白石あづさのレビュー一覧

  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    タイトルからいわゆるB級グルメ本かと思っていたのですが、基本的には旅行記ですね。

    タイトルの通り肉料理が主体の旅行記ですが、肉の種類はジビエ系がほとんどかな?単純に日本ではほとんど食べられていない肉ってだけですが。
    羊肉なんかだと、日本は北海道が中心ですが、中東域では一般的に食べられてたりしますし、さらに脳みそもしっかり食べますので。

    その料理そのものよりも、料理に行き着く話が波乱万丈と言うか、トラブル多発というか、一筋縄では行かないのがなかなか良いです。

    ただ、ちょいちょい「気持ち悪い」って感想が出てくるのが引っかかります。気持ち悪がり方が、そこまで嫌がらないでもとは思いました。
    酷いゲテモノ系は特に無いので、食べてみたいなと思うような料理は多かったです。
    トナカイ肉の霜降りは美味しそうな雰囲気でしたね。

    薄くて、1項目が短いので手軽で読みやすい本でした。

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    2024年03月05日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    ネタバレ

     YouTubeの動画よりこの著書に出合う。
    何と表現して良いのか戸惑うほどの人間臭さと豪快さが魅力である。

    『 佐々井さんがインドで目指している仏教は今の形骸化した日本の仏教ではなく、生活のなかに溶け込んだ実践仏教なのだ。』

     わたしの知らないインド・世界だった。 
    平和な日本では知り得ない、賄賂や陰謀などが渦巻く恐ろしい事態が次々に起こるが、著者のユーモアある温かい文章が、読みやすくしている。 とてもありがたい。 そして、感動をもたらす。
    とてつもなくスケールの大きな人生(人)と、感動した。

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    2023年10月03日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    センスの成せる技か。本のタイトルがまず目に飛び込み、結局それで買った。
    じぶんには読み易い文章。
    著者には失礼だが、妙に古い言い回しの多い読後感。こんな言葉遣いは最近あまり聞かないなと感じつつ、著者の旅先でのおかしな体験や土地の料理の話に惹かれて頁をめくった。どの話もとても楽しい。
    200頁弱。最後まで興味を失わず読めた。

    残念だったのが、巻末の丸山ゴンザレス氏の解説。
    料理を巡る旅の本へ、わざわざ自身のトイレ話(大)を載せ、挙句に盛ったまで書くことはなかろうと感じた。そんな駄文よりもっと著者の紹介を。

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    2023年05月03日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ひつじの脳ミソスープとか、ラクダ、ひつじ、ワニのこぶ他色々な肉を食べ尽くした著者の珍道中な内容。結構勇気がいるなあ。

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    2023年03月10日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    クレイジー「グルメ」ジャーニー、世界一周の旅に出た著者が出会っためくるめく肉たち。
    ラクダのケバブ、キリンのジャーキー、アルマジロのブラウンシチュー、イグアナのスパイス炒め、トナカイのカルパッチョ、ビーバーのプラム煮込み……。
    世界ではいろんなお肉が食べられているんだなぁ。
    旅先で出会った人たちとの、交流や会話のやり取りもポップですごく楽しそう。
    数々の面白&衝撃エピソードに、「写真でみたかったー!」という気持ちもありつつ、ゆるかわ猫ちゃんの素朴なイラストがそれをいい具合に緩和してくれてもいる。
    誰かにおすすめしたくなる一冊です。

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    2022年11月16日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    ((読み始めたばかり))

    尾畠さんの人間性には、本を読まずとも惹かれていた。

    この本を知ったきっかけは、この本の著者である白石あづささんがこの本について書いた記事を読んだからだ。

    その時から私は、白石さんというひとりの人間に惹かれていたのだろう。

    効率悪かろうが、不器用と言われようが、本に書かれている一言一句、ついつい読んでしまう。

    まだ冒頭の部分を読み終えただけなのに、涙が滲んできた。

    すごく良い本。

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    2022年11月06日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ネタバレ

     とても面白い。
     この一言に尽きます。
     海外で食べられている肉は私たちからすると驚くものが多く「えっ、これ食べるの?」というものもありました。特に、インドは「牛肉」は食べてはいけないけど「水牛」は食べても良いというのはそうなった意味も含めて面白く、驚きでした。

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    2022年03月28日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    本書は、2018年8月に瀬戸内海に浮かぶ屋代島で2歳の男の子が
    行方不明になり、警察消防が150名体制で捜索しても
    見つからない事件があり、無事3日目の朝に発見した『スーパーボランティア』で
    有名になった尾畠さんのお話です。

    以下、面白かった言葉とかをメモ。

    高齢者ほど『キョウヨウ』と『キョウイク』が必要。
    キョウヨウは、今日、用がある。
    キョウイクは、今日、行くところがある。

    夢だった、魚屋を始めたのが29歳の時。
    65歳になったら、辞めて、今までお世話になった人に恩返しをしようと決意。

    その1つ目が、66歳で日本縦断。それも徒歩で。
    距離は3250キロの旅。
    九州の大隅半島、佐多岬をスタートして、1日、30から40キロ歩いて、
    92日目に北海道の宗谷岬に到着。
    その途中で出会った、マキノさんとは東日本大震災の時に感動の再会する。

    二つ目の旅は、東日本大震災から3年目に、今度は、本州一周徒歩の旅に出る。
    74歳で、4100キロの旅をするってすごい。
    無事、139日かけて、徒歩で回った。

    現在も、尾畠さんはボランティアをしている。

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    2022年03月06日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    進化論で有名なダーウィンは、モリフクロウを食べたそうです。そこから興味をそそられて購入しました。

    日本では禁止されていないものの、食べようという気にならない動物が多い事に気が付きました。
    個人的に興味深いのは羊の脳みそ。白子のような、豆腐のような舌触りなんだとか。形が気になるなら、すり潰して成形しても良いのかなと思いました。
    そういえば、日本では牛の脳みそは廃棄されてしまうのでしょうか。ちょっと気になりました。

    作中に「悪魔の使い」的な動物が何度も出てくるのも面白かったです。

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    2021年10月07日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    無茶苦茶な存在「尾畠春夫」さんに迫るルポ。

    尾畠さんの考え方、社会批評眼は、なんら奇異なところはなくストレートに修身的。圧倒される要素は何かといえば、思想のことごとくを実行に移す行動力と、行動し続ける持続力。行動力と持続力において無茶苦茶だということ。

    存在自体が熱源というべきか、発光体というべきか。

    尾畠さんの持論に耳が痛いばかりなので、ごめんなさいと心の中で呟きながら、人生訓の領域は駆け出して逃げたい気持ちだったが、それら身につまされる面はほどほどにお許し願いえるのが本書のテイスト。

    めったにない超個性「尾畠さん」を、世の中からおかしみを切り取ることが真骨頂の白石さんが、心底惚れ抜いて中身をこじ開けようとするうちに生まれる師弟関係、友情に、ついつい頬が緩んでしまう。

    良い意味でスコーンと感化されて、私自身も行動をはじめたいところだが、ボランティアはちょっと猶予をいただいて...。本書で写真が鮮やかだった「山登り」を再開したくなった。

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    2021年09月28日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    これだけの珍味⁈を実食する勇気に感動する‼︎
    食レポの表現が味を想像しやすい言葉なので、この本を読んでいると、自分が旅の中でいろんな肉を食べているような感覚になれて楽しかった♪

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    2021年09月14日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    会社を辞めて世界一周旅行に出た女性が出会った各国の肉料理。アルマジロ、ビーバー、アルパカ、ワニなど。可愛いイラストで紹介。

    既に訪れた国は100以上の筆者。食事はもちろんのこと、何より現地の人々との会話やハプニングも含め、旅を心から楽しんでいる。肉自体より旅全体が楽しい。筆者の明るいキャラに何より好感が持てる。

    「旅のおもしろさは、いい人も悪い人も、動物も食べ物もひっくるめて出会いなのだと思います。」

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    2021年05月17日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    日本ではなかなか見かけることの無い、ニッチでマニアックな動物の肉のエッセイ。
    エッセイと言っても小難しいものではなく、気楽に読むことの出来るブログのような印象。

    当方はあまり旅行が得意ではなく、海外旅行なんてもっての外だが、食については高い関心を持っており、この本には不思議と現地に行ってみたい気持ちにさせられた。
    もし日本で変わった肉料理を出す店を見かけたら、ぜひ入ってみたいと思う。

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    2021年03月31日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    世界が「アルマジロ」の美味さに気づいた頃に、白石さんは2周先を回っていて、イグアナの養殖論を打ち、ヨロイナマズの味噌汁を堪能している。へんな肉を通じて切り取られた世界は、ざく切りのようにゴツゴツしているけれど、愛らしい。
    想像と違って(そもそも誰も味を想像しようとしない)まずかったり、うまかったりする肉。裏切られ、はぐらかされる様子が読んでいて鮮やかで、すがすがしいのは、何故なのか?
    巻末の解説がこの本の魅力をテキスト論的には解説してくれていないので、誰か教えてくれという気持ち。へんです。素敵な本。

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    2021年03月27日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    冒頭、「とりあえず西回りに旅をしようと神戸から上海行の船に乗り込みました」
    の部分を読んでめちゃくちゃ驚きました。

    20代の女性がそんな一人旅なんて怖くないのだろうか?それこそレイプや強盗の危険もあるし。

    変わったものを食べるとすぐにお腹を壊す自分から見たら、色々な肉を食べる経験は
    羨ましくも、とても真似できない。。

    そんなネガティブな感情などこれっぽちも感じさせない、楽しくて明るい本です。

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    2021年02月06日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    知人に面白かったとオススメしてもらい読んでみました。
    お坊さんの本と聞いて、よくある怒らない穏やかな心になるには、みたいな本だと思ってました。
    でも全然違った!!ものすごい波乱万丈な人生を送ってインドで仏教を広める活動をしている、エネルギッシュな猛烈おじいちゃんなお坊さんの本でした!
    こんなすごいおじいちゃんがいるなんて全然知りませんでした。
    秀嶺さんの奇天烈な人生と今の活動を綴っているんだけど、それが私の価値観を飛び越え過ぎて驚きの連続でした。
    インドが好きで興味があり、少し知識をつけてきていると思ってたけど、本当の宗教事情をちゃんと分かっていなかったことも分かりました。
    なぜ仏教発祥の地なのに、今はほとんど信仰されてないんだろう?と少し前から疑問に思ってた事情も描かれています。
    改めてインドの広さと混沌さを垣間見たよう。
    いろいろ考えさせられることもあるけど、かなりぶっ飛んでるので取り敢えず、うわー!!ってなりながら面白く読みました。

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    2019年10月14日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    すごいお坊さんの話だった。
    こんな方がいらっしゃるとは全く知らなかった。
    密着取材された著者にも興味が出てきた。

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    2019年08月28日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    まず疑問に思ったのが、日本大学藝術学部卒でヌードデッサンなど絵を学んでいたのに、なんでこんな絵がかけない初心者みたいなイラストを描いてるのか、謎すぎる!ここまで言い切りたくなるのは、私が小学生時代に書いてた猫のイラストが著者のイラストとそっくりだからである。一昔前の自分が書いたのかと思った。最初に世界地図の上にどこでなんの肉を食べたかというイラストと文字が並ぶ紹介ページがあり、全て読み終えた後だと理解できるのだが、初見の時はなんじゃこの見づらい文字は!と突っ込みたくて仕方なかった。

    もちろん、写実的な絵と、ゆるい抽象的な絵とは全く異なるものであるが、それでも私の周りの美術系卒業生はそういうゆるいイラストも上手いので、どうしても偏見の目で見てしまう。
    読んでいるうちに違和感もなくなり、むしろ微笑ましく感じるようにはなってきた。
    また、著者の肩書きとしてフリーライター、フォトグラファーとあるのに、肉の写真が全くないのも謎である。
    本を読み終わった後、内容も確かに面白いが、それより著者の経歴が気になって仕方なかった。
    ネットで調べたところ、大学卒業後に地方新聞で働き、27歳から世界旅行へ3年行って、あとは具体的な雑誌名などはないがどこかしらで執筆するフリーライターとなり、本も出版して連載もするようになったとか。それ以上の詳細は全く出てこなかった。

    現地の人とアクティブに会話しており、英語そのものについてはほとんど触れていないが、コミュニケーション能力の高さもそうだが、言語力も相当あるのだろうなと感じた。
    通常の旅行記のように、この順番で国をまわった〜というものではないため、変わった動物の肉そのものの印象は残ったが、それがどこの国だったかとなるとあまり印象に残らなかった。

    せっかく食べ物の紹介をするのだから、自分で撮った写真が用意できなければ料理の写真だけどこかから拝借するとか、イラストで料理を描くとか、視覚的なアプローチがもっと欲しかった。

    たまにこういう世界旅行系のエッセイを読むと、ちょうどいい刺激が得られて有難い。

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    2026年09月09日
  • 中央アジア紀行 ぐるり5か国60日

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    ネタバレ

    情報量、多っ!書きたいことがあとからあとからあったんだろうな。

    きっと訪れることはない国々ばかりだけども、行きたくなってしまうな。都市はほぼなく、ジープや馬、ロバとともにの僻地がほとんど。でもウズベキスタンだけは行く!しかし働きものと、アバウトな部分と混在してるなあ。面白い。

    ウズベキスタンのティラカリ・メドレセ。行ってみよう。

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    2026年08月22日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    美大を出たものの、就職氷河期だったこともあり、就職できずにフリーターとなった著者。息詰まると旅に出ていた。旅が縁で知り合った女性の紹介で就職したものの、体調を崩し退職。思いきって3年間の自由な旅に出る。

    前半は、訪れた国々のエピソード。後半は、生きづらさを感じる若い人へのメッセージ。
    波乱万丈というか、本人が思っているよりずっとたくましい人なのではないかなぁ。

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    2026年07月07日