児島青のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
もともと本屋さんとか、本そのものを扱うお話が好きなのだけど、店主がちょっと気だるげだけどマジもんの本好きで、最初の話から惹かれた。
亡くなった人の蔵書整理を通して、本からその人の人生を感じる…。
どの話も哀愁があり、切なさもあるのだけど、少し前向きになれるような展開なのがよい。
本好きといっても、好きな作品とか読み方とか、そこには個性が出るもので。
文学が好きな人もいれば、めちゃくちゃ本を読むのが遅い人もいる。
一巻だけしか読めていないが、読書家たちの本に対する気持ちもいろいろあり、そこがまた面白かった。
自分も本が好きだから、この人たちと話がしてみたいという気持ちにもなる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1話目でもうグッと掴まれてしまいまして…、読んでみてよかったなあと思わずにはいられない。
第1話「本を葬送る」で、主人公──十月堂店主の青年が古書の買い取りに行った家で、切迫する時間と戦いながら本を選ぶシーン見た時には、『薔薇の名前』みたいじゃ〜ん!と思い切り盛り上がってしまった。映画しか見ていないけどね。火の手が迫るなか、貴重な本を救いたくて本棚からいくつも引っ張り出すも、自分の無力さに絶望するショーン・コネリーが愛しかった…。んなことを思い出しながら進んでいくと、なんと、十月堂誕生秘話が描かれる第6話で、主人公が『薔薇の名前』を購入する場面があるではありませんか。やってくれるわー。
本 -
購入済み
面白い!本好きな人は特に…ね
読書のみならず、とにかく本そのものが大好きな人は特に楽しめると思います。面白い!
まず開いた最初のページ(見返しっていうんだっけ?)も本屋さんの袋みたいで手触りがいいし、
目次のデザインが本棚になっていて、背表紙に各章のタイトルが書いてあるんです。こういうの好きです。
この作品は、脱サラした元営業マンが一人で切り盛りする「十月堂」という古書店が舞台です。
個人経営の古書店だと買い入れから店舗に出すまでこんな仕事をするんだ…という事が分かります。
不良在庫の処分などもしなきゃならない。(店主はこの作業を「死刑執行」と呼んでいた)
亡くなった方の引き取り手のない本を整理して引き取る、といった依頼