白根美保子のレビュー一覧
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ネタバレ"p40 適格投資家になれ。
P47 私募債、不動産シンジケートなどに洗練された投資家は投資する。
P95 将来どんな生活をするからどれだけお金が必要になるのかを考えて、プランを立てる!!
P99 その投資を成功させるには、その分野の語彙をいっぱい知ること
p107 複雑な投資より、単純であれば単純である程よい
p109 投資とは金持ちになるためのシステム。株価が上昇しようがしまいが、関係ないつまらないシステムである。一喜一憂しない
p118 保険はとても大事である。怪我した時用などに必要
p121 投資はチームスポーツ。弁護士や会計士を使い倒す
p141 みんな手っ取り早くお金持ちになりたいから、時間を投資しない。それは無理。
p143 投資が安全であればあるほど、稼ぐのに時間がかかってしまう
p188 投資家に必要なのは自分をコントロールする力。市場の変化に翻弄されるな
p192 硬貨のよこが削れている理由は人々がそれを削って、金属を採取するのを防ぐため。
p205 みんな株価ばっかり見て、財務諸表を見たりしない。
p251 お金を生み出す最良の方法は、未公開の株に私募段階で投資することである。" -
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お金について勉強したいと思い、本書を手に取りました。
本を読む期間や読んでから次読むまでの間隔が大きかったこともあるので、細かくは覚えていないが、この本を読んで自分が感じていることは
①恐怖に打ち勝つことが大事
②お金の勉強も実際に経験してみることが大事
③コツコツと長期的な目で金持ちになる
①はお金のことになると人間は失敗した時のリスクを考えて大金を使う不動産投資や株での損を恐怖に感じる。しかし、そういう恐怖に打ち勝つことができれば行動できる
②はこれも失敗したくないから人に聞いたり、情報を集めるということに時間をかけていつまでも行動しないのではなく、まずは少額からでも投資してみて資産を増やせる挑戦するのが大事
③は短期的に成功したいという気持ちを抱きがちだが、本書を読むと著者は想像できないような苦労をしており、その上で結果的に金持ちになっていると読み取れる。そのため、今回の本をきっかけに少しずつ少しずつ勉強・実践を行い、大きなお金を動かしていきたいと思いました。 -
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ネタバレ【要約】
著者が少年時代に体験した、全く異なる価値観を持つ「2人の父親」からの教えを通じて、お金の本質と経済的自由を得るための哲学を説いている
①2人の父親と「お金の哲学」の違い
貧乏父さん(高学歴で高収入な公務員の実父)と、金持ち父さん(中卒ながら事業家として大成功した親友の父親)からそれぞれ次のように教わった
・貧乏父さんの教え:
「一生懸命勉強して、良い大学を卒業し、安定した大企業や政府機関に就職しろ」
しかし、彼は高い収入がありながら、死ぬまでお金に苦労し、借金を残した
・金持ち父さんの教え:
「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる方法を学べ」
彼はハワイで最も裕福な人物の一人となった
②「資産」と「負債」の定義
金持ちになるための第一のルールは、資産と負債の違いを知り、資産を買うこと
多くの人が「資産」だと思っている持ち家や車は、実際には維持費やローンでお金を奪っていく「負債」である
・資産:定期的にお金を運んできてくれるもの
株、債券、不動産収入、自分のビジネスなど
・負債:所有しているだけで自分のお金を減らしていくもの
住宅ローン、車のローン、税金、クレジットカードの支払いなど
③「ラットレース」からの脱出
多くの人は、「お金がなくなる恐怖」のために働き、給料が入ると「欲望」に従って支出を増やす
このサイクルを、回し車の中を走り続けるネズミに例えて「ラットレース」と呼ぶ
このレースから抜け出すには、感情(恐怖と欲望)ではなく頭(ファイナンシャル・リテラシー)を使って考え、資産から生まれる不労所得が支出を上回る状態を作る必要がある
④キャッシュフロー・クワドラント(ESBI)
収入を得る方法は、以下の4つの領域(クワドラント)に分類される
学校教育はEやSになるための訓練しか行わないが、金持ちになるにはBやIを目指す必要がある
不労所得を得る仕組みを作るためには、単に給料を得るためではなく、「将来の資産作りに役立つスキルを学ぶため」に働くという意識改革が必要
専門知識、セールス、会計、マーケティングなど、ビジネスを動かすための知識を広く学ぶことが、最高の自己投資となる
・E(Employee:従業員)
安定を求め、自分の時間を切り売りしてお金を得る
・S(Self-employed:自営業者)
自分が働かないと収入が止まる「専門家」の領域
・B(Business Owner:ビジネスオーナー)
他人の時間や仕組みを使ってお金を生み出す
・I(Investor:投資家)
お金にお金を稼がせる
⑤金持ちになるための6つの具体的ステップ
金持ちになるための行動指針
(1)収入を増やす
自分のビジネスや投資を通じて収入源を拡大する
(2)支出を減らす
無駄な負債(見栄のための家や車)を避け、質素に暮らす
(3)リスクを取る
安定にしがみつかず、教育を受けた上で投資のリスクを取る
(4)起業する
サラリーマンのままでなく、自分のビジネスを持つ
(5)合法的に節税する
会社組織を作り、経費や税制の仕組みを賢く利用する
(6)管理を徹底する
自分の貸借対照表(バランスシート)を作り、資産と負債を常に把握する
⑥キャッシュフローのサイクルを作る(マネーツリーを育てる)
得られた収入を負債や消費に回すのではなく、優先的に資産の購入に充てるサイクルを確立する
購入した資産(株や不動産など)から生まれる収入(配当や家賃)を、さらに別の資産の購入に再投資する
このサイクルを繰り返すことで「金のなる木(マネーツリー)」が育ち、最終的に資産から生み出されるキャッシュフローが毎月の支出を上回ったときラットレースから脱出できる -
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息子へ)
この世の中、お金は大切だ。間違いない。
しかし、この本でも訴えているように、お金に関する教育は学校ではしてくれない。なので、大人になって、どこかの年齢になったときに、自分で勉強するしかない。
本書や、本書の前著「金持ち父さん、貧乏父さん」は、お金について勉強しようと意識付けしてくれる良本だ。
お金について漠然としか考えずに生きてきて、真剣に、この本を読んだとすると、目から鱗の衝撃を受けて、人生の転機となりうるかもしれない。
本書の訴えはこうだ。
私たちは下の4つのうち、少なくてもひとつに属している。
1.サラリーマン
2.自営業
3.起業家
4.投資家
1.と2.は、自分で働いてお金を得るグループ。
3.と4.は、自分以外が働いてお金を得るグループ。
お金に悩みたくない人は、3.か4.にチャレンジして、働かずとも、お金に悩むことないぐらいの収入を得ましょう! というのが、本書の主旨だ。
起業家や投資家で生計を立てるのは、リスクが高くて敬遠されがちだが、しっかり勉強して、高い意思をもって挑めば、サラリーマンや自営業で成功するより、よほど簡単だとも、筆者は言っている。
お父さんも、初めて、この筆者の考えに触れたとき、今まで考えたこともない、お金に関する視点を得ることになり、衝撃を受けた。ただ、それでもなお、お父さんはサラリーマンを選択しているし、基本的には、これからもサラリーマンを選択したい。
本書を批判的に見るなら、、、本書は、「お金のために労働するのは、つらいてしんどい」といのが前提で書かれている。しかし、働く意義は、「お金のための労働」だけではない。働くということ自体、喜びであり、人生そのものと考えることができるからだ。お金と労働を切り離した前提で物事を見ると、本書の考えは全てちぐはぐな論理となる。とはいえ、視野を広く持って、いろいろな視点で物事を考えることは重要だ。
この本で教えを、丸ごと受け入れることはお勧めしないが、この本を読んで理解したうえで、自分なりのお金に対する考えを持つようにして欲しい。
きみがお金に困ることがないようにと願う、父より。
(お父さんの本の買い方)
BOOK・OFF \500
(読め、もしくは、読むな)
読め!
(君が・・・歳のころに)
25歳のころに読んでほしい -
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資本主義社会で勝つための方法を書いている。
4種類のボジション
E 労働者、雇われる側
S 自営業、専門職
B 経営者
I 投資家
アメリカでは教科書で紹介されているらしい。
舞台は30年前のアメリカだから、現在と違う部分もあるが、基礎的な部分は変わらない。
雇われる側から雇う側になること。
ビジネスを学び、お金を稼ぐ人生からお金でお金を生む人生にするには、ということをドラマチックに描いている印象。
マネーリテラシーは大切だと思った。
でも、大層なことをやっているため、自分に落とし込むのは難しいとも思った。お金もない、一労働者がすぐ実行できることではないかも。
本の中でも、なぜEが多いのかについて、安定・安心できるからと述べられていて、納得した。
成功するまで挑戦し続けられる資金力と失敗してもどうにかなる若さ。この2つがないと、難しい。
早めに読むべき本だと思った。 -
Posted by ブクログ
## 読書感想文:『金持ち父さんの21世紀のビジネス』
本書は、経済的な不安が広がる現代において、「悪い知らせ」を「良い知らせ」に変えるための具体的な方法論を提示してくれる一冊だ。著者のロバート・キヨサキ氏は、多くの人が直面する経済的な課題に対し、他人任せにするのではなく「自分の財政状態に対する責任は自分でとろう」と力強く訴えかける。それは単にお金を稼ぐ方法論に留まらず、いかにして自分の人生の主導権を握り、情熱を持って生きるかという「人生の生き方」そのものに関わる問いであった。
### キャッシュフロー・クワドラントと「Sクワドラント」の罠
本書の中心的な概念は「キャッシュフロー・クワドラント」である。これは収入の得方を4つのタイプ、E(従業員)、S(自営業者)、B(ビジネスオーナー)、I(投資家)に分類したものだ。特に印象的だったのは、多くの人が独立を目指して陥りがちな「Sクワドラント」に対する厳しい指摘だ。Sクワドラントは一見、自由なようでいて、実態は「ボスがあなた自身」という状況に過ぎない。「ビジネスがあなたを所有している」状態であり、休めば収入が途絶えるため、著者はこれを「奴隷(Slavery)」の頭文字だとまで表現する。
真の経済的自由は、自分がその場にいなくても収入が生まれ続ける「Bクワドラント」にある。Sクワドラントの人が自分の専門分野で一番であろうとするのに対し、Bクワドラントの人は各分野で一番の人を集めてチームを作り、ビジネスという「システム」を構築する。このクワドラントの移行は、単なる働き方の変化ではなく、価値観や考え方を根本から変える必要があるのだ。
### なぜネットワークマーケティングなのか?
では、どうすれば普通の人がBクワドラントへ移行できるのか。その具体的な手段として本書が一貫して推奨するのが「ネットワークマーケティング」である。重要なのは、このビジネスの価値が「一カ月にいくら儲けられるか」という短期的な収入にあるのではない、という点だ。その真の価値は、収入を生み出し続ける「資産」を築くことにある。持ち家が資産ではなく負債であるのと同様に、収入の「質」こそが問われるのだ。
ネットワークマーケティングは、製品を売り込むビジネスではない。「ネットワークを築くこと」、すなわち、同じ志を持つ人々と共に組織を作り、情報を分かち合う「人間関係」を核とするビジネスである。そして、このビジネスを通じて、以下の8つの資産、特に実社会で役立つ重要なスキルと人間的成長を手に入れることができると説く。
* **実社会のビジネス教育:** 成功への前向きな姿勢、コミュニケーション能力、お金の管理、投資スキルなど、起業家に必要なスキルを「学びながら稼げる場所」として提供してくれる。
* **人間的成長:** 内気さや拒絶されることへの恐怖、失敗からの再起など、多くの人が抱える内面的な弱さを克服する訓練の場となる。
* **起業家魂の醸成:** 失敗を乗り越える中で「起業家魂」が育まれ、それがBクワドラントで生き抜くための自信と強さに繋がる。
成功の秘訣は、セールスの才能ではなく「何を複製できるか」にある。誰にでもコピーできるシンプルなシステムを構築し、仲間が成功するよう手助けすることこそが、リーダーシップの本質であり、ビジネスを無限に拡張させる鍵なのだ。
### 「富」の本当の意味と、未来への投資
本書は「お金」と「富」の違いを明確に教えてくれる。「富は収入の大きさで測るものではない。時間で測るものだ」。つまり、自分が働かなくても、今の生活水準を維持しながら何日間生き延びることができるか、それが真の富の定義である。金持ちは収入を得るために働くのではなく、「富を築くため」に働く。
ネットワークマーケティングで得た収入を生活費に充てるのではなく、ビジネスの成長のために「再投資」し、さらにそこから得た余剰資金で不動産などの新たな資産を築いていく。このプロセスこそが、個人の富を形成する原動力となる。
本書は、このビジネスで成功するためには最低でも「5年間」は続ける覚悟が必要だと説く。それは、一夜にして大金持ちになる魔法ではなく、学び、成長し、新しい価値観と仲間を得るための旅だからだ。
経済的自由とは、働く必要がなくなることで、本当に自分が愛することを追求できる状態を手に入れることだ。本書は、そのための具体的な道筋と、何よりも必要な「起業家の考え方」を授けてくれる、羅針盤のような一冊であった。 -
Posted by ブクログ
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## 「若くして豊かに引退する方法」から学ぶ、キャッシュフローとレバレッジの重要性
本書「改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」は、お金の世界で最も重要な言葉が**キャッシュフロー**であり、次に重要な言葉が**レバレッジ**であると繰り返し強調しています。レバレッジは、金持ちとそうでない人を分ける力であり、私たちに有利にも不利にも働くものです。特に、**人間の頭脳**が持つレバレッジは世界で最も強力であり、その使い方次第で人生の経済状態を大きく変える可能性を秘めていると説かれています。
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### お金を生み出す資産と行動
本書が示す金持ちになるための道は、決して複雑なものではありません。むしろ、誰にでも実践可能な**「単純で簡単なこと」**として提示されています。それは、**お金のために働くのではなく、資産を獲得するために時間を費やす**という考え方です。金持ち父さんは、若くして豊かに引退するために必要な資産として、**不動産、紙の資産(株式、債券など)、そしてビジネス**の三つを挙げています。これらの資産を手に入れるための具体的な行動プランが本書の核となっています。
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### 思考と行動の変革
私たちが利用できる最も強力なレバレッジである「頭脳」を最大限に活用するには、**言葉を変え、考え方を変えること**が不可欠であると本書は語ります。「私にはそれは買えない」「私にはそれはできない」といった言葉は、自身の現実を狭めてしまう要因となります。金持ち父さんは、**「箱の外で考える」**ことの重要性、そしてそれを何年にもわたって継続することの価値を説いています。さらに、成功には失敗がつきものであることを認識し、**「勝利の戦略には失敗が含まれていなければいけない」**という視点を持つことの重要性を指摘しています。
また、**「いい支出と悪い支出」「いい借金と悪い借金」「いい所得と悪い所得」**の違いを理解することが、金持ちになる上で極めて重要であると本書は強調しています。特に**「不労所得」**の獲得は、労働時間を減らしながら収入を増やすための鍵であり、勤労所得のために働き続けることは「生涯鎖につながれた、高給取りの奴隷になること」に等しいとまで述べています。
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### 未来を見据えた行動
本書は、**「今いくら稼いでいるかには関係なく、働かずに一年に百万ドル稼ぐことが可能だ」**という大胆なビジョンを提示します。これは、**「より少ないもので、より多くを稼ぐ」**という考え方を実践することで実現可能になると説かれています。そのためには、**「現実を広げる能力」**を養い、時代の先端に立って未来を見通す「視力」が不可欠です。ジョン・D・ロックフェラーやヘンリー・フォード、そしてインターネット関連の有名企業を創業した若者たちの例を挙げ、彼らが未来を見通すことで巨万の富を築いたことを示しています。
チャンスの窓は細くしか開かないため、**「パーティーに遅れて到着した」**状況にならないよう、常に準備を怠らないことの重要性も本書の大きなメッセージです。そして、「未来は、明日ではなく今日きみたちがすることによって作られる」という金持ち父さんの言葉は、今すぐ行動を起こすことの重要性を強く示唆しています。お金を貯めることでも金持ちにはなれるが、それは多くの時間という代価を支払うことになる、と本書は締めくくっています。
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本書を読んで、あなたはどのように自身の「現実」を広げ、未来への行動を計画しますか? -
Posted by ブクログ
はい、承知いたしました。ロバート・キヨサキ著『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』のハイライトに基づき、読書感想文を生成します。
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## 読書感想文:『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んで
### はじめに ― 経済的自由への羅針盤
「経済的自由なしには、ほんとうの自由を手に入れることはできない」。この強烈な一文から始まる本書は、単なる資産形成のノウハウ本ではない。私たちがどのような人生を送りたいのか、そしてそのためにお金とどう向き合うべきなのか、その根源的な問いを突きつける哲学書であった。漠然と抱いていた将来への不安や、「豊かになりたい」という願望の正体を解き明かし、経済的自由へと至る具体的な地図を示してくれる、まさに人生の羅針盤とも言える一冊だ。
### キャッシュフロー・クワドラントという衝撃
本書の核心は、「キャッシュフロー・クワドラント」という概念だ。これは、収入の得方によって人々を4つのタイプに分類する考え方である。
* **E(Employee:従業員)**:他人のために働き、給料を得る。安定を重視する。
* **S(Self-employed:自営業者)**:自分のために働き、収入を得る。独立心が強く、自分でコントロールすることを好む。
* **B(Business owner:ビジネスオーナー)**:自分が所有する「システム」に他人を働かせ、収入を得る。優秀な人材に任せることを得意とする。
* **I(Investor:投資家)**:お金を働かせ、お金から収入を得る。
衝撃的だったのは、多くの人が属する左側のクワドラント(EとS)は、自分の労働力と時間を直接お金に換えているのに対し、右側のクワドラント(BとI)は、他人の時間やお金(システムや投資)を活用して収入を得ているという事実だ。金持ち父さんが言うように、「人より少ししか働いていないのに収入は多く、そのくせ払っている税金は少なく、経済的により安定した状態でいる人たち」が存在する理由が、このクワドラントの違いにあると知り、愕然とした。それは単なる働き方の違いではなく、「価値観や得意不得意、興味といった人間としての内面的な違い」に根差しているという指摘は、深く胸に突き刺さった。
### 「何をするか」より「どんな人間になるか」
本書を読み進める中で、最も心を揺さぶられたのは、「BE(なる)- DO(する)- HAVE(持つ)」という原則だ。私たちはつい、「金持ちに**なる**ために、何を**すべき**か」と考え、行動(DO)にばかり焦点を当ててしまう。しかし、著者は「どんな人間に**なる**か(BE)」が最も重要だと説く。
例えば、失敗を恐れる心。ハイライトにもある「これほど多くの人が成功を達成できないでいる理由は、彼らの失敗の回数が足りないからだ」という言葉は、成功の定義を根底から覆すものだった。クワドラントの右側へ移ることは、単にビジネスや投資を「する」ことではない。失敗を恐れず、他人にどう思われるかを気にせず、人をリードできる人間に「なる」ことなのだ。それは「感情的な成長、精神的な強さ」を身につける旅であり、テクニック以前の心の変革が求められる。
特に、「持ち家は資産ではなく負債だ」という金持ち父さんの教えは、常識を覆すものだった。「資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる。負債はあなたのポケットからお金をとっていく」というシンプルな定義に立ち返れば、ローンを支払い続ける持ち家がキャッシュフローを圧迫する負債であることは明らかだ。私たちは「意見」ではなく、こうした「事実」に基づいて判断するファイナンシャル・インテリジェンスを養わなければならない。
### 明日への一歩 ― ヨチヨチ歩きから始める
では、具体的にどうすればいいのか。本書は、夢物語で終わらせないための具体的なステップも示してくれる。「千里の道も一歩から」「走れるようになるには、まず歩かなければならない」という言葉通り、焦らず「ヨチヨチ歩き」から始めることの重要性を説く。
私がまず実践したいのは、以下の3つだ。
1. **現在地を知り、学びを始める**:まずは自分がEクワドラントにいることを直視し、「EやSのクワドラントで仕事をする一方で、BやIのクワドラントについて学ぶ」ことを始める。仕事後の時間で、財務諸表の読み方や投資の基礎を学ぶことから着手したい。
2. **思考パターンを変える**:「金持ちと貧乏な人の唯一の違いは、暇な時間に何をするかだ」という言葉を肝に銘じ、日々の思考を「金持ちの思考パターン」に切り替える訓練をする。事実と意見を見極め、感情に流されず、数字に基づいた判断を心がける。
3. **師を見つける**:本書が繰り返し強調するように、「よき師とは、あなたがやりたいと思っていることをすでに成しとげ、成功を収めている人」だ。幸いなことに、現代には書籍やオンラインで成功者の考えに触れる機会が溢れている。まずはそうした情報から学び、自分の目標となる人物を見つけたい。
### おわりに
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』は、私にとって単なる読書体験では終わらない。これは、これからの人生をどう生きるかを問い直す「挑戦状」だ。経済的な安定ではなく、「経済的自由」を目指すこと。それは、恐怖心を乗り越え、学び続け、自分自身を変革していく長い旅路になるだろう。しかし、金持ち父さんが言うように、「やめるのはいつだってできる。それなら、なにもいまやめることはないじゃないか」。本書を羅針盤に、まずは未来のための小さな一歩を踏み出そうと、強く決意している。