林信吾のレビュー一覧
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ネタバレ日本は明治維新以来、富国強兵の旗の下、日清戦争、日露戦争と勝利し、国際的な列強に連なる事に成功した。その後、太平洋戦争での敗北を経て焼け野原の復興。
1949年にIMFに加入し、1ドル360円の固定相場となった。1971年8月15日ドルショックが日本を襲う。その1ヶ月前にはニクソンショックがあり、日本の米国に対する感情が変わるきっかけだったのではないだろうか。
さらに1973年にオイルショックがあり、本来ならばここで所謂日本式システムの見直しをするべきだったが、そのままずるずると続いてしまった。
1980年代には、パックスジャパーナに盛り上がったが、所詮バブルの夢に終わった。
1970年代には小野田さん、横井さんの旧日本兵が帰国する大事件があり、忘れかけていた戦争の記憶を呼び戻す事になって、日本人の戦争に対する見方が国内の世論を沸ける状態となった。 -
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[ 内容 ]
いま、日本社会に格差と不平等が広がりつつある。
「アメリカ型の競争社会を」という掛け声のもと、実際に進んでいるのは「イギリス型の階級社会化」だ。
世代を超えて経済格差が継承されるだけでなく、意欲や希望といった内面までも生まれ育ちで規定され、たがいに交わらぬ「別世界」に人びとが生きる社会…。
一〇年にわたる在英生活で階級社会をつぶさにみた著者が、日本の“ネオ階級社会化”に鋭く警鐘を鳴らす。
[ 目次 ]
第1章 あなたが知らない階級社会
第2章 総中流からネオ階級社会へ
第3章 格差の個人史
第4章 つぶさに見た階級社会
第5章 あえて階級社会を擁護する
第6章 ネオ階級社会へと向かう日本
第7章 ネオ階級社会は「日本病」への道
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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[ 内容 ]
日本の戦後史のなかで、団塊の世代は大きな役割を演じてきました。
六〇年代の政治の季節では理想に燃えて行動し、八〇年代には働き盛りとしてバブルの現場を駆け回り、そしていま、大量定年を迎え高齢化社会を現出させようとしている。
しかし、このままでいいのか?
いまの日本社会は、かつての理想からあまりにかけ離れてはいないか?年金持ち逃げと言われるか、有終の美を飾るか。
いま改めて、団塊のお父さんたちに挑発とエールを送る。
[ 目次 ]
序章 父よ、あなたは「革命的」だった
第1章 団塊世代、かく戦えり-戦後日本と新左翼運動(団塊前史 新左翼運動の多様化 『いちご白書』でオシマイですか?)
第2章 サブカルチャーにはじまり、終わった世代-団塊世代が切り開いた地平と挫折(黄金の六〇年代 24時間、なに考えてました? 「第二の敗戦」と「二度目の挫折」)
第3章 亡国の世代 やり逃げの世代-そう呼ばれて、消えて行くのか(だから彼らは嫌われる 若者はとっくにキレている 国を変えるか、国を滅ぼすか)
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[ 内容 ]
政治、経済、民族、宗教を知らずして、サッカーとW杯は語れない。
[ 目次 ]
序章 二〇世紀最大のヒット商品―ワールドカップとはなにか
第1章 異質なワールドカップ―アメリカ大会とフランス大会
第2章 観る側にも技術が要る―知的サッカー観戦術
第3章 なぜ暴れる―フーリガンの実態と背景
第4章 「百年構想」―壮大なヴィジョンか、絵空事か
第5章 バブルと不況とJリーグ―失われた一〇年を越えて
第6章 トルシエ・ジャパン―日本サッカー強化の軌跡
第7章 サッカーも構造改革が必要だ―崩壊したサッカー・バブル
第8章 サムライ・サッカーが世界を制する日―才能は国境を越える
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改めて述べるまでもないが、
近年、わが国の社会構造の変革は激しい。
いわゆる『勝ち組負け組』の
二極化構造がいよいよ顕在化され、
後者に至っては、数も増え、
前後の差も開き、それが常態化することで、
『希望格差社会』とも『下流社会』指摘され、
そんな本を書く人は人を不安な気持ちにした挙句、
印税収入で『勝ち組』になるという、
実に嫌味な時代風潮となっている。
みんな言われなくとも分かっているのに、
わざわざそんな嫌な社会について書く人は、
新聞社の人間も含め、本人は安全な立場に守られ、
そのくせ本気で心配しているような口ぶりで
書いているところが本当に厭らしい。
そんな中また1冊の本を見つけたので、
よせばいいのに読んでみた。
『しのびよるネオ階級社会』
著者の林信吾という人を私は知らなかったが、
どうやら、10年ほど英国在住の経験がある人らしい。
そして、その経験から、日本は英国と同じような『階級社会』に
移行している気がしてならず、この本を書いたらしい。
著者は私と同じB型なのか、具体性を欠く直感的な分析が
多かったのだが、彼の紹介するイギリスの『階級社会』というもの自体は、
なかなか興味深いものだった。
それによると、
イギリスには王室のような貴族階級は別にしても、
中産階級と労働者階級のようにかなりれっきとした区別がある。
階級が違えば、住むエリアから学歴、愛好するスポーツ、
読む新聞、酒の飲み方、言葉遣いといった、ライフスタイルが
全て異なるという。
それは単に所得があるとかないとかではなく、
世襲的性格を帯びたものであるという。
勿論、所得の格差もあるのだが、それは日本とは比較にならないらしい。
日本のように、勉強して東大に行ったら
貧乏人でも出世する可能性があるというわけでもないようだ。
たとえば、ケンブリッジとか、オックスフォードといった名門大学も、
小学校から私立という特別な教育を受けてきた良家の子女出身が
大半を占め、彼らはコネなどで比較的容易に進学できるのだが、
高校まで公立で行っていた人が受験しようとすると、
入試の難易度までが物凄く高いという。
そもそも両者はそれぞれの階級的プライドを持っており、
自分が生まれた階級を変えるという発想は、殆どないらしい。
この制度の決定的な問題点は、労働者階級の考え方が
とても刹那的であり、向上心が生まれにくいことだという。
そのため、地下鉄のダイヤは当てにならなかったり、
社会の基本的な部分で、かなりいい加減なところが多くなっているらしい。
そんな様子を見てきた著者なので、
日本もそんな風になりつつあるように見えてならないのだろう。
言われてみれば、思い当たる節は多い。
教育に関していえば、東大生の親の年収は多大生のそれに比べても
高いということは有名な話だし、私の出身大学も、
お金持ちの人は幼稚園から通わせていれば大学までストレートで
行けるものの、授業料は小学校が一番高く、大学が一番安かった。
金持ちの息子ではなかった私は、高校の頃、他人に話すのが
恥ずかしくなるくらいの猛勉強をして、やっと入学した。
教育問題というのは本当に重要で、一流の教育を受けるための費用が
高くなると、『格差の世襲化』というのが進むというのは当然の話だ。
結局のところこの手の本の欠点は、
未来に対して悲観的にならざるを得なくなることなのだが、
この本も例外ではない。
事実として受け止めなくてはいけないのもあるのだろうが、
考えても仕方のない部分もある。
私に出来ることは、毎日、精一杯家族を愛することと、
余計なことを考えず、きちんと仕事をすることだけなのだろうか。 -
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「日本社会が目指しているのはアメリカ社会の一部になるということ」というのは納得。そのアメリカ社会の基本原理は新自由主義であり、それは社会ダーウィニズムと同義だというのもうなづける。対談形式のこの本が一貫してテーマとしているのが、不公正な競争原理に支配された格差社会であり、それはイギリスのようなストレートな階級社会よりも問題があるということ。そして現在の格差社会が進むと日本も再び階層分化が進み、イギリス的な階級社会になるだろうと指摘する。
「ジャーナリストは権力に逆らうことをもってアイデンティティがある」という斎藤氏のジャーナリストとしての著作を今度は読んでみたい。「わかりやすさ」が第一の価値になってしまっている社会に生きる者として。 -
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階級が固定された社会は必ず活力を失い衰退する。なぜなら、非エリートと位置づけれられた若者たちが、将来に希望をもてずモラルを喪失するから。
労働者 パブ、 中産階級 サルーン 入り口も店内も2つにわかれている
イートン校 王侯士族の子弟が多くおっとりしていて礼儀正しい
ウィンチェスター校 秀才ぞろいで皮肉っぽく慇懃無礼
ハーロウ校 ブルジョアの子弟が多く、無作法だが抜け目のない
大学は一発の筆記試験ではない。願書を受け取った大学が面接をする。大学の伝統にふさわしい、大学がもとめるような志願者であれば低い条件が提示され、そうでない志願者には高い条件が提示される。非上流階級出身者にはハードルが高い。
サッチャーはグラマースクール出身(主席)なのでオックスフォードは補欠合格