奥野修司のレビュー一覧

  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    沖縄で起こった乳幼児取り違え事件を題材にしたノンフィックション。
    取り違えに気付いた5歳時から、子どもの交換を行った6歳時、成人時、そして大人になった後まで、当事者2名とその両家族を長期間取材したレポートである。子供の取り違えという病院を恨んだところで決してやり直しのきかない慄然とした事実に対し、人...続きを読む
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    取り違えというのは、本当に難しい問題だ。◆沖縄医師会が、圧力をかけていたのか…◆◆情と血、どちらがどうというのは結論は出ないな。
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    「そして父になる」の元本。沖縄で昭和50年代に起きた「赤ちゃん取り違え事件」を追ったノンフィクション。沖縄のある二つの家族に降りかかった運命。看護婦の手違いで2人の女の子は生物学的に親子ではない両親の元で6年間育てられた。結局2組の両親は6年間愛情を注いだ娘同士を交換する。その後、数十年に渡る2つ家...続きを読む
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    昭和46年の沖縄で実際に起こった赤ちゃん取り違え事件、小学校入学前6才時の血液検査で発覚してから17年後まで追ったルポ。
    絶対に子供を手放さないと思っても、実の子がいると言われれば一目会ってみたいと思う親心。育ててきた子と似ている相手家族に会い、自分たちに似ているのに他人を家族と慕う実子を見て、親た...続きを読む
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    色々考えさせられた。
    夏子さんに個人的には同情する
    駄目な人とは思うけど
    物悲しくなる
    哀れだ。
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    「そして父になる」の映画を見た後だったので、読んでみました。
    少し…かなり重い。現実はたやすくない。
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    子ども取り違えの本。
    取り違えられた子は今40代。そんなに昔のことじゃないということが怖い。

    だいじに、だいじに育てよう。
  • ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年
    「そして父になった」の福山さんの映画の原作の原作と聞いている。
    本当に沖縄で起きた赤ちゃん取り違え事件を取材したノンフィクション。
    6歳になった少女二人とその家族は、病院の取り違えから大きく揺らいでいく。ごく普通の家族に起きた事件は、全員に、これからの生き方と、家族のありかたをつきつける。途中読んで...続きを読む
  • 放射能に抗う 〈福島の農業再生に懸ける男たち〉
    原発事故後の福島で、農業の再生を目指す、稲田アグリサービスという企業がある。

    それは事故の前から革新的な農業の再生を実践してきた農業集団であり、その綿密な作物の管理体制がすでに存在していたことが、放射能汚染の検査をいち早く取り入れ、科学的に安全性を検証することが可能になっている。

    世界一うまい米...続きを読む
  • 心にナイフをしのばせて
    酒鬼薔薇事件に似た類の事件が他にもあったとは。しかも過去。

    おそろしい話。
    少年法って何なんだ
    少年Aどんな神経してんだ
  • 心にナイフをしのばせて
    被害児童のご家族の生き様が事細かく書かれていて胸が苦しくなりました。
    どんなことがあろうと殺人だけは絶対にしてはいけないと心底思います。
    そして、この加害児童が本当に憎いです。
    また、マスコミについても考えさせられました。
  • 心にナイフをしのばせて
    酒鬼薔薇事件の何年も前に類似した残酷な事件があったことには驚いた。そしてまた少年Aの心理がまったくもって理解不可能。
    少年法、被害者家族へのあまりのケアの無さについて深く考えさせられる。読後も少年Aへの怒りはおさまらない。
  • 極秘資料は語る 皇室財産
    読後感は、気持ち悪い。

    戦前と戦後の、皇室の予算資料を手に入れて、それを公開する内容。
    戦前の皇室は独自の財源を持たれて独立しておられたが、戦後は、財政面では畏れ多くも首根っこ引っ掴まれてる状況で、確かにまあ、特に昭和天皇のお人柄が伺えたりするにはいいんだけど。

    元々が、陛下に仕えられた方が個人...続きを読む
  • 野菜は「生」で食べてはいけない
    ・野菜を生で食べるより野菜スープや鍋を毎日食べることを推奨。
    ・がん予防やダイエット、肌がキレイになるなどいいことづくめ。
    ・注意すべきは農薬。
    ・野菜は無農薬有機野菜を選ぶこと。

    何度も同じことが書かれているので飽きてしまったけれど、そのおかげでちゃんと頭に入った。毎日野菜スープを心がけてみよう...続きを読む
  • 心にナイフをしのばせて
    いろんな人間関係(犯人と家族、両親と娘、記者と家族)が一つ一つすごく生々しく書かれている。
    犯人を恨みはじめたらおわりというような感覚は、分かるようできっと遺族の方にしか分からないんだろうな
  • マコクライシス「眞子さんの乱」で見えた皇室の危機
    この人天皇の憂鬱書いた人だね。あの本よりはいいかな。小室さんのこと悪く書いているけどどっちもどっちだよ。皇室出たいというのは眞子さんの後付けだと思うな。
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    筆者が取材した内容をそのまま記録した一冊という感じに思えました。

    私は幽霊の類は、見えないしそんなに信じないタイプですが、
    最愛の亡くなった人からの合図なんだと言われるとそれは確かに嬉しくてあったかく感じるようなものなのだなと思いました。

    体験談の別れてしまう瞬間は泣けるものがありました。
    一番...続きを読む
  • 本当は危ない国産食品―「食」が「病」を引き起こす―(新潮新書)
    日本がいかに農薬王国か、それに対していかに国民が無知かよく分かった一冊。しかしそれに対してどう対処したら良いかの考察が驚くほど無かった。
    怖がらせるだけ怖がらして後は自分で考えろということ?
    それとも対策は無いということ?
  • 心にナイフをしのばせて
    1969年高校生首切り殺人事件という、実在する少年犯罪の被害者遺族にスポットを当てたルポタージュ。
    この本の出版後、犯罪被害者支援制度を変える契機になったとの事。

    欠陥だらけの法律である少年法を振りかざし、加害者の更正に力を注ぐよりも、命も未来も日常も奪われてしまった被害者遺族の人権を損なう事なく...続きを読む
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    身近な人を亡くす体験はいつになっても癒されることはないのかもしれない。どういう形であってもそばにいてくれるという現象があると嬉しいものだ。震災の年に両親を病気で亡くした自分にもその気持ちは痛いほどわかる。