若木民喜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今一番アニメで見てみたい漫画。
絵が可愛くてアニメ向きだと思うんだけどまだ6巻だから難しいのかな~~~
容姿端麗、頭脳明晰だけどギャルゲーしか興味のない主人公、桂木桂馬が悪魔の女の子エルシィと一緒に現実(リアル)の女の子の心の隙間に逃げ込んだ「駆け魂」を集めるため、ギャルゲーで培ったノウハウを元に女の子達の心の隙間を埋めるべく口説いて「落として」行くというお話。
(ちなみに「駆け魂」が抜けると桂馬との事は忘れる。という設定です。)
確かにゲーム世界の「落とし神」だけあって攻略の仕方は完璧。
だけど、女の子達の隠れた悩みを見つけ出し心の隙間を埋める、なんてことゲームのノウハウだけでは出来ない -
Posted by ブクログ
よかったね。エルシィ。
表紙にでてこられてwww
週刊少年サンデーで連載中の「神のみぞ知るセカイ」がラノベ化。
今回の攻略対象は電波系と二重性格というダブルヒロイン。
主人公である桂馬の苦手ジャンルが”電波系”であるということが判明します。
(ラノベ内だけの設定になるのかなぁ。ロジックで動く桂馬の苦手ジャンルが”電波系”だというのは凄く説得力があったけれど)
マンガのラノベ化というと当たり外れが多いですが、これは”当たり”としていいかと。
ただ不満点が無いわけじゃないんですよ。
この作品が執筆された時期と週刊連載のスピードにどうしてもズレがあるのでそのあたりにちょっとした違和感を覚えるとか。 -
Posted by ブクログ
なんという表紙だろう。ローテンションなコメディであり桂馬のキャラクターが話の支柱であることを正しく示している……のか?
ヤンデレから超能力までやたら広い属性をカバーしているアイドル編が、そんなこんなの後に最終的にはああいう結末を選ぶあたり、なんだかんだで昔かたぎな作者だ。
アイドルという職業も「偶像(idol)」とはよく言ったもので、虚構と現実(リアル)の狭間にある存在だ。「よくできた虚構」をこそ望む桂馬にとっては、かのんは二人三脚でしか歩いていけない存在ではなく一人で万民の期待に応える完全な偶像(アイドル)でなければならない。
そう考えるとあの結末は桂馬の必然でもあるわけだ。深い──かどう