皮肉屋文庫のレビュー一覧

  • こわいものがうつる

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    ネタバレ

    自分の中だけでの(笑)ホラー小説フェス(継続中)でほとんどの方の作品には触れてきたが…
    正直、評価の分かれるものもあるにはあった。

    が、この短篇集に限っては一切ハズレなし。

    ただ、自業自得の類い、不条理系込みでほぼほぼ救いはナシ。

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    2026年06月18日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

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    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    今アツい小説家作家六人による、ホラー短編アンソロジー集。
    「あぁ、読まなきゃ良かった」と帯には謳い文句がありますが、どの話も怖いし、少し変わっていて面白かったのでむしろ「読んで良かった」です!
    個人的には、斜線堂有紀さんの「カタリナの美しき車輪」がぶっちぎりで怖かった!
    主人公は、SNS上であえて炎上するような投稿ばかりをするAIアカウントを作成し、実在する人物が炎上する機会を減らそうとします。
    が、その試みが招いた恐怖とは…
    作品により色んなタイプの怖さがあり、一冊でバリエーション豊富なホラーを楽しめます。

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    2026年04月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の著者による恐怖短編集。お目当ての斜線堂有紀作品は「輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025」で既読でした。読み心地はあまりよくない系です。中学校以上。
    「カタリナの美しき車輪」斜線堂有紀
    「かんのさん」尾八原ジュージ
    越した先の隣家には"かんのさん"という何かがいて、近隣の人たちはそれを見たいがために捧げ物をするのだ。
    「夢見鳥」木江恭
    私の所属する営業五課に来た深山蝶(ひらり)は仕事のできる子で、私を慕ってくれる。でも彼女のいく部署では偶然とは思えない頻度で不幸があるらしく…。
    「やどりこ」櫛木理宇
    目が痛くて受診している私。何かよからぬ疑いがあり再受診することになる。眼帯をして出社すると、"フコウさん"が復活したのかと思ったと言われる。そう呼ばれる手付かずで残された彼女のロッカーを開けて見つけたものは…。
    「嚙み砕くもの」芦花公園
    大輔は頭が悪いと自覚している。一族はみんな有名私立医大を卒業している。自分のIQは境界知能らしい。家族は優しく中卒でぶらぶらしていても咎められない。そんな生活で出会った人に歯を求める怪異のような存在を使う仕事に巻き込まれていく。
    「さなぎおに」皮肉屋文庫
    人里離れた山岳地帯の僻地にある場違いなドーム状建造物。普段は人がいないのに、年一度の総会に使われていた。そこに忍び込んだことのある相田さんに話を聞くと…。

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    2026年03月22日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    いろんなタイプのホラーでありつつも、どれも少しずつ日常から非日常へ移り変わり、気づいた時の恐ろしさが強烈に感じられてよかった。

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    2026年03月13日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    かんのさんこわすぎ。
    知り合いの菅野さんを「すがのさん」と言い間違いたくなるほどこわかった。
    夢見鳥は脳内で美しい姿を想像できた。
    それだけに恐怖が引き立った気がしました。
    全体的にスイスイ読める本でした。
    かんのさんこわすぎ。

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    2026年03月01日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラーアンソロジー。どれも短めの話なので、サクサク読めた。
    斜線堂有紀さんの「カタリナの美しき車輪」は、今の時代性や話の展開やタイトル、どれもが自分好みでとても良かった。
    尾八原ジュージさんの「かんのさん」も、得体の知れないもの、得体の知れないルールに日常が染まっていく感じが読んでいてゾッとした。
    皮肉屋文庫さんの「さなぎおに」は情報が断片で、原因となる怪異の正体や何が起こったのかなど、読者の推測に委ねられる割合が大きいと感じた。私は一読ではよく分からず消化不良に感じたが、その実話怪談っぽい読み味が好みの方には刺さる話だと思う。
    全体的に満足度の高い本だった。

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    2026年02月27日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    全ての話が不気味過ぎて、想像するのも憚られるほどのホラー作品だった。よくテレビでやっている某ホラー番組に出てきそうなお話が詰まっている。
    特にお気に入りのお話は、「かんのさん」で、家族が新居に引っ越すという日常作品なのだが、私は生まれ育った地域から未だに離れて生活をしたことが無いため、新しい地域への引越しのイメージがこの作品によって型取られることで、自分に起きたらどうしようと不安になって、感情移入を他の作品と比べてすることができた。
    しかし、不気味すぎるが故に想像したくないこともあってか、誰のセリフか分からない箇所があったので、再読する際は1文1文丁寧に想像しようと思う。。

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    2026年02月21日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラー度はまあまあ。さなぎおにとかかんのさんみたいな方向性が好きかな。
    時事ネタと洒落怖のドッキングみたいな内容だったカタリナの美しき車輪も結構好き。いつか読み直すのが楽しみだよね、時事ネタ。

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    2025年08月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    あぁ、読まなきゃ良かった
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    ホラー小説が6作品。
    私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。

    そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
    他の人の分どうしようと思いましたが、
    私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
    怖いっていうより、気味が悪い感じというか。

    「かんのさん」が一番印象に残ってます。
    アニメで映像が浮かぶというか。

    めっちゃ怖いのは嫌だけど、
    でも怖いもの見たさで気になる、
    夏だしホラーも読んでみたいかも、
    という方におすすめです!

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    2025年08月17日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「時代を牽引する作家陣」のキャッチコピーは伊達じゃない。特に「カタリナの美しき車輪」はよかった。最近のニュータイプホラーはどうしても文体が洒落怖風、ほん怖風、モキュメンタリー崩れになりがちなのに、耽美な雰囲気を崩さないままやり切ってるところがとてもいい。
    ホラーブームの再来を予感させる一冊。怖いというより嫌な感じで怖いの苦手な方にもおすすめです。

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    2025年07月29日
  • 夜警ども聞こえるか

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    ネタバレ

    結末、分かりそうで分からん。
    元々考察しないと分からん話が苦手な上に、育児疲れと寝不足重なってて頭も回らん中で、自分なりに解釈したので残しとく。

    読んでいて、最大の謎である「みゆき」って誰やねんってところだけど。考え方は2通りかなと。

    まず、1通り目。
    思うに、そもそも油絵研究会では誰も死んでいなかった。「みゆきちゃんの首が絞められるという、絞殺『未遂』事件」なわけだから。だから、そもそも「みゆき」の幽霊が出ること自体がおかしい。
    そこでポイントが次の文なのではないか。
    「名付けというのはすなわち、対象の霊的な実存を確定することだと考えられてきました」
    「物事の因果が収まる円環の病棟に、空室があるとしよう。誰が使った部屋なのか、何に使われた部屋なのか、誰も知らない。(中略)
    しかし病棟の外からは、カーテンのかかったその部屋の窓を、数千、数万の瞳が熱心に見つめている。(中略)
    やがて、因果の余白にも等しいこの病室に、変化があった。(中略)
    そうして、何もないはずのその部屋に、何かが生まれる。」
    つまり、「油絵研究会の部室で、みゆきちゃんという子の首が絞められた」という事実があって、「そこでみゆきちゃんという子が締め殺された」と事件の詳細を知らない学生たちによって尾鰭がついて噂として流された。その結果、「油絵研究会にみゆきちゃんの幽霊が出る」という更なる尾鰭がついて、それが事実として認識されるようになった。そうして、何もないはずのその部屋に「みゆきちゃん」が生まれてしまったのではないか。
    だから、この場合の「みゆきちゃん」は野口美雪でも森田美由紀でもない、嘘から出た真の「みゆき」。

    2通り目は、物語の構造そのものに関わるから、かなりややこしい。
    「このレコーダーと文書が、紛れもなくモキュメンタリーであった、という事実」とある通り、そもそもKQ大学、そのサークル棟、夜警をはじめとするボイスレコーダーの内容は、全て里見の創作物だった。
    「油絵の好きだった」里見は精神病棟に入っており、その個室が「日当たりの悪い、奥から二番目の個室」。
    油絵研究会に現れる「みゆき」は里見由貴(さと「みゆき」)なのではないか。
    また、ボイスレコーダー内のプロットと題されたテキスト「私」も、「電話」の【皮肉屋文庫・注】で示唆しているとおり里見自身なのではないか。
    整理すると、
    幽霊「みゆき」 = 里見
    プロットと題されたテキストの「私」= 里見
    野口美雪 = 里見の創作物
    先に挙げた「このレコーダーと文書が…」の「文書」が「森田弟」のメッセージも含まれているのなら、森田美由紀も森田弟も里見の創作物ということになる。
    だから、ボイスレコーダーをフリマに出品したのが里見自身で、森田弟が最終的にフォローしていたアカウントがそのフリマのアカウントだけだったというのは、それを示唆しているのではないか。
    ただ、そうとするならば説明がつかないというか、解釈のしようがない穴も出てくるのだが…。
    ところで、「電話」の【皮肉屋文庫・注】の中盤から、モキュメンタリーについての講釈が述べられており、その末部に「再生終了」の文字がある。ラストの「一九九九年七月一六日」では、里見が考えたモキュメンタリーの脚本がボツにされているシーン。「まどろっこしいね。謎の資料だの音声だの、実は書き手が違っただの(以下略)」
    この「書き手が違う」というのは、皮肉屋文庫氏が書いたものと思いきや、実は里見が書いていた…とも解釈出来ないか。
    もしかして、最初から最後までの 皮肉屋文庫氏やY氏、Iさんの全てのやり取り自体もボイスレコーダーに収録されたもので、それらひっくるめて里見の創作だった…というのは考え過ぎだろうか。

    長々考察してみたけど、「読者であるあなたは、ただ余白を見つめるだけでいい。(中略)だから、地に足の着いた考察はいらない。こうであったら面白いのに、そう願うだけでいい。」とある。
    結局のところ、好きに解釈してなと丸投げされてるだけのような気もする。こっちとしては「何やねんそれ」と感じるし、無責任な話やけど。

    あとさ、作中に唐突に出てきた「西園寺くん」って誰やねん。

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    2025年06月29日
  • 夜警ども聞こえるか

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    通勤中じゃなくて夜寝る前に読めばよかった。
    短くて上質な嫌な話がぎゅうぎゅうに入っていてめちゃよい。それぞれのバラバラのエピソードと間に入るサブテキスト、断片、、、それらから浮かび上がってくる解釈や画がどんどん変化しては霧散していくようなとらえどころのなさと入れ子式の構造が「モキュメンタリーホラー」とは一体なんなのかについての一つの答えなのではないかと思った。
    時計の話好き。

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    2025年04月13日
  • 夜警ども聞こえるか

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    中古で買ったボイスレコーダーには、怪談を含む46ものファイルが保存されていた。
    全体を通してとある事件の真相に迫る考察系ホラーながら、オムニバスホラーとしても楽しめる。
    私は一度読んだだけでは真相には辿り着けず。

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    2025年02月12日
  • 夜警ども聞こえるか

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    ネタバレ

    面白かったです。
    ボイスレコーダーに入ってたどこか違和感がある怪談。
    読み進めていくうちに違和感の正体がはっきりしてくるのですが、結末に空白を持たせてる感じが好きでした。
    怪談の内容もどれも怖くて最高でした。
    個人的には『帯』がベストです

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    2025年02月07日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    6人の小説家による短編集で、それぞれのホラーを楽しむことができた。
    ホラー小説自体ほとんど初めてであったが、自分が好きなホラー小説の系統がわかった気がする。
    映像化すると怖いのだろうが、文字で読み取る分には怖さはあまり感じられなかった。

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    2026年10月14日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    箱の中身はなんだろな・・・胸くそ悪い系からか。ちょっと物足りないので死んだ女子社員が化けて出るとかしてほしかったわ。
    ブルーライト・・・爽やか!最後に持ってきて正解!
    枯れた町・・・構成が上手い。

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    2026年10月14日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    複数著者によるアンソロジー。ぶっちゃけ、全編可もなく不可もなく、だった。特別面白い短編には出会えず。

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    2026年09月27日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    そこまで怖くなかったかな
    怪談なので推理小説みたいな謎解きもなかったりなど…短編集なので気分転換にいいかも。
    最後のお話は青春で良かった。

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    2026年09月25日