白石あづさのレビュー一覧

  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    間違いなく今年一番読んでよかったと思う本です。ひょっとしたら今までの中でNO.1かもしれません。
    いろいろなコンプレックスを持っていた著者ですが「逃げる」ことで新しい物の見方ができて自分自身が知らない間に成長したのだと思います。
    自分も早速、夜逃げ貯金を始めて現実逃避しながら新しい価値観を発見したいと思います。最初は青少年向けに書いた本だったそうですが、大人でも十分響く本です。

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    2025年12月06日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    やはり世の中には素晴らしい本があるなと思って、びっくりしました。世界の捉え方・嫌なことからの逃げ出し方。勉強になりました。

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    2025年11月22日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ⬛︎生命力を感じる

    牧場で食べた水牛の血のテリーヌの味が忘れられずにいた時に目についたこちらの本。世界中を旅した著者が、現地で食べた変わりもの食材が「美味しい」も「まずい」も正直な感想でまとめられています。
    食べるに至った現地の人たちとのエピソードも楽しく、過酷な旅ながらもコミカルに書かれていて面白いです。

    羊の脳みそやアルマジロなど、馴染みのない食材が意外と美味しい…!という事実に驚きと共に、食べてみたいな〜という好奇心がフツフツ。

    すごいものを食べるんだな〜と思いながらも、日本人が普通に食べるアンコウや白子なども、外国人が見たらギョッとするんでしょうね。

    現地に生きる生物を最初に食

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    2025年02月13日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    尾畠春夫…1939年10月生まれ
    宮沢賢治【世界全体が幸福にならない限り個人の幸福はありえない】
    海岸で拾った丈夫なテグスと自作の針でバスタオルを補修
    プラや服は壊れても何度でも補修(ガムテープやホチキス)
    登山靴は40年使用、底が擦り切れたらヤマハバイクの古タイヤで補修
    「モノの気持ちになったら簡単に捨てられない」
    梅干しの種を割ったら中身も食べられる(備蓄パックご飯のお供。温めず水をかけて食べる。夜は別だが日中は食べられる時に食べておくといつ被災しても体力が保つ)
    座って半畳寝て一畳で十分。家でも車でも寝るときはゴザを敷き寒いときのみ寝袋かける
    慣れれば硬い床でも寝れる、ふわふわの布団に慣

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    2024年12月01日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    本も良いが、何より、尾畠春夫という生き様が素晴らしい。読む前は、偶然、行方不明になった男児を見つけ出し、マスコミに騒がれて有名になったボランティア位の認識であり、それなりぬボランティアへのポリシーやスキルのある職人気質な方というイメージだった。

    別にそれは間違いでは無かったが、尾畠氏の苦労してきた人生、そこから生まれる哲学を本書で深く知る事ができる。勿論、聖人ではないから怒る事もあるし、ただのスケベ爺さんの一面もある。だけど、弱者への接し方、被災地での振る舞い方、仕事に対する向き合い方、欲張らない姿勢、明るい性格、全てがどんな自己啓発本よりも啓発される内容だ。

    鍛えて歩き、よく調べ、物を直

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    2024年10月27日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    佐々井みのるさんこと、佐々井秀嶺。
    インド仏教1億5千万人の頂点、最高指導者は、日本人の僧侶であった。「ジャイ ビーム!」と口々に叫ぶ信者の真ん中で「私は小さな坊主です。命懸けで差別や貧困と闘っていく所存である!」と。
    市井の人々の声に耳を傾け、時には悪魔祓い、インドの秘密警察と対決、陰謀渦巻くアーグラーや大荒れの記者会見に臨む。食事はお供物をいただき、儲けたお金は騙されながらも病院や学校を建てインドに貢献していく。
    そんな元日本人、インド国籍を何とか有した佐々井さんに密着取材を重ねて一冊にまとめあげた。とても読みやすく面白く、混沌としたインドをありのまま表現された一冊。

    とてもおすすめ!

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    2024年06月02日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    これは面白い!へんてこなお肉がいっぱい出てきます。
    現地人のやり取りや、作者の表現もとても面白く、すぐに読み切ってしまいました。

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    2022年08月17日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    大分の人間だから
    おばたさんのことは知りたいと思い
    ふと読んだ本だったが
    この本に出会え感謝

    これから自分の人生で何度も読んでいく本になった
    歌で感動し勇気をもらえることはあるが、
    本で感動し勇気をもらえたことは初めてかもしれない
    あづささん、ありがとう!

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    2022年03月10日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    旅の醍醐味は食だと断言できるくらい各地のご当地の食事が大好きなわたしにはぴったりの一冊。
    ビーバー、トナカイ、雷鳥、リャマ、などなど食材として捉えたことのなかった動物を食べていく著者が羨ましいと同時に尊敬。
    羊の脳みそってヨーロッパ圏でもきくけど、いざ食べるとなったら躊躇しちゃいそう、でも食べてみたい!

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    2021年12月30日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    私と同年代の人塗炭の苦しみを体験した彼だからこその重たい言葉、誰にも真似の出来ないボランティア活動、感動した!沢山の人に読んで欲しい一冊だ。人生で失敗、挫折体験は人生での栄養剤だと何時も若い人に言っている。私も後少し老害にならないようにしながら後に続く若手育成に頑張って行こう❗️

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    2021年10月04日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    佐々井さんに関する本を読むのは、「必生 闘う仏教」に次いで2冊目です

    この人の波乱万丈な人生は本当に面白く、また今回は、著者の白石あづささんとの温かい交流も読んでて嬉しくなります。

    発言でよく「日本男子たるもの」が出てきます。今こんな発言を日本の著名人がすれば「ジェンダー差別」と非難されるかもしれません

    その活動も一部の人には気に入らないところが有るのかもしれません。

    しかし、圧倒的なその存在と意志の強さは、論語の「匹夫(ひっぷ)も志を奪うべからざるなり」を思い起こさせます

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    2020年11月02日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    波乱万丈というか、壮絶というか。地元の出身者にこんな人がいたとは。

    これを読んだすぐ後に、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」を読んだ。インドへ向かう佐々井氏と、ピラミッドを目指す少年が重なる。

    だけど、こっちはフィクションじゃないんだよな…。

    これだけの人物に、まるで親戚のおじいちゃんであるかのように普通に接している著者も只者ではない。

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    2020年09月06日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    インド旅行帰国後に読んだ。
    こんな日本人いたんだ... と驚愕。
    まさに現実は小説より奇なりを地で行ってる人。
    全体的に笑えるライトなエピソードになってるが、冷静にやってることが多くの"偉人"と比較しても桁違い。

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    2020年05月06日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    カーストの外側にいて”触るとけがれる”とされる不可触民を中心に、仏教に改宗する人々が増えているインド。今やその数、1億5千万人。そして、そのインド仏教最高指導者を勤めるのが日本人僧侶、佐々井秀嶺だ。
    と言うと、非常にストイックな人格者の僧侶を連想するかもしれないが、然に非ず。佐々井上人、かなりぶっ飛んでいる。(仏教だけに「仏飛んでいる」か) 若かりし頃はかなりモテたらしく、色恋沙汰に巻き込まれて自殺未遂を3度。反省して仏教の道へ入り、インドでの仏教布教を心に誓うというあたりからして、ちょっと違う。
    元々仏教遺跡であった所がヒンドゥー教徒に乗っ取られたと知ると座り込みを実行し、インド政府が核実験

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    2020年03月08日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    旅行記の多くは世界観の違いを楽しむものでその要素が濃縮された本
    確かに中学生ぐらいで読めていれば価値観など多様だと思えるだろう

    キューバのカストロの演説のくだり
    スーダンでレストランがないところでお金もなくてお腹が空いたらどうするのと聞かれた話

    後半の日本編が少し蛇足だが面白い

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    2025年12月20日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ネタバレ

    世界一周をした著者が、世界中で色々な動物の肉を食べた話、であることは 表紙からも伺い知れることだけれども、予想をいい感じに裏切って、その肉を食べるまでの現地の人たちとのやり取りや状況が面白かった。 肉の味や噛み応え等、レポートぶりも良いが、素直に各章でオチがつき、楽しめた。

    羊や 山羊の脳みそを食べた話で、昔流行った狂牛病を思い出す。著者はきっと献血できないんだろうな。

    世界を旅行できるこの著者の行動力に感心。憧れるなあ。

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    2025年12月13日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    今年27冊目
    個人的にとてもおもしろかった。
    やっぱり海外行きたい!!
    自分の目で見て聞いて体感したい!!
    この本を読んでいると日本人は外国人にこんな親切にできるのか、見返りを求めずに赤の他人を助けることができるのか、自分自身にも問いかけた。
    テレビニュース、ネットでいろんな情報があるけど、その国に行かないとわからないことも沢山ある。子連れ海外が夢だけど、塾とか日本での教育にお金をかけるよりこういった海外に連れて行くことで得られる経験とか価値観ってすごく将来に有益なんじゃないかなって。
    あーーーー、お金貯めよ!!
    私も夜逃げ貯金始めようかな。笑

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    2025年11月04日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    面白かったし、人生訓としても良かった!

    よくある感じの、世界で出会ったおどろきのこと!という感じより、自分がイメージしていた外国と良い意味で違う現実と、日本では当たり前の価値観を疑うきっかけとなったエピソードを中心に書かれているのだが、そのよくある感じとは一線違って読めた。文章が良いからなのと、自慢っぽくなくて、辛かったら逃げたらいい、というのが根底にあるので、彼女の考え方がまず優しいから読みやすいのだと思った。また随所で出てくる猫ちゃんのイラストが優しくていい。
    貧しくても知らない日本人に優しくしてくれる外国の人たち。銀歯が取れた著者のために仕事を休んで歯医者に連れて行ってくれた人。キリマ

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    2025年11月03日
  • 逃げ続けたら世界一周していました

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    精神的に辛くなった時のための「夜逃げ(旅行)貯金」はいいなと思った。遠くでなくても、行き詰まったときは、いつもと違うところへ日常を忘れてリセットするのはいいですよね。自分が壊れる前に逃げることは必要だと思う

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    2025年10月24日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    適当に読んだけど結構面白かった。へんな肉もワニあたりをジビエ〜と言ってるのかと思いきやかなり変わった肉を食べてるし胃が強そう度胸と体力ありそう、でも「この卵、やる気がない!」とか「シェフは高速でファイヤーしている」とかダチョウに追いかけられてマサイ族に爆笑されたり女性のゆるふわ文体でイラストは輪をかけてゆっるゆる(本当に美術科卒なのか?)で、そんな女子高生の日記帳みたいなテンションでゲテモノ食べてる、その明るさがいい。世の中いろんな食べ物があるんだなー、私の経験してないことってたくさんあるんだろうな〜世界って広いな〜

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    2025年08月18日