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Posted by ブクログ
⬛︎生命力を感じる
牧場で食べた水牛の血のテリーヌの味が忘れられずにいた時に目についたこちらの本。世界中を旅した著者が、現地で食べた変わりもの食材が「美味しい」も「まずい」も正直な感想でまとめられています。
食べるに至った現地の人たちとのエピソードも楽しく、過酷な旅ながらもコミカルに書かれていて面白いです。
羊の脳みそやアルマジロなど、馴染みのない食材が意外と美味しい…!という事実に驚きと共に、食べてみたいな〜という好奇心がフツフツ。
すごいものを食べるんだな〜と思いながらも、日本人が普通に食べるアンコウや白子なども、外国人が見たらギョッとするんでしょうね。
現地に生きる生物を最初に食べた人たちや、それらを食べることを文化として根付かせた人間の、生命力を感じました。
Posted by ブクログ
世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。
ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。
そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。
日本人にとって「へんな肉」だけど、現地の人にとってはいつもの食事。「美味しいよ。ぜひ食べてみて」と勧めてくれる。
そんな出会いや文化の違いも垣間見れて、楽しい。
また、ダチョウに襲われたり、水牛の乗り心地の悪さに牛酔いしたり、ホテルの部屋に幽霊?が出たりと、旅のハプニングも面白い。
著者の好奇心と行動力、コミュニケーション能力の高さに感心しつつ、どこか旅に出たくなった。
ただし、私は、旅先で、美味しいものをお腹いっぱい食べたい派ですが。
Posted by ブクログ
お腹が異常に頑丈である。
折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。
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「世界のへんな肉」
もうこのタイトルだけで大好物である。
「世界のへんな肉」
これはもう"声を出して読みたい日本語"に加えてもいいのではなかろうか。
著者は、著者自身にしかわからない理由である日会社を辞め、世界一周の旅に出る。
そして土地土地のいろんなものを食うのだ。
どこでどんな人に出会い、どんな風俗に触れ、どんな乗り物に乗り、どんな体験をしたか。
多彩なものごとを語る切り口がそこで食べた物、特に"肉"である。
だから、肉のことがものすごく詳しく解説されているわけではない。料理や食材のディープな情報が知りたい人には本書は物足りないかもしれないが、私にはものすごく面白かった。
ところ変われば品変わる、の諺どおりにびっくりするような食材(肉だけではなく)が食卓に上がる、それぞれの国の食文化は刺激的だ。
美術学校出身という著者自身によるイラストがまた可愛くて愉快でわくわくする。
同じ目に遭いたいか?と聞かれると後ずさりしてしまうが、未知の食材に出会ったらチャレンジしてみようという勇気がもらえた気がする。
若い頃にこういう冒険、やってみたかったなあ。
せっかくお腹も丈夫なんだし。
著者が訪れた国や地域の中には、政情が不安定であったり紛争その他たくさんの問題を抱えた場所もあるのだろう。能天気に「行ってみた〜い」なんて言えるものではない、かもしれない。
でも、一緒に食卓を囲めるのって相手を知って世界を共有する第一歩でもあると思う。
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若い頃に経験した数少ない海外旅行で、一緒に行った人たちがことごとくお腹を壊す中、私はピンピンしていた。
気をつけていたのは「生水を飲まない」ことくらいであった。鋼のお腹である。
丈夫なのはいいことなのだろうが、日本人の場合むやみに頑丈だとデリカシーに欠ける人間だと思われる傾向がありそうでちょっぴり不安だ。
そして、もういい年になってきたのであまり過信せぬよう、胃腸を労わって生きながらいつか来るかもしれない世界一周旅行に備えようと思っている。
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