皮肉屋文庫のレビュー一覧
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購入済み
明暗のまだらに眩く怪談小説
以前購入した、怪談ラジオコミカライズからのリンクで購入。
一種の陰影法の告発であろうか、終盤に向けてもつれ合う「真実」の騙し絵の連続には理解が追い付かない所もあったが、何よりもまず、靄々とどこか不安になる好みの怪談集として読めた。 -
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Posted by ブクログ
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あぁ、読まなきゃ良かった
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ホラー小説が6作品。
私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。
そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
他の人の分どうしようと思いましたが、
私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
怖いっていうより、気味が悪い感じというか。
「かんのさん」が一番印象に残ってます。
アニメで映像が浮かぶというか。
めっちゃ怖いのは嫌だけど、
でも怖いもの見たさで気になる、
夏だしホラーも読んでみたいかも、
という方におすすめで -
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Posted by ブクログ
ネタバレ結末、分かりそうで分からん。
元々考察しないと分からん話が苦手な上に、育児疲れと寝不足重なってて頭も回らん中で、自分なりに解釈したので残しとく。
読んでいて、最大の謎である「みゆき」って誰やねんってところだけど。考え方は2通りかなと。
まず、1通り目。
思うに、そもそも油絵研究会では誰も死んでいなかった。「みゆきちゃんの首が絞められるという、絞殺『未遂』事件」なわけだから。だから、そもそも「みゆき」の幽霊が出ること自体がおかしい。
そこでポイントが次の文なのではないか。
「名付けというのはすなわち、対象の霊的な実存を確定することだと考えられてきました」
「物事の因果が収まる円環の病棟に、空 -
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ネタバレ 購入済み
表紙のインパクトで購入。
うーん、まっったく意味がわからなったです、難しい。
でも終始不穏な不気味な空気は漂ってます。不穏な感じはするけれど、とてつもなく怖いわけでもないです。