏なので怖いものが読みたくなったのと、斜線堂先生が入っていたので読みました。
    ホラーって、結局どういうことだってばよ…となる話が多いなと改めて思った。特に最後の話は難しかった。得体の知れないものってやっぱりこわい。
    『かんのさん』が1番好きだったかな。お母さんが報われなさすぎる。

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    2026年08月20日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    背筋さん、斜線堂有紀さん、上條一輝さん、新名智さん、皮肉屋文庫さん、梨さんといった実力派の作家陣が名を連ねており、ホラー好きとして手に取らずにはいられない贅沢なアンソロジーです。

    本作の魅力は、収録されている恐怖のバリエーションの幅広さ。文字を追っているだけでこちらまで痛みを感じてしまうような、思わず顔をしかめたくなる物語もあれば、反対に爽やかな夏の情景を感じられるような物語もあります。
    それぞれの作家さんの個性が色濃く表れており、一冊の中で全く違うベクトルの恐ろしさを存分に堪能できるアンソロジーでした。

    私のお気に入りは、斜線堂有紀さん『枯渇』、上條一輝さん『枯れた街の上でも』です。

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    2026年08月12日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    最近、“アンソロジー“を何冊か読んでいる。 いままで、“アンソロジー“のよさ。が、わからなかったんだけど。
    よい。
    サクッと読めて。個性が出てて、多面的。
    要するに、面白い。
    この『その他の危険』も名だたる作者揃い。
    この夏の身近なとこにある。みたいな…
    ぜひ“アンソロジー“の恐怖を体感して欲しい。

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    2026年08月04日
  • 夜警ども聞こえるか

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    好きキライというか、理解できたできなかった、が別れそう。
    自分は、キライじゃないけど理解はできなかったタイプです。
    時間軸とか、語り手などが複雑で、混乱の極み。
    自分の読解力のなさが原因か。
    なので短い怪談話集を楽しむ、くらいに読んだらいいのかも。
    その短い怪談話もあまり怖くない。

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    2026年06月20日
  • こわいものがうつる

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    ストレートなホラー作品が並ぶなかで、狐歪野ツッコさんの「あなあなた」が好き。
    ゾンビ映画でいえば、ほかの作品が旧来のゆっくりのゾンビだとすれば、本作は走るゾンビという感じで動きや勢いがあって目立ち、印象に残った。

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    2026年06月16日