白石あづさのレビュー一覧

  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    最近ジビエに興味を持っていたので、この本は好奇心をくすぐられました。まさに所変われば品変わるということで、日本では動物園でしか見ないような動物が平然と食べられていたり、ゲテモノではと思うようなものまで食べていたり。自分の常識を超えるような経験をしてみたくなります。

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    2025年07月20日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    紀行文?を読むのは好き。
    多分自分は死ぬまで行くことがないであろう国のことを色々想像しながら読むには楽しい。
    挿絵かわいい。

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    2025年04月20日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。
    ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。
    そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。
    日本人にとって「へんな肉」だけど、現地の人にとってはいつもの食事。「美味しいよ。ぜひ食べてみて」と勧めてくれる。
    そんな出会いや文化の違いも垣間見れて、楽しい。
    また、ダチョウに襲われたり、水牛の乗り心地の悪さに牛酔いしたり、ホテルの部屋に幽霊?が出たりと、旅のハプニングも面白い。
    著者の好奇心と行動力、コミュニケーション能力

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    2024年07月10日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    お腹が異常に頑丈である。
    折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。

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    「世界のへんな肉」
    もうこのタイトルだけで大好物である。
    「世界のへんな肉」
    これはもう"声を出して読みたい日本語"に加えてもいいのではなかろうか。

    著者は、著者自身にしかわからない理由である日会社を辞め、世界一周の旅に出る。
    そして土地土地のいろんなものを食うのだ。
    どこでどんな人に出会い、どんな風俗に触れ、どんな乗り物に乗り、どんな体験をしたか。
    多彩なものごとを語る切り口がそこで食べた物、特に

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    2024年06月22日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    日本人のお坊さん、佐々井和尚がインド仏教の頂点に立ち、1億5千万人の信者をまとめている。
    なぜ、そんな和尚になったのかを密着取材してその人間味を書き記している。凄い人の一言。

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    2024年05月11日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ネタバレ

    味わいあるイラストと共に綴られる普段お目にかかれない変わったお肉の感想

    ラクダ、リャマ、イグアナ、ビーバー、カブトガニ。それって食べられたんだのオンパレード

    国が変われば雷鳥すら食べられる
    美味しくはないようだけど

    犬ぞりの話や、島でオーストラリア人夫婦とウサギ肉を狙った話とか特に面白かった
    どうなったんだろうね、あのウサギ....

    インドでは牛を食べるのはダメだけど、水牛なら食べられるのは初耳

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    2024年03月15日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    タイトルからいわゆるB級グルメ本かと思っていたのですが、基本的には旅行記ですね。

    タイトルの通り肉料理が主体の旅行記ですが、肉の種類はジビエ系がほとんどかな?単純に日本ではほとんど食べられていない肉ってだけですが。
    羊肉なんかだと、日本は北海道が中心ですが、中東域では一般的に食べられてたりしますし、さらに脳みそもしっかり食べますので。

    その料理そのものよりも、料理に行き着く話が波乱万丈と言うか、トラブル多発というか、一筋縄では行かないのがなかなか良いです。

    ただ、ちょいちょい「気持ち悪い」って感想が出てくるのが引っかかります。気持ち悪がり方が、そこまで嫌がらないでもとは思いました。
    酷い

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    2024年03月05日
  • 世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う

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    ネタバレ

     YouTubeの動画よりこの著書に出合う。
    何と表現して良いのか戸惑うほどの人間臭さと豪快さが魅力である。

    『 佐々井さんがインドで目指している仏教は今の形骸化した日本の仏教ではなく、生活のなかに溶け込んだ実践仏教なのだ。』

     わたしの知らないインド・世界だった。 
    平和な日本では知り得ない、賄賂や陰謀などが渦巻く恐ろしい事態が次々に起こるが、著者のユーモアある温かい文章が、読みやすくしている。 とてもありがたい。 そして、感動をもたらす。
    とてつもなくスケールの大きな人生(人)と、感動した。

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    2023年10月03日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    センスの成せる技か。本のタイトルがまず目に飛び込み、結局それで買った。
    じぶんには読み易い文章。
    著者には失礼だが、妙に古い言い回しの多い読後感。こんな言葉遣いは最近あまり聞かないなと感じつつ、著者の旅先でのおかしな体験や土地の料理の話に惹かれて頁をめくった。どの話もとても楽しい。
    200頁弱。最後まで興味を失わず読めた。

    残念だったのが、巻末の丸山ゴンザレス氏の解説。
    料理を巡る旅の本へ、わざわざ自身のトイレ話(大)を載せ、挙句に盛ったまで書くことはなかろうと感じた。そんな駄文よりもっと著者の紹介を。

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    2023年05月03日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ひつじの脳ミソスープとか、ラクダ、ひつじ、ワニのこぶ他色々な肉を食べ尽くした著者の珍道中な内容。結構勇気がいるなあ。

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    2023年03月10日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    クレイジー「グルメ」ジャーニー、世界一周の旅に出た著者が出会っためくるめく肉たち。
    ラクダのケバブ、キリンのジャーキー、アルマジロのブラウンシチュー、イグアナのスパイス炒め、トナカイのカルパッチョ、ビーバーのプラム煮込み……。
    世界ではいろんなお肉が食べられているんだなぁ。
    旅先で出会った人たちとの、交流や会話のやり取りもポップですごく楽しそう。
    数々の面白&衝撃エピソードに、「写真でみたかったー!」という気持ちもありつつ、ゆるかわ猫ちゃんの素朴なイラストがそれをいい具合に緩和してくれてもいる。
    誰かにおすすめしたくなる一冊です。

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    2022年11月16日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    ((読み始めたばかり))

    尾畠さんの人間性には、本を読まずとも惹かれていた。

    この本を知ったきっかけは、この本の著者である白石あづささんがこの本について書いた記事を読んだからだ。

    その時から私は、白石さんというひとりの人間に惹かれていたのだろう。

    効率悪かろうが、不器用と言われようが、本に書かれている一言一句、ついつい読んでしまう。

    まだ冒頭の部分を読み終えただけなのに、涙が滲んできた。

    すごく良い本。

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    2022年11月06日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    ネタバレ

     とても面白い。
     この一言に尽きます。
     海外で食べられている肉は私たちからすると驚くものが多く「えっ、これ食べるの?」というものもありました。特に、インドは「牛肉」は食べてはいけないけど「水牛」は食べても良いというのはそうなった意味も含めて面白く、驚きでした。

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    2022年03月28日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    本書は、2018年8月に瀬戸内海に浮かぶ屋代島で2歳の男の子が
    行方不明になり、警察消防が150名体制で捜索しても
    見つからない事件があり、無事3日目の朝に発見した『スーパーボランティア』で
    有名になった尾畠さんのお話です。

    以下、面白かった言葉とかをメモ。

    高齢者ほど『キョウヨウ』と『キョウイク』が必要。
    キョウヨウは、今日、用がある。
    キョウイクは、今日、行くところがある。

    夢だった、魚屋を始めたのが29歳の時。
    65歳になったら、辞めて、今までお世話になった人に恩返しをしようと決意。

    その1つ目が、66歳で日本縦断。それも徒歩で。
    距離は3250キロの旅。
    九州の大隅半島、佐多岬

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    2022年03月06日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    進化論で有名なダーウィンは、モリフクロウを食べたそうです。そこから興味をそそられて購入しました。

    日本では禁止されていないものの、食べようという気にならない動物が多い事に気が付きました。
    個人的に興味深いのは羊の脳みそ。白子のような、豆腐のような舌触りなんだとか。形が気になるなら、すり潰して成形しても良いのかなと思いました。
    そういえば、日本では牛の脳みそは廃棄されてしまうのでしょうか。ちょっと気になりました。

    作中に「悪魔の使い」的な動物が何度も出てくるのも面白かったです。

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    2021年10月07日
  • お天道様は見てる 尾畠春夫のことば

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    無茶苦茶な存在「尾畠春夫」さんに迫るルポ。

    尾畠さんの考え方、社会批評眼は、なんら奇異なところはなくストレートに修身的。圧倒される要素は何かといえば、思想のことごとくを実行に移す行動力と、行動し続ける持続力。行動力と持続力において無茶苦茶だということ。

    存在自体が熱源というべきか、発光体というべきか。

    尾畠さんの持論に耳が痛いばかりなので、ごめんなさいと心の中で呟きながら、人生訓の領域は駆け出して逃げたい気持ちだったが、それら身につまされる面はほどほどにお許し願いえるのが本書のテイスト。

    めったにない超個性「尾畠さん」を、世の中からおかしみを切り取ることが真骨頂の白石さんが、心底惚れ抜

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    2021年09月28日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    これだけの珍味⁈を実食する勇気に感動する‼︎
    食レポの表現が味を想像しやすい言葉なので、この本を読んでいると、自分が旅の中でいろんな肉を食べているような感覚になれて楽しかった♪

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    2021年09月14日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    会社を辞めて世界一周旅行に出た女性が出会った各国の肉料理。アルマジロ、ビーバー、アルパカ、ワニなど。可愛いイラストで紹介。

    既に訪れた国は100以上の筆者。食事はもちろんのこと、何より現地の人々との会話やハプニングも含め、旅を心から楽しんでいる。肉自体より旅全体が楽しい。筆者の明るいキャラに何より好感が持てる。

    「旅のおもしろさは、いい人も悪い人も、動物も食べ物もひっくるめて出会いなのだと思います。」

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    2021年05月17日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    日本ではなかなか見かけることの無い、ニッチでマニアックな動物の肉のエッセイ。
    エッセイと言っても小難しいものではなく、気楽に読むことの出来るブログのような印象。

    当方はあまり旅行が得意ではなく、海外旅行なんてもっての外だが、食については高い関心を持っており、この本には不思議と現地に行ってみたい気持ちにさせられた。
    もし日本で変わった肉料理を出す店を見かけたら、ぜひ入ってみたいと思う。

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    2021年03月31日
  • 世界のへんな肉(新潮文庫)

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    世界が「アルマジロ」の美味さに気づいた頃に、白石さんは2周先を回っていて、イグアナの養殖論を打ち、ヨロイナマズの味噌汁を堪能している。へんな肉を通じて切り取られた世界は、ざく切りのようにゴツゴツしているけれど、愛らしい。
    想像と違って(そもそも誰も味を想像しようとしない)まずかったり、うまかったりする肉。裏切られ、はぐらかされる様子が読んでいて鮮やかで、すがすがしいのは、何故なのか?
    巻末の解説がこの本の魅力をテキスト論的には解説してくれていないので、誰か教えてくれという気持ち。へんです。素敵な本。

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    2021年03月27日