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フリマアプリで購入した一台の中古のボイスレコーダー。 そこには、九州の■■■大学での夜間自主警備、通称「夜警」を行う学生たちによって語られたと思われる、たくさんの怪談音声データが残されていた。 本書はそれらのデータと、ボイスレコーダーにまつわる一連の出来事をまとめた記録である。 この本が無事出版されることを祈ります。
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Posted by ブクログ
モキュメンタリーホラー戦国時代の今、フィクションであることを大前提としてモキュメンタリーをやることに対して真剣に向き合っていて非常に好ましい。ホラー部分はしっかり怖くて、かつアプローチが面白いのでにっこりです。
明暗のまだらに眩く怪談小説
以前購入した、怪談ラジオコミカライズからのリンクで購入。 一種の陰影法の告発であろうか、終盤に向けてもつれ合う「真実」の騙し絵の連続には理解が追い付かない所もあったが、何よりもまず、靄々とどこか不安になる好みの怪談集として読めた。
通勤中じゃなくて夜寝る前に読めばよかった。 短くて上質な嫌な話がぎゅうぎゅうに入っていてめちゃよい。それぞれのバラバラのエピソードと間に入るサブテキスト、断片、、、それらから浮かび上がってくる解釈や画がどんどん変化しては霧散していくようなとらえどころのなさと入れ子式の構造が「モキュメンタリーホラー」...続きを読むとは一体なんなのかについての一つの答えなのではないかと思った。 時計の話好き。
中古で買ったボイスレコーダーには、怪談を含む46ものファイルが保存されていた。 全体を通してとある事件の真相に迫る考察系ホラーながら、オムニバスホラーとしても楽しめる。 私は一度読んだだけでは真相には辿り着けず。
こじつけ感のあるタイトルとちょっと色々想像にお任せします感が強くて物足りなかった。モキュメンタリーだとするならもう少しオチに想像を挟む余地が欲しい。合間の怪談の質は結構良かったのでそれだけで読みたかったかも。
モキュメンタリーホラー 短編ホラーとか小噺?が面白くてグイグイ読めた けど、じっくり読まないと何が起きてるのか、どういう意味なのか、結局なんなのかが分かりにくかった 難しい
ひとつひとつの短編怪談のクオリティが非常に高く、夜に読んでいたがこれ以上読み進めたくないなかなか怖さを感じる。全体を通して言いたいことはなんとなくわかるものの、なんとなくのまま終わってしまう。それも含めて中に記載されていたモキュメンタリー評はよかった。
ほんのり怖くてなんか妙にリアルだった気がするけど、結局なんだったのかよくわからず。 何回か読めばわかるのか?
結末、分かりそうで分からん。 元々考察しないと分からん話が苦手な上に、育児疲れと寝不足重なってて頭も回らん中で、自分なりに解釈したので残しとく。 読んでいて、最大の謎である「みゆき」って誰やねんってところだけど。考え方は2通りかなと。 まず、1通り目。 思うに、そもそも油絵研究会では誰も死んでい...続きを読むなかった。「みゆきちゃんの首が絞められるという、絞殺『未遂』事件」なわけだから。だから、そもそも「みゆき」の幽霊が出ること自体がおかしい。 そこでポイントが次の文なのではないか。 「名付けというのはすなわち、対象の霊的な実存を確定することだと考えられてきました」 「物事の因果が収まる円環の病棟に、空室があるとしよう。誰が使った部屋なのか、何に使われた部屋なのか、誰も知らない。(中略) しかし病棟の外からは、カーテンのかかったその部屋の窓を、数千、数万の瞳が熱心に見つめている。(中略) やがて、因果の余白にも等しいこの病室に、変化があった。(中略) そうして、何もないはずのその部屋に、何かが生まれる。」 つまり、「油絵研究会の部室で、みゆきちゃんという子の首が絞められた」という事実があって、「そこでみゆきちゃんという子が締め殺された」と事件の詳細を知らない学生たちによって尾鰭がついて噂として流された。その結果、「油絵研究会にみゆきちゃんの幽霊が出る」という更なる尾鰭がついて、それが事実として認識されるようになった。そうして、何もないはずのその部屋に「みゆきちゃん」が生まれてしまったのではないか。 だから、この場合の「みゆきちゃん」は野口美雪でも森田美由紀でもない、嘘から出た真の「みゆき」。 2通り目は、物語の構造そのものに関わるから、かなりややこしい。 「このレコーダーと文書が、紛れもなくモキュメンタリーであった、という事実」とある通り、そもそもKQ大学、そのサークル棟、夜警をはじめとするボイスレコーダーの内容は、全て里見の創作物だった。 「油絵の好きだった」里見は精神病棟に入っており、その個室が「日当たりの悪い、奥から二番目の個室」。 油絵研究会に現れる「みゆき」は里見由貴(さと「みゆき」)なのではないか。 また、ボイスレコーダー内のプロットと題されたテキスト「私」も、「電話」の【皮肉屋文庫・注】で示唆しているとおり里見自身なのではないか。 整理すると、 幽霊「みゆき」 = 里見 プロットと題されたテキストの「私」= 里見 野口美雪 = 里見の創作物 先に挙げた「このレコーダーと文書が…」の「文書」が「森田弟」のメッセージも含まれているのなら、森田美由紀も森田弟も里見の創作物ということになる。 だから、ボイスレコーダーをフリマに出品したのが里見自身で、森田弟が最終的にフォローしていたアカウントがそのフリマのアカウントだけだったというのは、それを示唆しているのではないか。 ただ、そうとするならば説明がつかないというか、解釈のしようがない穴も出てくるのだが…。 ところで、「電話」の【皮肉屋文庫・注】の中盤から、モキュメンタリーについての講釈が述べられており、その末部に「再生終了」の文字がある。ラストの「一九九九年七月一六日」では、里見が考えたモキュメンタリーの脚本がボツにされているシーン。「まどろっこしいね。謎の資料だの音声だの、実は書き手が違っただの(以下略)」 この「書き手が違う」というのは、皮肉屋文庫氏が書いたものと思いきや、実は里見が書いていた…とも解釈出来ないか。 もしかして、最初から最後までの 皮肉屋文庫氏やY氏、Iさんの全てのやり取り自体もボイスレコーダーに収録されたもので、それらひっくるめて里見の創作だった…というのは考え過ぎだろうか。 長々考察してみたけど、「読者であるあなたは、ただ余白を見つめるだけでいい。(中略)だから、地に足の着いた考察はいらない。こうであったら面白いのに、そう願うだけでいい。」とある。 結局のところ、好きに解釈してなと丸投げされてるだけのような気もする。こっちとしては「何やねんそれ」と感じるし、無責任な話やけど。 あとさ、作中に唐突に出てきた「西園寺くん」って誰やねん。
面白かったです。 ボイスレコーダーに入ってたどこか違和感がある怪談。 読み進めていくうちに違和感の正体がはっきりしてくるのですが、結末に空白を持たせてる感じが好きでした。 怪談の内容もどれも怖くて最高でした。 個人的には『帯』がベストです
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