白石あづさのレビュー一覧

  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    会社を辞めて世界一周旅行に出た女性が出会った各国の肉料理。アルマジロ、ビーバー、アルパカ、ワニなど。可愛いイラストで紹介。

    既に訪れた国は100以上の筆者。食事はもちろんのこと、何より現地の人々との会話やハプニングも含め、旅を心から楽しんでいる。肉自体より旅全体が楽しい。筆者の明るいキャラに何より...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    日本ではなかなか見かけることの無い、ニッチでマニアックな動物の肉のエッセイ。
    エッセイと言っても小難しいものではなく、気楽に読むことの出来るブログのような印象。

    当方はあまり旅行が得意ではなく、海外旅行なんてもっての外だが、食については高い関心を持っており、この本には不思議と現地に行ってみたい気持...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    世界が「アルマジロ」の美味さに気づいた頃に、白石さんは2周先を回っていて、イグアナの養殖論を打ち、ヨロイナマズの味噌汁を堪能している。へんな肉を通じて切り取られた世界は、ざく切りのようにゴツゴツしているけれど、愛らしい。
    想像と違って(そもそも誰も味を想像しようとしない)まずかったり、うまかったりす...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    世界にはこんな場所があるのか!そして、これを食べてしまうのか!と驚きながらも興味深い内容。
    宗教や慣習の違いも面白い。
    食べた肉への感想が忖度なしの正直なもので、もしかしたら食べたいと思う肉もあるかも?
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    冒頭、「とりあえず西回りに旅をしようと神戸から上海行の船に乗り込みました」
    の部分を読んでめちゃくちゃ驚きました。

    20代の女性がそんな一人旅なんて怖くないのだろうか?それこそレイプや強盗の危険もあるし。

    変わったものを食べるとすぐにお腹を壊す自分から見たら、色々な肉を食べる経験は
    羨ましくも、...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    愛すべき生き物が食肉に思える瞬間を文章で切り取ってくれた。思い立って世界を旅した著者だから説得力のある様々な肉。
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    日本で親しまれていない食べ物を食べるのは勇気がいるし現地に行く時間やお金はありませんが、この本を読んでいると白石さんと一緒に旅行に行っている気分になりサラサラと読めました。
    可愛らしい絵や親しげのある文章がさくらももこ先生を彷彿させる本だと思いました。

    「こんな物も食べるの!?」と言うものがたくさ...続きを読む
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う
    知人に面白かったとオススメしてもらい読んでみました。
    お坊さんの本と聞いて、よくある怒らない穏やかな心になるには、みたいな本だと思ってました。
    でも全然違った!!ものすごい波乱万丈な人生を送ってインドで仏教を広める活動をしている、エネルギッシュな猛烈おじいちゃんなお坊さんの本でした!
    こんなすごいお...続きを読む
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う
    すごいお坊さんの話だった。
    こんな方がいらっしゃるとは全く知らなかった。
    密着取材された著者にも興味が出てきた。
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    書店でとにかく薄いヤツを探していたら目に飛び込んできたお手頃そうな本。新刊が平積みされるなか、たった1冊ひそやかに書棚にましましていたから何年前の本だろうと思ったら、令和元年とあるじゃあないか。憂き目ともいうべきこの扱いが果たして納得できるものなのか読んでみましょう。

    面白い。肉を食べ歩くだけの旅...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    えっ!それたべるの!?という日本にいたら生涯食べることはないのではないかというタイトル通りへんな肉たちでした。自分の知らない世界を覗けるのはとても楽しいし、知識も深まりました。
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    世界各国で、その土地に根差した動物の肉を食した旅行記。
    どれもこれも癖が強く、食欲をそそられるものではない。
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    世界のお肉の話ですが
    世界のいい人たちの話でもある
    世界の人達にお肉を振舞ってもらえて仲良さげで楽しそう
    挿絵がかわいい
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    短い時間に気軽に読めるエッセイ。旅行記にもへんな肉もそれほど掘り下げてるわけではないので、入門編と言ったところかな。もっとすごいのを想像しすぎてました笑笑
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う
    佐々井秀嶺師の現地インドでの活動を追ったドキュメント。当然のことながら、その生い立ちからインドに行くに至った経緯もざっと触れられている。ただ、山際素男氏の著書『破天』を読んだ者としては、すこぶる物足らない。あの迫力が全然感じられないのだ。この本の中で、佐々井師が「これぞ儂の遺書だ」と述べたそうだが、...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    旅と肉!ワシの大好きな要素二つが揃ったエッセイ。

    20代で3年かけて世界一周の旅をした著者が、世界各地で食べた肉を、食べるに至ったエピソードも込みでレポートする。本になると思わず写真がないとのことで、描かれたユルいイラストもいい味。

    本当に世界中で、キリン、リャマ、雷鳥、カブトガニ、他様々。中に...続きを読む
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)
    イラストがかわいい、でも内容は結構はっきりと臭いとか不味いとかこれじゃないとか書いてあっておもしろかった
    著者のようなコミュニケーション能力とハートと胃の強さが私にも欲しい