児島青のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回も店長さんの出会う人達がみな人間的な魅力に溢れていて、読んでいて心があたたかくなってくる。
あとどの話もタイトルが文学的で洒落てる。
「本の海の漂流者」で語られている、新刊書店の本の流れの仕組みや「サラゴサ手稿」の話で本の儚さと強さを同時に同じ位感じられて、すごく心に残る話だった。
店主さんの富豪のイメージが謎に片言の英語なのが変で面白い。
「生ける人々の輪舞曲」の最後ら辺で、菊川さんに話している雨宮さんの強くて切実な言葉と、「続きが気になって」という真っ直ぐな欲求が何よりも前向きで希望的に感じて、こちらまで救われるような気持ちになった。
「丘の上ホテル」の話が他の話に比べてどこか異 -
Posted by ブクログ
全ての話に共通して異なる角度の本に対する愛情や愛着を感じられ、本だけじゃなくて、本を読む人や本が好きな人って素敵だなと改めて思えた。
どの話も読後の清々しさが気持ち良い。
コマ割りによる展開や絵の見せ方がすごく劇的で度々鳥肌立つくらい感情揺さぶられる。
中でも第四話のジョージさんと田部さんの間にできる感覚的な"壁"の演出がすごくてびっくりした。
あと各話の表題のイラストがお洒落で素敵。
作品内の登場人物に粋でステキなおじさまとおばさまがたくさん登場するのが印象的だった。
特に第二話の仲睦まじい夫婦と、第五話の着物を着こなす格好良いおばさまが、思わず胸がきゅんとしてしまう