若木民喜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
若木民喜先生が週刊少年サンデーにて連載中のマンガをノベライズ化したもの……の2巻目。
「テイストの違うストーリーを3編収録」とアナウンスされており、裏表紙にもその内容が書かれておりますがホントにその通り。
・プレイすると殺される呪われたギャルゲーの攻略
・ハクアとの1日デート
・天才少女の育成
この3編が収録されています。
ここで僕が評価したいのは3話目にあたる「レイニー・ブルー・ストーリー」であり”天才”という属性を持つ風瀬青羽の攻略。
今回、オリジナルヒロインがふたり登場するのですが、直球な攻略はどちらに関しても行っていません。
この風瀬青羽は”天才”です。
どんなことでも簡単に、人並み以上に出来るが故、何をしても満たされることがない。
何にも興味が持てない。
だから何も大切に思えない。
”欠けているものが多すぎる”少女。
欠けすぎている心を埋めることは不可能に近い。
限りなく攻略不可能な少女。
そんな少女を桂馬はどう攻略するのか。
彼女はすぐに理解した。
何を?
全てを。
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「お前はいったい、何者なんだ?」
「わたしは」 「あなたの」 「あなたを追いかける者。いつかあなたと並び立つ者」
理解していた。
いつか別れが来ると。
理解していた。
ずっと一緒にいることは出来ないのだと。
理解していた。
ならば。
「せめて誇り高く別れたい。わたしはあなたと並び立つ者になりたい」
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原作・ノベライズ。
どちらも含めて。
現在に至るまで唯一。
桂馬と対等なところ。
同じ場所にいたヒロイン。 -
Posted by ブクログ
今一番アニメで見てみたい漫画。
絵が可愛くてアニメ向きだと思うんだけどまだ6巻だから難しいのかな~~~
容姿端麗、頭脳明晰だけどギャルゲーしか興味のない主人公、桂木桂馬が悪魔の女の子エルシィと一緒に現実(リアル)の女の子の心の隙間に逃げ込んだ「駆け魂」を集めるため、ギャルゲーで培ったノウハウを元に女の子達の心の隙間を埋めるべく口説いて「落として」行くというお話。
(ちなみに「駆け魂」が抜けると桂馬との事は忘れる。という設定です。)
確かにゲーム世界の「落とし神」だけあって攻略の仕方は完璧。
だけど、女の子達の隠れた悩みを見つけ出し心の隙間を埋める、なんてことゲームのノウハウだけでは出来ないと思う。リアルに興味はないといいつつも、ちゃんと相手をよく見て理解してあげられるから、救いの言葉をかけられる。
たとえば今回のヒロインみなみちゃんにかけた言葉
「終わったから次へ進める。終わらない物なんてクソゲーだよ。
いくつもの終わりがあって、いくつもの新しい世界を見て僕らは大人になるんだ。
終わっても残る。全ての終わりが力になる。
だから心配しないで前に進むんだ!」
桂馬が女の子にかける言葉って読者の私達の心にも響くんだよね。
そんな優しさも持っているから桂馬は現実世界でも「神」なんだ。
(リアルでは全くもてないけど(学園一のキモオタ変人だから)でも桂馬がその気になれば100発100中なわけで…正に神!)
女の子達もみんな可愛くて個性的でイイ♪
ラブコメだけどエロもHもありません。
リアルな女の子に興味の無い桂馬が最終的に誰とくっつくのかも超気になる所です。
そしてカバー裏は必ずチェックしましょう。 -
Posted by ブクログ
よかったね。エルシィ。
表紙にでてこられてwww
週刊少年サンデーで連載中の「神のみぞ知るセカイ」がラノベ化。
今回の攻略対象は電波系と二重性格というダブルヒロイン。
主人公である桂馬の苦手ジャンルが”電波系”であるということが判明します。
(ラノベ内だけの設定になるのかなぁ。ロジックで動く桂馬の苦手ジャンルが”電波系”だというのは凄く説得力があったけれど)
マンガのラノベ化というと当たり外れが多いですが、これは”当たり”としていいかと。
ただ不満点が無いわけじゃないんですよ。
この作品が執筆された時期と週刊連載のスピードにどうしてもズレがあるのでそのあたりにちょっとした違和感を覚えるとか。
片方のヒロイン攻略のラストがかけ足になりすぎてて”過程”が飛びすぎじゃないかとか。
とはいえ、ラノベ化作品としては十分に成功。
特にヒロインの心理描写は素晴らしい。
余談ですが、近年のマンガをラノベ化した作品での大当たりは「絶対可憐チルドレン」だと思います。
機会があればこちらも語りたい。