奥野修司のレビュー一覧

  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    ノンフィクションなのに小説を読んでるように細やかな心情が伝わってくる。自分にも同じくらいの子供がいるので、子供の気持ちを思うと苦しくなる。そしてそれ以上に親の状況▪葛藤に自分を重ねてしまう。
  • 本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)
    私は堤未果さんの本を読み、国の基準を信用する危うさを知った。
    日本人は、国の基準がー、WHOがー、IAEAがー、国連がー、大学教授がー等、言う事を何も考えずにを鵜呑みにしすぎである。
    国が定めている基準というものは、どれだけ他国の干渉を受け、金、権力の影響を受けているかを知るべきである。
  • 丹野智文 笑顔で生きる ―認知症とともに―
    彼だからかな?まわりも協力的だね。
    認知症は初心者はそんなに変わらないんです。
    急にすべてがわからなくなったりはしない
    アルツハイマーの場合はね。
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    最初はタイトルに惹かれて、興味半分の購入でした。

    最初は怖いかなと思ったのですが、読んでいくうちに鳥肌が立ったり、相手に対する愛する思いみたいなので泣いたりとしました。
    私は、被災者ではないので、当時のこともニュースで見たぐらいで詳しくは知らなかったです。
    ただ、この本を読んでみると、体験したこと...続きを読む
  • 丹野智文 笑顔で生きる ―認知症とともに―
    丹野智文さんの素晴らしいパートナー、若生栄子さんは高校時代の同級生だと思う。
    豊かな人生を歩んでいることを知って、嬉しい。僕も今も豊かな人生を送らせてもらっていて、そんなことを伝えたいなって勝手に思ったりなんかしてる。
    勤務している学校の図書室で見つけたこの本。何かの「力」が入ってのこととしか思えな...続きを読む
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    以前から『生まれか育ちか』『血か情か』といったテーマには興味があったが、自分自身が子どもを授かったことで改めて向き合ってみたいと思い、読んでみた。厳密に言うと『そして父になる』を見返そうかと思っていたところ、この本の存在を知って思わず購入したもの。

    このタイミングでこの本と出会えて本当によかった。...続きを読む
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    科学的には説明のできない、根拠のない被災地でのエピソード。最初はちょっと読んだら怖いと思うのかなって思っていたけど、どの出来事にもちゃんとメッセージが込められているようで、胸にストンとおちていく感じがしました。恐怖よりも、ぬくもりを感じます。
    「彼らが不思議な体験をするのは、亡くなったあの人を忘れた...続きを読む
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    東北、宮城県亘理出身の私は自分の中にある「不思議な感覚」に自然に納得出来た。故郷を遠く離れて生きているが、魂レベルでは故郷に常駐しているね。
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    東日本大震災で家族を失った方の不思議な体験をまとめた話。津波で家族を失った苦しみ、亡くなった方からのメッセージなどから愛を感じて感動する。
    岩田書店の一万円選書で送られてきた本。とてもよかった。
    遠野物語についても本の中で触れられており、読んでみようと思った。
  • 極秘資料は語る 皇室財産
    英国のエリザベス女王がお亡くなりになり、様々な話題がニュースになっている。その中には英国王室の財産もある。




    約280億ドルもの遺産があるとニュースになり、桁違いな額に驚愕した。




    そう言えば、日本の皇室の財産はどうなっているのかなとふと思った。



    そんなときに書店でこの本を発見。こ...続きを読む
  • 本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)
    (本から)
    いまの農薬の特徴は浸透性

    ビニールが柔らかいのは可塑剤を混ぜているから
    劣化すると、可塑剤がパラパラと落ちてきます。
    作物は根っこからこれを吸収。この可塑剤が今、内分泌撹乱物質(ホルモン作用を撹乱する物質で環境ホルモンともいう)として問題になっている

    「残念なことに、日本のお茶からは...続きを読む
  • 極秘資料は語る 皇室財産
    戦前、戦後それぞれ態様の違う皇室財産、秘密資料が明らかにする皇室の意外史。

    実に興味深く楽しく読めた本。著者は新書としては珍しく学者さんではなくノンフィクションの奥野修司氏。

    皇室を収入と支出の観点から詳細に読み解いていく。
    まずは、戦前の皇室の財産の多さには驚かされる。御料林からの収入を初め、...続きを読む
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    壊れたはずの携帯が光り、メールが送られてくるなどあり得ないと思うのが普通だが、本当にあったのなら信じるしかない。まだまだ世の中には分かっていないことがたくさんあると感じた。
  • 死者の告白 30人に憑依された女性の記録

    苦しむ魂にするべきこと

    幸か不幸か私には生きていないものは見えない。読んでる間は、私自身が「この女性は医学的に精神を病んでいるのではないか」と思った。でも、東北で過ごした経験があり、確かに彼の地で人ではない何かが身近にいる気がした。
    この世にいないはずの魂に和尚様やこの女性がしていたのは、苦しい気持ちを聞き、宥め、導くこと...続きを読む
  • 丹野智文 笑顔で生きる ―認知症とともに―
    若年性アルツハイマー型認知症になっても、ポジティブに明るく生きている方のお話。
    私には真似はできないと思うけど、勇気づけられました。
  • 本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)
    日本の農薬の基準が緩すぎるため、「危ない国産食品」というタイトルになっているが、本書後半でも述べられているが、やはり統計的には輸入品よりも国産の方が危険度は少ないと思われる。

    何よりも、消費者が良いものを選ぶことが大事。
    医療費ことを考えれば、無農薬食品の方が、トータルメリットであると思う。
  • 本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)
    なぜこれがまかり通るのか?
    水溶性で農作物に吸収されてしまう農薬。その規制値を引き上げた(緩和した)のは何故?

    農薬ラウンドアップが小麦のプレハーベストに使われて残留し、小麦粉に入り込む。主成分のグリホサートが界面活性剤と結びつき、体内に接種される場合、相乗効果は不明。小麦粉に残留農薬が入っている...続きを読む
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    映画 『そして父になる』が参考にしたという、赤ちゃん取り違え事件を17年追ったノンフィクション。作者は『心にナイフをしのばせて』 『密貿易の女王ナツコ』など面白い本を沢山書いてる奥野修司さん。

    映画がかなり面白かったので読んでみたのだが、そしたら映画の10倍くらいこっちの方が面白かった。映画は子供...続きを読む
  • 丹野智文 笑顔で生きる ―認知症とともに―
    当事者だからこそ書ける現実的な悩みや思い。非当事者として接し方を考えさせられると共に、認知症のある方の視点を知ることができる貴重な一冊。
  • 丹野智文 笑顔で生きる ―認知症とともに―
    39歳で若年性アルツハイマー病と診断された筆者の、診断から現在までの道のりを語る。

    認知症本人としての経験からくる発言は、こちらの浅い想像力を超えるものばかり。
    アルツハイマーの方々がどのように感じているか、その考えに触れられることがうれしい。

    病を宣告された時の、丹野さんの絶望。
    それは、知識...続きを読む