針貝有佳のレビュー一覧
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ネタバレ非常に良かった。これからの仕事のあるべき姿と感じた。
国際競争力1位、ビジネス効率性1位。競争力の決め手は時代の変化への対応力。
ビジネス効率性:IMD(国際経営開発研究所)「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」このうちビジネス効率性が2020-2023年4年連続で1位。(確認したらその後も1位を継続している)ビジネス効率性とは、「生産性と効率性」「労働市場」「ファイナンス」「経営プラクティス」「取り組みと価値観」の5つのカテゴリ。このうち生産性と効率性、経営プラクティスが1位で、取り組みと価値観が3位。生産性と効率性:1人あたりのGDP、労働生産性、農業・産業・サービス -
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世界が大注目!“国際競争力2年連続1位”デンマーク発、「世界一ゆるい」だけど「すごい」働き方
幸福度調査でトップ3常連国である「北欧の幸せな国」デンマークは、2022年・2023年と2年連続で「国際競争力1位」に選ばれた。
千葉県よりも人口の少ない北欧の国が、なぜ世界と肩を並べるビジネス国に成長できたのか。
デンマーク在住の著者がビジネスパーソンを取材してわかったのが、その生産性の高さ。
DXを活用し、圧倒的スピードでプロジェクトをこなす一方で、午後4時に退社して家族との時間を過ごす。
高い生産性とワークライフバランスを実現させる要因は、「ムリしない、させない」時間の使い方と職場の人間関係に -
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■大きなイノベーションを起こせるのは「出だし」だけ。最初にコンセプト(何をしたいか)を明確にすることが重要だ。
■最強のチームは「コミュニケーションが楽」デンマークの最強のチームには3つの特徴がある。
①少人数
②「でっかい夢」を共有している
③メンバーの「強みが異なる」
■得意分野が違う3人が同じ目的を共有すると、大きく前進できる。
■タスクではなく「ゴール」を明確にする。何が起こっても、目指すべきゴールがわかっていれば、指示がなくても自分たちで判断して進んでいける。
■メンバーの得意をどう伸ばすか。メンバーの得意をチームの中でどう活かすか。メンバーやチームの得意を会社にどう活かすか。お互い -
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一般的にイメージされる日本とは真逆に見える仕事との向き合い方の根底にあることの考察多数。すごく素敵なデンマーク人しかでてこないところがちょっと気になるが(駄目なやつもいるんだろうな~)、面白い本だった。デンマーク人の人生観、仕事観、家族観はいい意味でドライであり論理的であり理にかなっているように読めた。じゃあ日本人は?一生懸命というのが日本人のいいところなんだろう。社会として成功しているのはどちらなのか、判断の難しいところだけど、個人個人が幸福感を感じているという点でデンマークか。いや、客観的に品質管理が行き届いた日本だという意見もあろう。この点でも自分が好きな方を率直に選べればいいのにね。
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とてもとても勉強になりました!
■ 学び
雑談=相手の背景や自分の思いを伝えるツール
雑談をするとお互いの理解度が高まり、要所要所でスムーズに
多様性がヒントを生む
相手を否定しないポジティブなコミュニケーションが組織の成長を生む。色々なアイデアが出てくるから。
相手を尊重するアサーティブなコミュニケーション
否定しない。〇〇な方法がありますよ、というコミュニケーション
余白で多様性を仕入れ、アウトプットする
発散と収束
人の協力が大きなアウトプットにつながる
現場・会いたい人に触れる
諦めない。行動し続ける
■ アクション
色々な人と1on1する
雑談する
心理的安全性のあるチームを作る -
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2022年・2023年と2年連続で国際競争力ナンバーワンに輝いた国、北欧のデンマーク。それどころか、世界デジタル競争力、電子政府ランキング、環境パフォーマンスでいずれも1位、SGDs達成もトップ3常連国と、国際評価の高さを数えれば、日本ははるかに及ばない国デンマーク。デンマーク人が大切にするのは家庭、次が仕事、そして余暇・趣味活動と続く。仕事も生活のためではあるが、仕事を楽しみ、タイパを意識する。夏のバカンス・長期休暇でリフレッシュする。一方で、夕方の家族の時間を大切にしつつ、子どもたちが寝静まった夜間や早朝に溜まった仕事を終わらせる。夕方は、多くの国民が仕事を終えるので、スーパーや飲食店で
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smile editors / 明知直子 / 鎧麻樹 / 歌野嘉子 / kukkameri新谷麻佐子 / kukkameri内山さつき / 萩原健太郎 / 針貝有佳 / 林イグネル小百合 / ヴェントゥラ愛5.0 (1)
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北欧五か国に在住又は精通しているライターさんが、北欧の四季折々のトピックスを日めくりカレンダーのように4月1日から3月31日まで綴ってあります。よく知られた話から全く知らなかったエピソードまで、多種多様な物語を読むととても楽しめます。
フィンランド編では、「窓辺にガラス製品を置く人が多い理由」、「ニンジンを生食でポリポリ」、「お礼にシニネン(ファッツェルのチョコレート)」、「森のふかふか、レインディアモス」・・・まだまだ知らなかった人々の暮らしの一端に触れることができます。そしてホテルのサウナの壁に備え付けてあった謎の大きなペーパーロール、使い捨てのお尻の下に敷くシートだそうです。当時、