【感想・ネタバレ】大日本「健康」帝国のレビュー

あらすじ

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軍国主義体制がとられていた時代には、兵力確保に、「国のため」に健康であることが求められた。そして今また、禁煙の推進やメタボ検診など、作られた「健康ブーム」に、国民が欺かれている。それは、医療費を抑制するための施策として、「国のため」に健康であることが求められているのだ。現在と戦前との相似性を浮き彫りにし、行き過ぎた「健康ブーム」を斬る。

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Posted by ブクログ

行き過ぎた健康管理を強いる今の健康行政を戦前の大本営と皮肉ってのネーミング。メタボ、メタボと騒ぎ立てる厚生労働省を痛烈に批判し、適度の喫煙であれば寧ろ健康には悪くもないとまで言い放っている。また、「セルフメディケーション」と称して少しずつ自己責任が国民に課されようとしている事実についても、決して看過できないと訴える。

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2012年08月05日

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