片野秀樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前著『休養学』が「どう休むか」だったのに対し、本書は「いかに疲労を少なくするか」をテーマにした一冊。「抑疲労」という概念を軸に、行動・思考法・食事法の3つのアプローチから疲労を抑制する方法を体系的に解説している。DRICKS理論やVATRの法則など独自のフレームワークが整理されていてわかりやすい。
自分が抱えている課題を認識できたのが一番の収穫だった。ソーシャルジェットラグでまさに毎週体内時計が狂っていること、オン・オフの切り替えができずだらだら働いてしまっていること。漠然と感じていた「だるさ」の原因が、本書の枠組みで説明できるようになった。
食事法のパートは糖質の具体的な摂取量の目安がなく、 -
Posted by ブクログ
裏表紙側の帯に記載の事項にはいくつか該当すると思い、本書を手に取った。
本書は、複数の観点から疲れを低減する方法や
疲労に関する一般知識等を説明する。
比較的新しい欧州国等における労働に係る法律に
ついても言及している。
印象的だったのは、休むことは、寝ることではないという記述だ。
本書においては、ベッドレストによる筋肉への
影響に関するグラフを基にした記述がある。
つまり、単に多く睡眠を取れば疲労が回復するとは一概に言えないという。
一方で、睡眠時間5.5時間半以上6.9時間未満の人と
比して睡眠時間5.5時間半未満の人は、睡眠休養感が
なければ、死亡リスクが1.5倍以上に上昇する -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本人は休むこと=寝ることと捉えがちだが、それだけではダメ。
子どもと出かけて遊んだりすると疲れるだけではなく、充足感で満たされることもあったりと、体感的に分かることも多く、この本で言語化されて理解できた気がする。
活動→疲労→休養の日常サイクルに、→活力(疲労の反対語!)を加えると満充電に近いところまでもっていくことができる。
休養額が定義する7つの休養モデル(生理的休養の休息タイプ・運動タイプ・栄養タイプ、心理的休養の親交タイプ・娯楽タイプ・造形•創造タイプ、社会的休養の転換タイプ)をくみあわせてあ、いいとこ取りをすると疲労回復効果ぎ2倍にも3倍にもなる。 -
Posted by ブクログ
「休養」は大事だといわれつつも、栄養や運動が学問としても発展しているのと比べて、その方法を学ぶ機会も少ない分野である。
そんな休養に関して、疲労の正体や「攻めの休養」等について解説した一冊。
自分自身、いつからかゴロゴロしているだけでは疲れがとれなくなり、それどころか長期休みにゴロゴロ休んでばかりいると、かえって体調が悪くなるようになった気さえする。
当書は休むだけではなく活力を「養う」ための攻めの休養の7つの種類やそのポイントを紹介しており、休養の仕方について見直したい自分には参考になった。
活力を養う休養というと、リフレッシュできる趣味等の大きなことをイメージしてしまうけれど、大きなこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ取り扱うジャンルが面白く、最近疲労感があることもあり、手に取る。
自分の疲労や対処法を体系的な知識として知ることがなかったので、ためになった。
いわゆる、エナジードリンクや精神力で一時しのぎするということが悪手ということがよくわかった。
以下は書籍中の抜粋。ネタバレあり。
疲労感はマスキングが可能。(ドリンクや精神力で)
ただ、多用しすぎると、慢性疲労になる。続けるとうつ病やバーンアウト。
外的刺激はなんであれストレス。
ストレス耐性は鍛えて高めることができる。
押し返す力が強くなれば、軽いストレッサーならすぐにはねかえすことが可能。
回復の一つとして、精神的な負荷と肉体的な負荷を -
Posted by ブクログ
「疲れたから一日寝たけど疲れが取れない」
なんて話をよく聞く。
幸い私はそういう状況にない。
確かに、平日、満員電車にもまれ、会社で議論をかわし、
家に帰るとへとへとになることはある。
帰りの電車は極力始発電車に乗るようにして、
読書の時間に当て込んでいるが、
睡魔に襲われ同じページを何度も読む、なんてこともある。
土日も、10キロ以上ランニングをすれば、それは疲れる。
しかし、朝起きた時に、
朝から疲れている、ということは、二日酔いのときくらいしかない。
毎朝20分のストレッチをして、これ以上ランニングで故障しないよう、
努めている。
要はそんなに疲れてない。
日本人の8割がつかれて -
Posted by ブクログ
ネタバレメラトニンの量は年齢によりその分泌に差があることがわかっている。青年期までは寝るときに大きな山がみられるが、老年期になると量が減り、メリハリのある分泌ではなくなる。年齢を重ねて睡眠に不満を感じる人も多くなるが、実は日中にうたたねをしていたりして十分に寝ていることも多くある。
睡眠休養感『あぁよく眠れたなあ』がすくないと心血管リスクが低くなることが知られている。厚生省は8時間未満での睡眠をおすすめしていて、長く寝ればいいというものではない。
人は一日寝て過ごすと骨格筋の中の筋肉(?骨格筋とはなにが違うの?)が1-2パーセント落ちることが知られている。この点からも長時間睡眠は注意。
抑疲労
1 -
Posted by ブクログ
年齢的なものなのか夏のダメージなのか、とれない疲れをずっと引きずっているような感覚が抜けず。この疲労感との付き合い方を知りたい、と思っていたところでした。
『抑疲労行動』『抑疲労思考』『抑疲労の食事法』、特に興味深かったのが食事法でした。“調子良く目覚められた日の前日のメニューを記録してみる“抑疲労のために、カロリー制限、糖化抑制が大事とのことで、長年の子育てや仕事の影響によるものか、私はどうも早食いの傾向があるので、ゆっくり食べることを意識していこうと思いました。
全体を通して、できるだけストレスがないように行動や思考を見直していくとか、適度な運動が大事とか、一般的に心と身体にいいと言わ -
Posted by ブクログ
面白かった
とても気になっていて久しぶりに古本ではなく本屋さんで本を買った
日本人は意外と休みを取れているのには驚いた
自分にあった睡眠時間は分かるんだけど、なかなかその時間を守れない。
それはオフタイムが何時間あるか把握できていないためだったのかもしれない。
そういった意味でも習慣化と称して1日のスケジュールを把握して行きたいなと思った
自分は気まぐれ屋さんだから計画的なのは本当に苦手なんだけれど
数多くの自己啓発本を見るに計画的に生きる方がよいことだけは頭で理解しているんだけどな...
あと体内の電池が年々劣化していくという例えは分かりやすくて面白かった
iPhoneのバッテリーだって -
Posted by ブクログ
疲労は、痛みや発熱と同じように、身体からの不調のサインであり、だからこそ、積極的に休息を取る必要があるのだが、
休息だけでなく、活力を回復させる必要もある。
活力を回復させる方法として、アクティブレストと呼ばれるような方法が提案されていて、
軽い運動をしたり、自然や親しい人との触れ合い、気分転換の活動や芸術的な活動を取り入れることで、活力を高めることができる。
そして、もちろん、そもそも休息の基本として、睡眠が重要であることは言うまでもない。
規則正しく睡眠を取る。足りないときは、15分程度の昼寝(パワーナップ)をとる。といったアドバイスもあった。
疲労と休息について、コンパクトにまとま